富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの裏道

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サイトを作ってます!

2011年2月17日 10:07 PM

もうかれこれ何年来のプロジェクトなんでしょう・・・・。
濱田ファームのサイト(ホームページ)。

今年の目標!
今年の目標!?
今年の目標・・・・、
と言い続けて既に4年以上は経ったと思います。

が!
じぇんじぇん進まず。
いや、
友達からいただいたかなり古いバージョンのビルダーで、
ちょこっと作りかけた事はあったんですけどねぇ・・・。
もう、
トップページ作るだけで息も絶え絶えに。
その後もう一度奮起して、
最新のビルダーも買うには買ったんですが。
もう半年くらい前に。
何と、
封さえあけてません・・・・。

これではいったい、
いつになったらサイトができるやら。
っていうか、
できたとしてもそれは、
膨大な時間と頭と労力を使って、
きっと愛着はありありだろうけれど、
でも自分のデザイン力ではかなりトホホなできあがりになっちゃうんだろうなと。

というわけで、
ここはサクっとプロの方にお任せする事にしちゃいました!
料金的には高いには高いかもしれませんが、
自分で作る時間数×時給で換算すると、
でも実はかなり妥当な料金でもあるわけで。

これまで既に何度か打ち合わせをさせていただいたのですが、
先日ラフなデザインが仕上がったという事で、
早速拝見することに。

今回お願いしたのは、
黒部の印刷物はど~んとお任せ!の、
菅野印刷興業さん。

以前、
黒部藩というサイトの取材でお世話になった事がきっかけで、
その後もいろいろお付き合いさせていただいておりました。

サイトのデザイン案、
こんな感じになっております。
えへへへへ、
けっこう良い感じでないですか?

まだまだトップページのデザインのみで、
これから各ページやらテキストの用意やらで、
きっと道のりは長いと思いますが、
完成が今から楽しみです!

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●お休みのお知らせ 
2月26日(土曜日)~2月28日(月曜日)
マルシェ・ジャポン出店のため、
上記の期間お休みいたします。
この間にいただいたお米のご注文については、
休み明けの3月1日(火曜日)に返答させていただきたいと思います。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いたします。
なお定期配達・発送の分については、
休み期間中でもお米をお届けいたします。

● マルシェ・ジャポンに出店します!
2月26日(土曜日)@六本木アークヒルズ10:00-14:00
2月27日(日曜日)@青山国連大学前10:00-16:00 
減農薬コシヒカリ・こだわり栽培コシヒカリの300g&1.5kgの、
小袋と量り売り。
無農薬の米粉や米粉クッキーもあります♪

快晴の中めあわせ会

2011年2月16日 10:02 PM

多くの方がお忘れかと思いまが、
ワタクシ昨年一念発起しまして、
農産物を検査する資格を取得すべく奮闘しておりました!

初夏からずーっと講義を受けて、
盛夏にテストをパス、
忙しい秋に実地研修を受けて、
そうしている間に年が明けたんですが、
未だにノーサンブツケンサカンとして登録されてません・・・・。

一体いつになったら晴れて、
ケンサカンになれるんでしょう。
わからん。
この世はわからん事だらけだ。
けど、
めあわせ会(=目をあわせる)という名の鑑定会があるというので、
久しぶりにピンセットで米粒と格闘しまくった。

月1くらいのペースで、
各ケンサカンの米を見る目をあわせるための鑑定会があるそうな・・・・。
あぅ~。

ところで今日の黒部は、
ご覧のとおりの快晴でした!
立山連峰クッキリ!
と、
冬期湛水(=冬の間田んぼに水をはる事)している田んぼ。

稲藁、
いい感じに分解されてるかなぁ~。
もうすぐ春。
田んぼに入る日も近し。
ひぇ~。

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平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。

こめぷろ始動!

2011年2月9日 9:50 PM

今年もこめぷろ、
一気にトップギアで(笑)活動開始です!

こめぷろとは・・・?
という方は、
こちらをご覧くださいね★
もともとの私たちの思いが綴られています。

この中に書いた「ライスロード計画」は、
書いたときはちょっと果てしなき夢か?
とも思ったんですが、
今はそうでもないんじゃないか?
と相変わらず楽観的な私たちは夢をみています。

イメージはハワイ島のコーヒー農園。
または、
日本ではほとんど知られていない、
カナダのオカナガン地方のワイナリー。
この地域のワイナリーは本当にすごいの!
小さな地区にこれでもか!
ってワイナリーがあって、
どこもカナダとはとても思えない個性的且つお洒落な建物。
立派なワイナリーもあれば、
家族的なワイナリーもあって、
どこもほとんど試飲は無料。
アットホームな雰囲気の中でワインを楽しめちゃうんですよね~。

あ~、
オカナガンのワイン、
飲みたいなあ~♪
って、
話がそれまくった!

ま、
とにかく、
直売なんて個人でせせこましくやっていても、
イマイチつまらないもんです。
ここは農家が一致団結して、
黒部ではいろんな農家のお米が直接買えるらしい!
おもしろそーだぜー!
行ってみるかー!
とお客様に積極的にアピールしていきたい!
そんな夢をいつか実現できたらいいなと思っています。

そんな壮大な夢を見つつ、
まずは来年度の事業計画を話し合うべく、
今年1回目のこめぷろ会議決行。

写真は、
ともまるのキチャナイ殴り書き議事録。

会議の内容を聞いていたら、
もう皆やる気満々でいろんなアイデアを話し合ったようで。
きっと、
先日の視察で受けた影響もあるんでしょう。

去年の大失敗(富山市進出→じぇんじぇんダメだった)を経験に、
今年はさらにパワーアップして、
あっちこっちに展開してきたいとオモッテマス!

もしかしたら、
新米シーズンにはイベント等での量り売りもあり?かも?
乞うご期待!

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平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。

パソコンとにらめっこ!

2011年2月8日 10:56 PM

そろそろ確定申告の時期ですね~。
書類用意しなくちゃ・・・・
なーんて甘い甘い!

自慢じゃーないけど、
我が家は書類どころか決算がまだ終わってません(泣)!
決算って、
いったいいつの決算よ?!
ってな感じですよね、
トホホ・・・・。

しかーも!
今過去の日記を確認したら、
去年12月末にも、
何か同じようなトホホと嘆く内容を書いてた・・・。
全く成長しとらん!

誰も助けてくれないので、
しょうがなくコツコツと簿記ソフトで仕分けを入力。

1人でやると途方もなく時間がかかるので、
ともまるを巻き込んでやってます。

ともまる、
仕分けを読み上げる人。
わたし、
仕分けを打ち込む人。

どんな仕事もそうですが、
1人でやると時間がかかる事も、
2人でやるとあっという間!

とりあえず全ての仕分けは打ち込んだので、
後は按分入力したり、
在庫入力したり、
とまだまだ細かい作業があるわけですが、
まぁ、ひと段落、
かな?

とりあえず決算書を作成して、
税理士の先生に無料でチェックしていただく数回のチャンスを利用して、
しっかり仕上げたいと思います!

何だか決算書作成がゴールみたいになってますが、
ダメダメダメ!
これを元に、
去年の経営をちゃんと見直して、
今年の経営に活かさなくてはいけないのだ!
がんばるぞー!

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平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。

設立総会&視察

2011年2月3日 2:29 PM

いよいよ、ようやく、なんとか、
黒部の若手(?)農家の団体が設立できる運びとなりましたーっ!

今までは、
単なる飲み会集団だったやつら(笑)。
それがいつしか、
情報交換の場となり、
そして2月、
正式な団体として設立しました!

単なる飲み会集団だった頃は、
本当にただ飲んでるだけだったので、
何も考えずにただ飲めばいい楽しく愉快な仲間だったと思います。

でもそれって、
本当にただ飲んでるだけで、
何のステップアップもない。
これだけの人数(約20人)もの若手米農家が、
こうして集まってただ飲んでるだけだなんて・・・・
という思いが少しづつ芽生え、
栽培技術や直売などの情報を交換・共有できる集まりへと変身を遂げたのが、
たしか去年。

そしてもう1歩進んで、
何か地域のために活動できる団体として、
黒部の農業や黒部を盛り上げていける団体となろう!
そういう思いで、
数々の試練・苦労、
でも喜びも楽しさもあって、
今回設立できる運びとなりました!

さぁ、
設立したはいいものの、
事業案はまだまだ未定なわけで・・・・。

とりあえず、
何かと進んでいるお隣石川県の農家さんから、
お話を聞かせていただこう!
と、
視察に出かけました。

以下、
視察の内容を事細かくともまるから取材したので、
私なりにまとめてご報告いたします!

まずは、
知らない人はいないはず、
農業会のお笑いスター(?)林農産の林さんを訪ねました。

なんてたって、
「23世紀型お笑い系百姓」の林さんちですから、
看板だって「超普通じゃない」。
っていうか、
何から何まで「超普通じゃない」!

かねてから(私が!)見たいと思っていた、
かきもちの鍾乳洞(自然乾燥させている倉庫)の中で、
多忙な中時間を割いていただきいろいろお話いただきました。
改めて、
ありがとうございました!

それにしても、
地域のために未来の子孫のために、
たくさんの従業員の方と楽しく米作りされている林さんに、
こんな失敗話が隠されていたなんて!
失敗のスケールも桁違い(笑)。
さすが林さんです!

うちのちらしとは違って、
きちんと、でも、林さんのエスプリ満載のオールカラーのちらしは、
とても笑わせて・・・・
いや、もとい!
とても参考になりました。

それにしても細かいとこまで笑えます!

林さんからは、
仲間と一緒になって、
コツコツと一歩一歩地道に、
でもかなり革新的で大胆にこれまで歩んでこられたお話を伺いました。

仲間がいなかったら自分の進もうと思った道を、
もっと早くゴールできるかもしれない。
でも、
仲間がいるからこそ自分の思いもよらない道を、
遠回りや後戻りをしながらも、
ゴールなく進み続けられるかもしれない。
ともまるから林さんの話を聞いて、
私はそう勝手に思いました。

林農産を後にして、
お次は金沢の近江町市場の風土金澤へ。

熱意あふれる石川の農家の方々自慢のお米や加工品が、
ずら~っと並ぶショップ。

以前一度プレオープンの時、
私とともまるとで視察に来たことがあったけれど、
その時とは規模が全く違うお店になって、
並ぶ商品も豊富で目移りしそうなくらいでした!

それにしても、
サイトもすごくしっかりしているし、
何より参加農家など(10社)は皆さん各々サイトを持っているし、
もちろんブログだってツィッターだって、
と、
この時代には当然のツールは当然のように活用されていて、
もうそれだけでもすごいなぁと。

いや、
すごいなぁと思うだけで終わらせず、
私たちもやらなくてはいけないなぁと痛切に感じるわ。

量り売り用のお米も、
ずらーっと並んで壮観!
もう、
何から何まですごいっす!

農家でもこんな事ができるんだな。
いや、
農家だからこそできる事がきっと、
あるんだろうな。

最後に、
「有機栽培農家」の井村辰二郎さんから話を伺う。

無化学肥料・無農薬の有機栽培の場合、
その多くは小規模経営が思い出されるけれど、
井村さんの場合はスケールが違う!
耕作放棄地で規模を拡大し続けて、
今では麦・大豆、水稲で合計180ヘクタール!
180ヘクタールですよ、180ヘクタール!

一般の方にはピンとこないかと思います、
また、
よく言われる東京ドーム何個分という表現、
私個人にはまったくよくわからない広さなので割愛しますが、
濱田ファームの作付け面積が10ヘクタール。
専業農家では小さな面積ですが、
まぁそこそこの大きさ。
うち、
有機栽培している面積はわずか0.5ヘクタール・・・・。
それでピーピー言ってる私たちっていったい・・・・。

井村さんは単に、
有機という付加価値をつけて、
米などを高く売るために作っているわけではないそうです。
有機農産物の安定供給と、
国内自給率の底上げという壮大な理念を持っていらっしゃいました。
面積もさることながら、
もうそんな話を聞いただけで頭が軽くスパークしそうです。
ただただ単純に、
すごいなぁと!

訪ねた時はちょうど、
有機栽培の米・麦・大豆などの穀物や加工品を販売するお店、
「穀屋(たなつや)」さんのオープン前日ということで、
非常に多忙な中でお時間をとっていただきました。

お店の中でお話を伺ったのですが、
写真で拝見していると、
これはもう、私の好みにどんぴしゃりとはまりそうな空間、什器、パッケージ・・・。
これは一度、
オープン後に改めてお伺いしたいなぁと思いました!

井村さんの言葉で印象的だったのは、

●石橋を叩きながら、猛スピードで走る
●命綱を確認しながら、清水の舞台から飛び降りる

な~るほど!
私たちもいきなり有機栽培100ヘクタールというのは無理がありますが、
この気持ちで今後の展開を開いていきたいです★

以上、
視察の内容を私なりにまとめてみましたが、
ともまるから聞いた話をそれぞれのサイトを参考にさせていただき書いたものなので、
事実やその方々の思いなど異なる部分もあるかと思います。
問題があるようでしたら、
お手数ですがご連絡いただければ幸いです。

さぁ、黒部若手農家集団よ!
この視察を通してそれぞれの思い・考えが交錯しているはず。
それをただ単に胸の中で着地させてしまうのではなく、
外に向かって大いに飛んでいってほしい。
と、
外野の私は勝手に思うのでありました。
おわり。

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平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。