富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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ブログ タンボマスターへの裏道

ブログ タンボマスターへの裏道

田植え機は魅力的なアトラクション!

2016年5月15日 3:32 PM

今日もいいお天気!
の日曜日!!
あっちこっちで田植えが行われています。

販売用の苗もほぼ旅立っていき、
ビニールハウスの中も空っぽになってきました。
これで、
私の仕事=苗の管理もちょっと楽になってくる~♪

こんにちは。
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

申し遅れました、私、
このブログ「タンボマスターへの裏道」の書き手、
濱田律子です。

我が家も今日はもちろん、
早朝から田植えをしていますが、
その超真剣モードの田植え作業に可愛い乱入者が2人~。

娘とお友達。
家でずーっと遊んでいましたが、
さすがに飽きて来たらしく、
田んぼに行きたい!
と。

そして当然の流れで、
田植え機に乗りたい!!
と。

遊園地のアトラクションほどではないかもしれませんが、
田植え機は子どもにとって魅力的なようです。

何だか楽しそうに、
歌を歌いながら、
時には「あーーーーーっっっ!!!」と大声を出しながら、

田植え機アトラクションを楽しんでくれたようです。

おかえり!

暑かったから、
用水の水に足をつけて。

後ろでワサワサと働く男どもとは対照的に、
子ども達ののどかな雰囲気。

0歳児クラスの保育園からずっと一緒で、
まだヨチヨチ歩きだった2人が本当に懐かしい!
これからも仲良くね♡

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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1人でお米を作るという事

2016年5月13日 3:53 PM

今日もお天気イいいー!
気持ちいいー!!
新緑が眩しいいー!!!

この週末はこの地域の田植えのピークのようで、
今日も朝から田植え機がそこらじゅうを走りまくっていて、
通勤(主にYKKの工場かしら?)でお急ぎの方にはご迷惑をおかけしております。

我が家もそんな田植え機渋滞の1人・・・、
にはらならず、
なななんとー!
こんな絶好の田植え日和ですが、
代かきしてまーす!
えへ♪

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いや別に、
私たちも好きで代かきしてるわけじゃないんですよ?
思いっきり!
朝からそりゃーもー思いっきり!!
田植えがしたーいっ!!!

んですが、
これが1人で米作りをするという事でもあります。

濱田ファームは、
基本的な作業は濱田智和(愛称ともまる)が1人でこなしています。

種まきや田植え、稲刈りなど、
どうしても人手が必要な時だけは、
ご近所の方やお友達の方に来てもらって手伝ってもらっていますが、
基本は1人です。

理想は、
誰かが代かきしている時に、
ともまるが田植えをする。
そして他の誰かが水の管理をする。

もちろん誰が何をやってもいいんですが、
濱田ファームにはともまるが1人しかいないので、
1人で3役もこなせないんです。
せいぜい2役。

水の管理だけは絶対に毎日しなくてはいけないので、
あとはその日にもう1つの作業だけしかできません。

だから、
代かきと田植えとを交互に、
ともまるが1人でやるしかないので、
田植えを終えるまでちょっと時間がかかります。

でも、
いい事もあります!

ともまる1人が責任をもって
自分のやりたい放題、
もとい、言葉が悪い(笑)、
自分の一番いいと信じる方法で、
作業をすすめる事ができます。

そして、
濱田ファームのお米は他の誰でもない、
濱田智和が作ったお米だと自信をもってお届けできます。

だからこの先も、
規模拡大する事なく、
どちらかというと縮小かな(笑)、
1人でできる範囲・目の届く範囲で、
無理なく丁寧な米作りを続けていきたいと思っています。

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普通の田植えしてまーす!

2016年5月12日 3:13 PM

ちょっと風はあるけれど、
お天気もいいし、
何より普通の田植えだし、
さいこー!!!

※超普通じゃない田植えについてはこちらをどうぞ。

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普通に田植えできる事の喜びをかみしめながら、
ノンプレッシャーで気楽にやってます。

そう、
田植えは頑張ってやったり一生懸命やると、
肩に力が入って苗が真っすぐに植えられません。

オペレーターの腕の見せ所、
苗をいかに真っすぐに植えれるかどうかは、
肩の力を抜いてボーっと田植え機を運転する事、
それ以上の秘訣はありません!

たぶん、
きっと・・・・。

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2016・the田植えスタート!

2016年5月9日 3:50 PM

始まりましたよ~!
田植え!!

2016年の田植え、
昨日8日からスタートです!

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濱田律子です。

田植え初日の朝、
いいお天気ながらもちょっと風が気になる・・・。

風?
そう、
風!

風の強さや向きが、
微妙に関係してくるのがこの日の田植え、
紙マルチ田植えなのです!

紙マルチ田植えという、
超普通じゃない田植えがどんなものか、
説明する前にまずは、
苗を積みましょ。

苗がないと田植えができないわけですが、
私は米農家になるまで、
その苗がどうやって育てられるのかなんて事、
人生の中で一度も考えた事はありませんでした!

社会の授業ではちゃんと、
田植えも稲刈りも、
何なら代かきも、
言葉ではちゃんと教えてくれるけれど、
そして今の時代にはちゃんと体験という授業まであって、
子ども達は田んぼで手植えなんてしたりもするけれど。

でも、
苗の事なんて誰も教えてくれなかったなぁ。

ましてや、
育てるのがこんなに大変だなんて、
自分でやるまで知りようがなかった。

苗がないと田植えができないのに、
誰もが、
田植えの事、
つまりは農作業の単なる1つのイベントでしかない作業に注目して、
苗について真剣に考えないなんて苗がかわいそう!

私たちももっともっと、
苗の事についてというか、
米作りは田植えと稲刈りだけじゃないよ、
それ以外の地道な作業の積み重ねなんだよ、
という事を
このブログで伝えていかなくちゃな。

なーんて、
暑苦しく語っている間に苗が積まれていました。

苗を載せるだけしか用途がない苗コンテナに、
ギューギューに積まれていますが、
我が家の苗、
プール育苗でちょっと長い期間をかけて大きく育てているためです。

専門用語では、
中苗(ちゅうびょう)と言います。
葉っぱが4.5枚くらいです。

一般的な田植えでは、
稚苗(ちびょう)というもうちょっと小さい苗を使います。
葉っぱは2.5枚くらい。

さて、
田植え初日は無農薬栽培の田んぼで、
紙マルチ田植えという方法で田植えします。

これが、
紙マルチと呼ばれる黒い紙。
これを敷き詰めながら苗を植えていきます。

この紙が、
苗がある程度大きくなるまで、
周辺の草を抑えてくれるというわけ。
2か月程度で土にかえっていきます。

ものすごい効力なんですが、
いい事だけではもちろんないわけで。
ちょっとお高いし、
何より重いし、
風があるとヒラヒラめくれてうまく草を抑えてくれない。

なかなか手ごわいです(笑)。

何より!
普通の田植え機ではダメというのが痛すぎます!!!

そう、
紙マルチ専用の田植え機が必要なわけで、
紙が高いとかそんなのどうでもいいくらい、
導入のコストがかかります(笑)。

他にも、
6条(=6列)しか植えてくれないとか、
外周2回まわらなくちゃいけないとか。
あっ、
専門的で難しいですよね。
ちょっとこの辺の説明が難しいので割愛させていただきますが、
とにかく!
普通の田植えと比べて、
めちゃめちゃ!!
いや、
とてつもなく!!!
大変なのですーっ!!!!!!!!!!!!!!

そんな大変な紙マルチ田植え、
なんですが、
草をある程度抑えてくれるという点で、
他のどんな方法にも勝る利点があるわけで。

ある程度って書きましたが、
このある程度だけでもすごくすごく助かるんですよね。

米の無農薬栽培、
かつそれが家庭菜園レベルや自己満足ではなく、
きちんとビジネスとして利益をあげると考えた上では、
とにかく、
雑草をどう抑えるかという点が大事になってきます。
つまり、
収穫量をきちんと確保するという事です。

これまで濱田ファームでも、
いろんな方法を試してきました。
米ぬかをまいたり、
除草機を何度もかけたり、
チェーン除草もやりました。

でも!
いちばん効果的だったのがこの、
紙マルチ田植えでした。

若いうちは、
暑い夏に手で雑草を取る事も頑張れるかもしれません。
でも、
雑草って本当に気分が悪くなるくらい生えてきて、
あっという間にジャングルになっちゃうんですよね。

米を育ててるんだか、
草を育ててるんだか、
わからなくなるくらい。

この先も、
無理なく、いや、頑張りは必要ですが、
無農薬栽培での米作りを続けていく事、
そしてそれを、
ある程度安定した値段と収穫量を維持する事、
それがお客様に求められている1つではないかなと思って、
私たちはこの紙マルチ田植えという方法を選択しています。

とはいえ、
前述の通りすんごく大変なんですよ(笑)。

とにかく!
田植えが思い通りに進みません(笑)。
えぇ、
それはもう、
笑っちゃうくらい。

紙マルチはすぐになくなって交換が必要で、
しかもい田んぼの真ん中でとなると悲惨な状況です。
重いマルチをえっさほいっさと担いで田んぼの真ん中に行けるくらいの、
若手の人手も必要。

そして天気、
何より風の強さが非常に重要で、
一生懸命に植えても風がひらりと紙をめくっていっちゃったりすると、
本当にガッカリします。

超最難関のこの田植え、
我が家は、
毎年さいしょの田植えはこれと決めています!

1日踏ん張って、
朝から晩まで若い衆を集めて植えても、
私たちの能力ではたった9反(=9000㎢・0.9ヘクタール)しか植えられません。

※通常の田植えだとうちは1日2.5町(2.5ヘクタール)くらい植えます。

でも、
初日にこれを頑張ってしまえば、
あとはもう本当に楽ちんで~。
普通の田植えって最高!
楽しい!!
と思えるから不思議。

というわけで、
この後は普通の一般的な田植えです♪♪♪
またその様子は改めて。

あっ、
興味のある方は紙マルチ田植えの動画を貼っておきますので、
どうぞご覧ください。
「あともうちょっとだったのに・・・」という、
私の心の底からの声がつい出てしまっています(笑)。
ゴール直前に紙の交換を知らせるブザーが鳴ってしまいました(^^;)

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355日ぶりに働く田植え機!

2016年5月7日 10:22 AM

いよいよ明日から田植え!
の予定!!

ようやくここまでたどり着いた!
もう、
3月末から始まった春の農作業は、
全てはこの田植えの為!!

育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)も、
トラクター作業(田植えの為の田んぼ準備)も、
ここまで休みなく続けてきて1か月ちょっと。

長かった!
もう疲れた(笑)!!
でも、
全てはこの田植えの為!!!

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田植えをする為に、
3月末から準備を進めてきて、
もう本当に疲労もピークに達しつつありますが、
もうひと気合入れなおして!
頑張らなくては!!

というわけで、
田植え機の整備です。

去年の田植えが終わってから、
今年の田植えが始まるまでの約1年間、
いや、
正確に言うと355日間、
働く事も動く事もせず、
作業所の奥の隅っこで埃をかぶって、
ひたすら寝ているだけだった田植え機。

いきなり叩き起こしても、
そりゃ、
動きたくないですよね(笑)。

というわけで、
眠りから覚ませるべく、
あっちこっちいじってやって起こします。

我が家には2台の田植え機があるんですが、
これが通常の田植え機。

一番最初に登場した赤いこじんまりした方の田植え機は、
紙マルチ田植え機と言って、
田んぼに紙を敷き詰めながら田植えをするという特殊なもの。

無農薬の田んぼで使用します。

どちらの田植え機も、
そもそも動くかというチェックから始まり、
大事なこの爪、
苗をこそげとって土に植えていく部分ですが、
しっかり動作するかなどなど、
なにせ355日ぶりに動いて日の目をみるわけですから、
しっかりと整備してやります。

さぁ!
明日はまずは無農薬栽培のコシヒカリから植えますよ。
トラブルがありませんよ・・・、
いや、
あっても最小限でありますように・・・★

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