富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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種籾をはと胸にしちゃいましょ♡

2016年4月8日 3:51 PM

こんにちは!

無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

3月末からスタートした育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:消毒(温湯消毒→直売用・農薬による消毒→苗販売用)
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

今日は、
4:催芽(さいが)についてお伝えします!

催芽とは、
種籾を温かい水にしばらくつけておいて、
芽を揃える事。

コシヒカリは、
芽が出づらい品種なので、
ここでしっかりと芽を揃える事が重要です!

昔はこの作業、
お風呂でやっていた時代もあったそうです。
その日一日はお風呂は我慢。

今はこんな、
催芽機という便利な物がありまして、
便利なんですが名前の通り、
催芽!
ただそれだけをする為の機械です!!
他には一切、
何の役にもたちません・・・。

催芽をする為だけに作られた機械ですから、
しっかりとは働いてくれます。

こんな風に、
催芽に適した温水(30℃)がくるくると循環して
水温が下がったり上がったりしないよう、
一定の温度に保ってくれます。

催芽は、
温度管理がとにかく大事なんだとか。

ファミリー催芽機。
何がどうファミリーなのかは謎です。

温水につけて芽を揃えるわけですが、
コシヒカリなら何時間つければオッケーですよー!
という決まりなんてものはなく、
その年の種籾の状態だったり気候条件だったりで、
微妙に異なってくるのが難しいところ。

だいたいこれくらいだろう!
と思っていても、
全く芽が出てなかったり、
逆に芽がすごい勢いで出てたりして、
何度も何度も催芽機を確認する年もあります。

芽が出すぎてもオッケーなような気がしますが、
種まきの時に機械にひっかかってうまくまけないので、
ダメなんですよ~。

目安は、
ぷっくりと種が膨らんで、
芽が1mm程度に揃る程度。

これを、
はと胸の状態と言うそうです。
ポッポー。

うん、
いい感じかな。

では、
5:風乾の行程にうつります!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

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直売・通販もしていまーす!

2016年4月7日 11:35 AM

こんにちは!

無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

昨日の晴れが、
もしかしたら今年の最後の満開の桜を見るチャンスだったのかもしれません!
朝から冷たい雨が降り続いている黒部です。
この雨で、
もしかしたら散っちゃったかなぁ。

とも思いつつ、
でも標高の高い山の手の桜はまだまだこれからが見ごろのようです。
山を間近に、
そして海を見下ろす公園の桜、
週末にでも行けたらいいな。

というわけで、
まだまだ桜の気分に浸りたい!
という私の勝手で、
ここ最近の直売関連グッズは、
さくら・サクラ・桜!

濱田ファーム便りは今回で108号!
10年目に突入です!!

発送でお届けする場合は、
段ボールにこんなシールをペタリと貼っています。

宅急便(佐川急便さんにお願いしています)のドライバーさん、
忙しい時期できっとバッタバタだと思いますが、
どうぞよろしくお願い致します!

春の農繁期で、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)に、
田んぼではトラクター作業にと大忙しですが、
そんな事には関係なく、
毎日ご注文の対応はさせていただいております。

私一人でバタバタとやっていて、
しかも育苗作業(→私の担当)と並行して、
しかもしかもこれからビニールハウスでの苗の管理も始まると、
もうそれこそご注文対応は遅れがちですが、
でもでも!
やってます!!

電話はほとんど留守電対応、
メールの返信はかなり遅れがち、
事務所はほぼCLOSEという状態ですが、
すみませんすみませんすみません。

事情をよーく分かっていただいているお客様に支えられて、
ここまで何とかやってきました。
事情が全く分からないお客様には、
どうぞ辛抱強く耐えていただければと思います・・・。

本当に、
すみませんーっ!!!

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土がきたーっ!

2016年4月6日 4:04 PM

こんにちは!

無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今日はいいお天気です!
北アルプスもくっきり見えてるし、
桜も満開。
チューリップも咲き始めたらしい。
となると、
黒部の隣の隣の朝日町の、
舟川べりの桜が気になるー!

とはいえ、
今日は平日。
お仕事たんまり。
お天気がいいと農作業も切り上げられない。

ので、
せめて写真で楽しむ事にしました。

どうです、この景色!!
今日たまたまた訪れた友人から写真をお借りしました。
いやぁ、
綺麗ですよねぇ。

菜の花ももう少ししたら咲くので、
桜・チューリップ・菜の花、
そして北アルプスの雪の四重奏が楽しめるんですよ~。

まだあんまり全国的には知られていませんが、
知られるようになったらすごい人が来そう・・・。
でも大丈夫!
富山はそういう所はのんびりしているので(笑)、
PRも県外にまでは届かないでしょう(笑)。

地元の人だけでこの景色、
しっかり堪能したいと思います(笑)!

さてさて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)も、
田んぼでのトラクター作業も、
どちらも毎日休むことなく続いていますが、
そんな中、
土がドドーンと届きましたよ!

今週末はいよいよ播種(はしゅ)、
つまり種まき!

種まきというと何だか牧歌的な、
楽しそうな、
のんびりとした雰囲気が漂いますが、
いいえ!いいえいいえいいえ!!!

全くそんな種まいているような雰囲気はなく、
大の男5人が総出で休みなく、
ガシガシと機械作業のように行う、
ちょっと異様な光景だったりするんです!

そんな作業が、
一般の人には見られないよう(見られても全く問題はありませんが)、
秘密裏に(というわけでもありませんが)、
こそこそと作業所で行われます!

その種まき、
大量の土が必要になるんですが、
その土が!
この1トンもの容量が入るフレコンという大きな袋に入って、
ドカンドカンと届くんです。

1トンもあるので、
あらよっと♪
なーんて気軽に動かすことはできません!

そこでフォークリフトの登場。
っていうか、
いつでもどこでも常にフォークリフトを使うのが、
米農家の掟(でもありませんが)。

とにかく、
フォークリフトがないと、
そしてフォークリフトが運転できないと、
何も始まりません。

播種は、
種まきなんてとても書けないような機械的な作業と前述した通りですが、
人手も必要なら、
広い場所も必要です。

毎年2回にわけて播種をする濱田ファーム。
去年なにをどこにセットしたのか忘れないよう、
こんな図を記録して残しておきます。

そして、
毎年毎年、
改良点を加えていくので、
毎年毎年、
播種のセッティングの準備がスムーズになっていっています。

とはいえ、
やっぱり準備にはすごく時間がかかるわけで。

播種の当日、
来てくれるお手伝いの方にスムーズに動いていただけるよう、
入念な準備をしていますよ~。

あ、そういえば、
お手伝いの方へのおやつもたくさん買ってこなくちゃ~。
私おやつ係りなので、
この時期はあちこちのお店をかけまわって美味しいおやつを用意してます!

そこまでしなくてもいいような気もするんですが(笑)、
何か使命感に駆られて・・・。
今年も美味しいおやつを求めて走り回るぞー!

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トラクター作業も始まってます!

2016年4月5日 1:56 PM

こんにちは!

無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

春休みも今日で終わり、
うちの娘も明日から2年生になります!

最近は、
新しい漢字を覚えたり、
ひっ算の楽しさに目覚めたりと、
新しい知識に触れる事がとにかく楽しいみたい。

勉強という感覚は全くないと思いますが、
知りたい!書きたい!計算したい!
という欲望が止まらないみたい。

あぁ、
人っていつから勉強が苦痛になるんだろう。

私も若かりし頃は勉強が大っ嫌いだったけど、
今はいろんな事を学びたい気持ちでいっぱい!

ですが、
現実的には仕事でいっぱいいっぱい・・・(^^;)

育苗作業
は順調に進んでいますが、
田んぼでは並行して、
トラクター作業が始まっています!

田植えは5月10日頃からの予定ですが、
田植えに向けての田んぼ準備は今からやらないと、
とても間に合いません!!

田んぼの準備は3ステップ、

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

で、
今は1:耕起をしています。

トラクターの後ろにロータリーという作業機をつけて、
田んぼの土を起こして耕します。

それにしても、
ロータリーの色が怖い・・・。
つや消しのブラックに塗られて、
怖さ満点です(笑)。

ちなみに去年まで、
というか元々の色はこんな感じ
この色がどうも嫌だったともまる、
冬の間に自分で塗り塗りしていたようです。

ちなみにちなみに、
トラクターの色も元々はオレンジだったんですが、
もうそれだけはどうしても許せなかったみたいで、
トラクターの方はかなり前にフェラーリをイメージ(?)した色に塗装しなおしてあります。

どうもその辺の美意識が強いようですが、
周りの農家さんからの理解は全く得られません(笑)。

傍から見ると、
のんびりのんびり作業しているように見えるトラクター作業。

もっとスピードを出して、
バリバリと起こしまくりたいところですが、
そこまでの機敏性はトラクターにはなく。

大きさにもよりますが、
3反の田んぼ(約1000坪)1枚で1時間弱ほどでしょうか。

全ての田んぼが1枚3反と仮定して、
濱田ファームの全ての田んぼ10町(10ヘクタール)を、
1:耕起の作業をするだけで、
33時間かかる事になります。

実際には1反に満たない田んぼもありますし、
隣り合わせでない田んぼだと移動時間もかかるので、
とても33時間では終わりませんが、
ま、
それだけ時間がかかるという事です。

濱田ファームは、
田植えや稲刈りなど人手のいる作業以外の米作りは、
全てともまるが一人でやっているので、
余計に時間がかかります。

でもだからこそ、
間違いなくともまるが作ったお米として、
濱田ファームのお米として自信をもって、
お客様にお届けできるのかなとも思っています。

1人でやっているメリットとデメリット、
どちらもありますが、
秋に美味しい新米をお届けできるよう、
今は目の前の作業をしっかりこなす日々です!

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水の中を漂う種たち

2016年4月4日 1:52 PM

こんにちは!

無農薬・減農薬でお米を作り、
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富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

先週末、
まずは土曜日は、
いいお天気と気温上昇とで一気に桜が開花!
黒部でも例年より早い時期に、
あっという間に満開となりましたー!

そして日曜日は午後から雨。
よし!
これはチャンス!!
と農作業を切り上げて、
富山に来て10年、
はじめて桜の名所・松川ベリに出かけてきました。
雨にも負けず、
風にも負けず・・・(笑)。

その様子を、
濱田ファームのもう1つのブログ、
日々の出来事を綴る「ヒビノコト」の方にアップしましたので、
もしお時間があればのぞいてみてください♪

さて、
桜が咲こうが、
雨が降ろうが、
風が吹こうが、
こちらは休みなし!

育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)、

1:小分け
2:消毒(温湯消毒→直売用・農薬による消毒→苗販売用)
3:浸種
4:催芽
5:風乾
6:播種
7:ハウスへの苗出し
8:出芽
9:苗をならべる
10:潅水と温度管理

の、
3:浸種(しんしゅ)は、
いつも朝一番、
5時起きでやる作業です。

5時。
私はとても起きれません♪

ので、
写真も撮れません♪♪♪

だから、
ここから先の写真は、
ともまる撮影です。

あー、
いいですねー、
朝早くの景色。

北アルプスの向こうから、
朝日が昇ってきます。

浸種(しんしゅ)は、
文字通り種を水に浸す作業。

1日つけたら水を変えて、
毎日新鮮で綺麗な水に浸しています。

水は、
自噴している井戸水からくみ上げています。

この辺りは、
いたる所から水がコンコンと湧き出てくる水の豊富なエリア。
北アルプスからの雪解け水が、
黒部川扇状地の地下を巡り巡って、
ちょうどこの辺りで湧いてくるんです。

だから、
多くの家に井戸を備えていて、
濱田ファームでも、
ビニールハウスの脇に1つ、
そして作業所内に2つ、
井戸があります。

作業所の井戸はちょっと水量が少ないので、
浸種用の水は、
いつもハウス脇の井戸からくみ上げています。

濱田ファームのお米は、
育苗期間中は全て!
このミネラルたっぷりの自噴水を使っています!!

浸種で使う水はもちろん、
苗に与える水も、
ぜ~んぶ自噴水!!

自噴水は、
冬でも夏でも水温はだいたい13℃くらい。

水に浸して、
積算温度(水温×日数)が100℃くらいになるまで、
だいたい1週間くらいでしょうか。

種を水に浸して、
種籾にしっかり吸水させると、
発芽のための生理活性がそろうとか。

さて、
そろそろ4:催芽です!

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