富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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新米のご案内を送付しています!

2015年9月3日 4:23 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

9月に入ってから、
少し蒸し暑く感じる日が続いていますが、
お天気も悪く、
またこの先も悪い日が続きそうで、
あぁ、
今年の稲刈りは厳しい日程になりそうだなぁと予想しています。

例年ならば、
9月下旬には全ての稲刈り・乾燥調製を終えて、
10月1日から新米をお届けできる体制になっているんですが、
今年はもしかしたら10月に入っても稲刈りなんてしてたりして・・・。

過去にはそんな年もあったなぁと、
思い出しておりますが、
さてさて今年はどうなる事やら。

さて、
ちょっと今年は遅れ気味ですが、
新米のご案内を送付しはじめました!

ご連絡先がわかるお客様で、
去年も我が家のお米をお買い求めいただいた方にお送りしています。

メール便でお送りしていますので、
お届けまでにちょっと日数がかかる可能性がありますが、
10日頃までにはお届けできる予定です。

もし、
うちには届いてない!
という方がいらっしゃいましたら、
お手数ですがご連絡いただければと思います。

中身は、
申込用紙とちらし、
そして、
27年産のお米の価格見直しについてのご案内などです。

そう、
27年産のお米から、
価格を見直しさせていただきました。

本当に本当に心苦しいのですが、
去年の消費税の改定後も価格を据え置いていたのですが、
税率アップ分を濱田ファームで負担するにはちょっと大きすぎる増税で・・・。

これまでもずっとお買い求めいただいているお客様には申し訳ありませんが、
ご理解いただいた上で、
それでも我が家のお米がいいと思ってご予約いただけたとしたら、
これほど嬉しい事はありません。

今年も美味しい新米をお届けできるよう、
そしてこの先もずっと長くみな様に喜んでいただけるような米作りを続けていけるよう、
努力を怠らず頑張っていきたいと思います。

今後ともどうぞ、
濱田ファームをよろしくお願いいたします!

※HPやこのブログでも、
近日中に新米のご予約のご案内をアップします。

ぺったんぺったん!

2015年9月1日 9:49 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今日も雨・・・。
もう既にいい感じのイタリア米を刈り取りたいところですが、
なかなか刈れず・・・。
田んぼはさらにぐちゃぐちゃ感に拍車をかけているようで、
果敢にアタックできない状況です。

あぁ、
お天道様、
そろそろ晴れたりしませんか・・・?

と、
お天気まかせの農業は、
ただ祈るだけ。

そして、
お祈りの合間にできる作業を1つ1つ片づけていきます。

今日は、
米袋のハンコ押し。

20kgの大きな袋以外はこうして、
1枚1枚ぺったんぺったんと手作業で、
濱田ファームのロゴのハンコを押しているんです。

大きなハンコなので力もいるし、
けっこう時間もかかるんですが、
このハンコの何とも言えないかすれ具合が魅力でやめられません!

って、
お客様には単なる米袋の1枚でしょうし、
使用後は処分されるというのもわかっているんですが、
1枚1枚ぺったんぺったんする事で、
農家の思いが少しは注入できるような気がして。

それは、
このハンコ押しだけでなく、
米袋の紐を縛るという行為1つでも同じ事だと思うんです。

素敵!
と言っていただける事が多い米袋、
私たちの自己満足・自画自賛ではありますが、
本当に素敵だと思います。

新米のお届けシーズン(10月1日からの予定)には、
それこそ大量の米袋が必要になるので、
今のうちにこうして、
ぺったんぺったんハンコ押しをしておいて備えます!

長野から、濱田ファームへようこそ!

2015年8月31日 2:52 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

ここ数日雨が降っていて、
稲刈り前の田んぼは相当ぐちゃぐちゃになってしまいました。

あぁ、
今年の稲刈りは、
ちょっとハードルが高くなってしまいました。

乾いた田んぼだとコンバインの操作性が上がり、
ストレスなく快適な稲刈りができるんですが、
ぐちゃぐちゃな田んぼでは、
コンバインがちゃんという事を聞いてくれないので、
かなり作業が遅れがちになります。

遅れるだけならまだしも、
コンバインが田んぼにはまるという最悪な事態も・・・。

この辺りは、
黒部の中でもかなり深い、
底なし沼のような田んぼばかりなので、
コンバインもけっこうはまります。

そういえば数年前もはまったなー。
あの時はそこらじゅうのコンバインがはまりまくって、
救出活動も大変だったなぁ。

今年がまたそういう年にならないよう、
お天道様に祈るばかりです★

さて。
濱田ファームには何故だか、
全国から農家さんや農家を目指す若者が遊びに来てくれます。

なんでだろう?
楽しそうに農業をやってるからかな??

ふふふ、
楽しそうなのは実はうわべだけ、
実態はかなり過酷なんですけどね。
皆さん、
騙されてますね、
ふふふふふ。

そして今回も!
騙された若者2人が長野から遊びに来てくれました!

いえ、
騙しても私たちには何のメリットもないんですけどね。

このお二人、
がんも農場という屋号で頑張っておられる、
クロダ君ご夫妻です。

正真正銘の新規就農、
東京でのサラリーマン生活にピリオドを打ち、
今は長野で頑張って米作りをしています。

いやぁ、
すごいなぁ、
何もない所から一から米作りを始めるのって、
相当にすごい事ですよね。

米作りってとにかく農機具がたくさん必要で、
それを購入する資金がとにかく新規就農者にとってはネックなわけです。
我が家は今でもMHKで何とかやってますが、
クロダ君も就農6年目にして未だにコンバインを持っていないんだとか(笑)。

わかります、わかります!
コンバイン、
超高いもんねぇ。
うちも今のコンバイン壊れたら、
農家やめる宣言をずっとしてるくらいだもん(笑)。

注:MHKとは、
M=もらう
H=ひろう
K=かりる
の事。

今回は、
無農薬の田んぼが見たいというリクエストにこたえて、
あえて草取りしていない草ボーボーの圃場をご案内しました(*^^*)

どーだー、
これでもかー!
っていうくらい草が生えてるだろー。
これで満足だろー(笑)。

実はクロダ君とは、
以前からの知り合い。
というか、
ともまるの友達の知り合い。

というかというか、
詳しく書くとなんじゃそりゃ?というご縁なんですが、
ともまるの車関係の友達、
仮にGナマさんという名前にしておきましょう。
そのGナマさんが入り浸ってるとある東京のバーで、
たまたま隣り合わせに座ったクロダ君。

ふと米作りの話になり、
Gナマさんが俺も米作ってる友だち(→ともまるの事)がいると盛り上がり、
Gナマさんからクロダ君という米作りを頑張ってる若者がいると紹介を受けたのがきっかけ。

本当に不思議なご縁で知り合ったわけですが、
こういうのがあるから人生おもしろいな、
と思うわけです。

あっ、
夏休み最後の宿題に追われていた娘も、
一緒に田んぼを見学。

バッタをつかまえて、
それはそれは嬉しそうでした。

皆で一緒にご飯も食べて、
限られた時間だったけど、
何となく私たちの米作りのスタイルを感じてもらえたかな、
と。

いやぁ、
こうして全国からたくさんの農家の方に来てもらえるのって、
忙しい時期だとバタバタになってしまって申し訳ないんですが、
たくさんのパワーと刺激をもらえて本当に嬉しいです。

クロダ君、サキちゃん、
遊びに来てくれてありがとうね!
今度はゆっくりマルシェの後でも飲もうね!!!

タウン情報誌の取材

2015年8月28日 4:36 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

もうあとちょっとで稲刈り、
というこの時期。
取材や視察のお問い合わせが多くなります。
本当にありがたい事です!

ただ、
家族でやっている小さい農家で、
どうしても農作業の合間になってしまう事が多く、
不手際がいっぱいありそうな気がします・・・。
いや、
気のせいじゃないのだけは確かだと思います・・・。

あぁ、
スミマセン。
と、
この場をお借りして謝ります。

これから来られる方、
どうぞその辺を覚悟の上、
よろしくお願いいたします!

先日は、
富山県のタウン情報誌に取材をしていただきました!

急きょ、
田んぼでの撮影のリクエストも入り、
まさか自分の写真が撮られるなんて思ってもみなかったともまる、
服装もひどいもんなら髪もボサボサです・・・(笑)。

そして田んぼも、
ご覧の通り草(ヒエ)ボーボー。

あぁ、
初めから田んぼでの撮影があるとわかっていたら、
もっと頑張って草を取ってたのに。

という、
私たちの考えをよそに、
カメラマンの方は嬉しそうに、
この草こそが!
無農薬らしい!!
と写真を撮りまくってました。

結果、
オーライ・・・?

今年はここまで、
いい感じの実り具合。
収穫が期待できそうです!

そして場所を事務所へ移して、
お米のパッケージ撮影。

そして、
メインはおむすび撮影。

そう、
今回は秋の味覚として、
米農家から富山らしいおむすびを提案させていただきました。

新聞などの取材は、
「自分」や「濱田ファーム」の事をありのまま話せばいいので楽ですが、
この手の取材は、
担当の方が思い描いている紙面構成に近づけられる提案がどうできるかが問われるので、
ちょっぴり大変です。

でも、
カメラマンの方にも担当の方にも記者の方にも、
とーっても喜んでいただけて、
素直に嬉しかった!

ね、
なかなか美味しそうでしょ♪

詳細は、
9月下旬発売のTJとやま10月号で!

どんな紙面になるのか、
楽しみです!
皆さんも是非お手に取ってご覧くださいね~。

クロタラリアを起こす!

2015年8月27日 2:22 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

フェーン現象なのか、
昨日はとにかく暑かった日本海側。
台風の影響で雨風が強かったので、
見回りがてら水を入れて田んぼを回りました。

さて、
稲刈り準備の農機具の方は、
コンバイン乾燥機乾燥調製の農機具と、
ほとんど終わったので、
今度は稲刈り前にやっておかなければいけない、
田んぼの耕起や草刈りをしています。

というのも、
この先稲刈りが始まって、
新米のお届けが落ち着くのが10月下旬。
約2か月間稲刈り以外の農作業がほとんどできないので、
今のうちに管理している田んぼを起こしておいたり、
草刈りをしておかなければいけません。

というわけで、
まずはクロタラリアの耕起から。

クロタラリアです!
雑草ではありません!!
その辺のことはこの日の記事に書いてあるので、
興味のある方はどうぞ★

わざわざ種をまいて育てていたクロタラリアを、
トラクターで起こして土に漉き込んでいきます。

そうして、
ゆっくりと土の栄養分となっていくのが、
クロタラリア等の緑肥作物です。

麦を刈り取って、
クロタラリアの種をまいて育て、
そうして土に漉き込む。

来年ここで、
稲を作付するために。