富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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トラクター作業もやってます!

2015年4月22日 3:06 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

久しぶりの青空!
気持ちのいい春の日です。
というわけで、
農作業もはかどりますよ~。

これまでずっと、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)ばかりお伝えしていましたが、
田んぼではトラクター作業がかなり前から、
えっと、
4月に入ってすぐからだったかな、
始まっています!


あっ、ちょうど富山地方鉄道のレトロな車両が通過!

田植えに向けての田んぼの準備は、
以下の3ステップ!

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今は実は、
2:荒くりの段階まで進んでしまっているんですが、
まだ1:耕起の様子をお伝えしていなかったので、
アップします。

それにしても、
この春は雨が多かったので田んぼもぐちゃぐちゃ。
田んぼによっては、
起こしてるんだから荒くりしてるんだか、
微妙な所もありました。

トラクター作業は傍から見ているとのんびりしているように見えるんですが、
それはただ単にトラクターがそんなに機敏に動けないだけ・・・(笑)。

ゆっくりしか起こせない分、
1枚1枚の田んぼに時間がかかります。

そんなわけで、
田んぼの準備も長期にわたる作業。
田植えが始まる5月8日頃まで、
そして田植えが始まっても3:代かきは並行して、
しばらく続きますよ~!

プール育苗の苗の様子

2015年4月21日 11:30 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今日も寒い黒部です。
こんなに肌寒くていいんだろうか?
っていうくらい、
寒いです。
ストーブはまだまだ手放せません。

そんなわけで、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)の工程、

1:選別
2:小分け
3:消毒
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編1回目・2回目)
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗箱を並べる
11:潅水と温度管理

も少し遅れ気味。
ですが、

白いシートを取り除くと、
こんなにも青々とした苗が顔を出してくれました!

毎年感動するんですが、
この芽が出たばかりの緑色、
本当に綺麗なんです。

写真でお伝えできないのが、
残念。

直売用のお米は、
プール育苗という方法で育てています。
板で仕切られた中にお水をためる様子が、
まるで苗のプールみたいでしょ。

ホースの手直しをして、
お水をたっぷりためれば、
日中温められたお水が夜もほんのり温かく、
苗を守ってくれます。
だから、
夜もビニールハウスの窓は開けっ放し。

そして、
この水が病気の発生も防いでくれるんです。

無農薬での米作りに最適なのが、
このプール育苗なんです。

この先田植えまで、
スクスクと成長する様子を見守ります!

『とやま日記』に紹介していただきました!

2015年4月20日 11:30 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

またまた雨ですねぇ。
気温も相変わらず低め。
ビニールハウスの中の苗も、
なかなか大きくなれません。

が。
そんなに心配はしていません。
春のお天気が不安定なのは毎年の事。
肌寒い日もあれば、
初夏のように暑くなる日もあるでしょう。

田植えが始まる(今年は5月8日前後からの予定)頃までに、
きっとスクスク成長してくれる事でしょう。

さて今日は、
雑誌掲載のお知らせ。
今回は、
『とやま日季』春号で濱田ファームを紹介していただきました!

『とやま日季』は、
「季節ごとに届けられる富山の日記」をテーマに、
一般的なガイドブックでは紹介されない富山の魅力を全国に発信する冊子です。

その春号の中で、
「働く=生きる」をテーマに、
富山に暮らす人々の魅力的な暮らしぶり仕事ぶりを紹介する企画ページ「とやま暮らしの素」で、
我が家を紹介していただきました。

県内のコンビニや道の駅、
都内では富山県のアンテナショップなどで入手可能ですが、
富山県の県HPからもダウンロードできますので(→こちらこのPDFファイル
もしよろしければ是非ご覧ください♪

とーっても素敵な写真と文で構成されているんですが、
思い返せばこの取材はもうかなり前の、
去年の11月でした。

こんな感じで、
5人ものスタッフの方に一日たっぷり密着取材していただいたのでした。
本当にありがとうございました!

ナエナラベール!

2015年4月17日 2:05 PM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

昨日は晴れてちょっと春らしい雰囲気があったのに、
今日はまたまた雨。
肌寒い日となりました。

4月に入ってから寒い日が続いていて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)の工程、

1:選別
2:小分け
3:消毒
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編1回目・2回目)
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗箱を並べる
11:潅水と温度管理

も少し遅れ気味です。

8:苗箱をハウスに出してから、
例年なら中5~6日くらいで10:苗箱並べ作業に入るんですが、
今年は中8日もかかってしまいました!

注:もやしではありません。
注:稲の芽です。

本当はもう少し芽が出るまで待ちたかったんですが、
タイムリミット!

ビニールハウス一面に、
苗箱を1枚1枚広げて置いていきます。

今回並べている苗は、
全て濱田ファームのお米として直売する分。
なので、
育苗方法もちょっとこだわって、
プール育苗という方法で育てます。

木の枠で仕切って、
小さな浅い苗の為のプールを作っていくんです。

そこにブルーシートを広げて、
水が漏れないようにします。

プール育苗は、
農薬に頼らずに苗を育てる場合に非常に有効な手段。
水の中では病気が発生しづらいんだそうです。

濱田ファームでは、
直売用のお米は全てこの、
プール育苗で育てた苗を使っています!

出芽の状態に少しムラがありますが、
ま、
数日で目立たなくなるでしょう。

そうそう、
今回は店チョーことヨネダさんに、
このナエナラベールを手伝ってもらいました。

人出が足りなくって、
本当に困っていたので助かりました!
店チョー、
ありがとうございました!!!

1100枚の苗箱を全て並べたら、
薄いシートをかけて、
いきなり太陽の強い光にあてないようにしてやります。

さ、
いよいよ育苗も最後の工程11:潅水と温度管理。
育苗隊長の私・濱田律子の出番です!
ここから田植えが終わる5月中旬まで(長いなぁ・・・・)、
苗の管理をしっかりしていきますよー!
頑張ります!!

早く出てこい~!

2015年4月15日 9:29 AM

こんにちは!
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

今日も肌寒いし、
雨もやみません。

この寒さと日照不足の為、
育苗作業が少し遅れ気味です。

育苗(いくびょう=稲の苗を育てる作業)の工程、

1:選別
2:小分け
3:消毒
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(準備編1回目・2回目)
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗箱を並べる
11:潅水と温度管理

の、
9:出芽(しゅつが)ですが、
なかなか芽が出てきません!

出芽は、
専用の出芽機を使う農家さんも多いようですが、
我が家はビニールハウスの中で、
じっくりゆっくり出芽させています。

日がさすと、
一気にビニールハウスの中の温度が上がって、
芽もグングン伸びてくるんですが、
ここ数日とにかく寒い。
日がでない。

どれくらい芽が出ているか、
毎日欠かさずチェックするんですが、
まだまだチラホラしか出てないみたい。

なので、
10:苗箱を並べるという作業も、
予定がずれてきちゃいました。

まぁ、
こればかりは天候によって変わってくるので、
あせっても仕方ないですね。
気長にもう少し待つとしましょう。