富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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黒米の刈り取り

2014年9月20日 2:52 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

9月も下旬になりました。
例年は残暑が厳しい日も多いのですが、
今年は涼しいままなんでしょうか。
今日も、
日中は日射しがあるんですが、
朝晩は風も冷たく上着が必要なくらいになってきました。

さて、
稲刈りもいよいよラストスパート。
で、
今日は黒米の刈り取りの様子をお伝え致します。

イタリア米と同じ、
袋取りの小さな2条刈り(2列づつ稲株を刈り取っていく)のコンバイン登場。

いただき物の古いコンバイン、
今にも壊れそうだったのでかなり心配だったんですが、
しっかりと働いてくれました!

そして今年の黒米、
今年は猛暑の影響がなく、
粒がとても黒々としています!
真っ黒です!!
非常に良い出来となりました!!!

刈り取った籾は、
こんな風に袋に貯められていくので、
一杯になる度にコンバインを下りて、

軽トラに積んでいきます。
重いのでけっこう大変。

たくさん取れました♪

去年までは、
はさ掛けにして天日干ししていましたが、
今年はこのままブルーシートに広げての天日干しです。

それにしても、
毎日いいお天気だなぁ。
今年は雨で稲刈りが中断される事もなく、
あっという間に刈り終えられそうです!

残すは、
山の上の田んぼだけ!!
なんですが、
実はこれが大変な事になっていまして・・・。
それはまた、改めて。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

平成26年産新米は、
10月1日からご用意できる予定です!
ご注文方法など、
詳しくは濱田ファームのHPをご覧ください。

詳細は、
こちらのページでご確認いただけますが、
手っ取り早く問い合わせたい!
という方はご遠慮なくお電話ください。

受付電話番号:050-3430-8050
受付時間:10時ごろ~18時ごろ

農作業の為留守にしている事が多くなっています。
留守電にお名前と電話番号を残していただければ、
折り返しご連絡致します。

青山SPIRALに濱田ファームの米粉クッキーが登場!

2014年9月19日 10:21 AM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

い、
忙しくて目が回りそうな日々ですが、
それは稲刈りだけではなくて、
乾燥調製作業もあれば、
今週末の東京からのお客様(農作業体験と取材)をお迎えする準備、
日曜日はそういえば私の誕生日だった!
いえ、別に、それについては何の準備も必要ないんですが・・・(笑)。

あとは、
新米予約のメールやお電話、ファックスの対応、
それに対する準備もろもろ、
10月に入ってからのマルシェの準備、
新たな取材の対応などなど、
稲刈り以外にもいろいろ並行してやらなくてはいけない事がいっぱいだったりします。

とりあえずは、
稲刈りが終わるまであともう少し。
頑張りたいと思います!

今日はひとつ、
東京で開催されているイベントのお知らせです!

南青山の複合文化施設・SPIRALで、
生活雑貨を通して新しい暮らしの提案をしているスパイラルマーケットが、
この秋に300回を迎えるそうです。

スタートしてから約20年(!)の時を経て迎えた、
記念すべき300回目はRing(リング)をテーマに、
いろいろな企画が用意されているようです。

それはそれは魅力的な作家さんの作品ばかりのようですが、
企画の1つsweet marketでは、
人気のお菓子作家さん達が週替わりで登場。

そのお菓子作家さんのお一人が、
濱田ファームの米粉クッキーや黒米バーでお世話になっている、
n*cafeさん。

今回も、
こんなにたくさんの黒米バーを、
このイベントの為にご用意してくださいました!

もちろん、
濱田ファームの無農薬コシヒカリの米粉、
天日干しの黒米を使っていただき、
それ以外にもアーモンド・レーズン・カボチャの種などなど、
ギュッと詰まった味わい深いバーです。

黒米バー以外にも、
もちろん米粉クッキーもありますし、
玉ねぎとピンクペッパーマスタードやトマトチーズ、
かぼちゃクッキーなどなど、
いろいろ魅力的なクッキーがあるみたいですよ。

spiral market selection vol.300『Ring』
2014.09.19(金)~10.16(木)
11:00~20:00(会期中無休)
スパイラルマーケット(スパイラル2F)

詳細は、
SPIRALこちらのページをどうぞ。

実は、
濱田ファームでは現在、
米粉クッキーと黒米バーの販売を見合わせております。
原材料高騰が原因で販売価格に影響が出た為です。
直売スペースやマルシェでの販売も、
この先しばらく予定がありません。

お客様からとても好評だっただけに残念なのですが、
今回ご紹介したイベントでは販売されていますので、
是非!という方は、
こちらのイベントに足をお運びいただければと思います★

追記:
このブログをフェイスブックにアップしたところ、
私の中・高時代の友人がすぐ近くで仕事をしているからと、
早速SPIRALに寄ってくれました!
しかも写真まで送ってくれました!!

こんな感じで販売されているようです。
って、
私がいちばん興味深々だったりして。

食べ応え満点の黒米バー、
おやつにはもちろん朝食にもお勧めです!
お1ついかがですか~?

またまた試乗!を兼ねての稲刈り

2014年9月18日 2:41 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

今日は、
昨日刈り取りきれなかった小さな田んぼ2枚を、
コンバインの試乗を兼ねて刈り取ります!

今回の試乗は、
クボタの5条刈り。
お値段は税込み999万円。
担当の方いわく、
税込みというのが重要だそうです(笑)。
1000万円とキリよくしない点も、
きっと重要なんでしょう(笑)!

実際に動かす前に、
いろいろと説明を聞きます。
壊したりでもしたら大変ですから~。

私も久しぶりにコンバインの上に乗って、
いえもちろん、
ただ単に文字通り乗っただけなんですが、
そこからの景色を楽しんでみました。

やっぱり高い!
けっこう怖いです!!

とても恐ろしくて、
私には運転できそうにありません(^_^;)

それでは実際に、
刈ってみましょう!

あっ、
クボタの方(エメラルドグリーンのつなぎ着用)にはずーずーしくも、
手元のお願いまでしてしまいました★
すみません、
こき使ってしまって・・・・(笑)。

やっぱり、
新しいコンバインは操作がとてもスムーズなようです。

そうですかそうですか、
やっぱり新しいのはいいですか。

と、
調子良く刈っていたら雨が降ってきた~。
通り雨のようでしたが、
けっこう激しく降ってきたので中断。

している間に乾燥調製作業を進めて、
午後から刈り取り再開です!

乾燥した籾のその後 パート2

2014年9月17日 3:57 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

今日は、
天気も落ち着いているので稲刈りです!
これまではずっと大きな田んぼ(3反=900坪くらい)を刈っていたんですが、
今日からは小さな田んぼ(1反=300坪くらい)に突入。

小さな田んぼはとにかく作業効率が落ちるので、
1日で刈り取れる面積もガクッと落ちるし、
とにかく疲れます。

でも、
ここが踏ん張りどころ。
ゴールを目指してただひたすら刈るのみ!

さて昨日は、
乾燥した籾のその後パート1
玄米を袋に詰めるところまでご紹介しましたが、
今日はパート2!

20kgの袋に詰めてたら何百袋にもなるし、
そんな大変な作業を1人で稲刈り後に毎晩やってたら、
とても身体がついていきません!

そこで、
1トンの玄米が入るフレコン取りの様子をお伝えしましょう!

まずは、
フレコンの運搬の為にパレットを置いて、

ピピピっと計量機をセット。

フレコンをセットして、
籾すり・選別済み玄米が入っているタンクの蓋をパカッと空けたら、

勢いよく玄米が落ちてきます。
以上(笑)!

ま~、
何て便利なんでしょう!
後は待っているだけで、
1トン入りましたよ~とお知らせしてくれちゃうんです!!

そしたらフレコンをパレットごと、

フォークリフトで移動させるだけ。
あら楽チン♪

一度このフレコン取りを経験しちゃうと、
もう袋取りに戻れなくなりますね・・・(^_^;)

ならば何故パート1で袋取りをしていたのかというと、
新米お届けピーク時には、
毎日けっこうな数の20kg(玄米)がどんどん旅立っていくから。
その都度用意してたら大変なので、
ある程度のまとまった数量を用意しておいているというわけ。

さぁ、
今日も稲刈りが終わったら、
夜遅くまでこの乾燥調製作業です!
フレコンにどんどん玄米を取っていきますよ~!!

乾燥した籾のその後

2014年9月16日 4:05 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。

今日は朝方に雨が降ったので、
稲刈りは中止しました。
すぐに雨があがり青空は出てきたんですが、
いったん中止してしまうとモチベーションが下がりますし、
何よりお手伝いの方にまた来ていただくのも大変なので、
潔く中止!

本日はまる一日、
乾燥調製作業(=籾すり)に精を出しています!

というわけで、
お待たせいたしました!
稲刈りと違って、
今年はトラブル続出の乾燥調製の様子をお伝え致します!!

流れとしては、
この日のブログからの続きですね。
乾燥した籾のその後ってやつです。

刈り取った籾(もみ、と読みます、念のため)は、
乾燥機でゆっくりじっくり乾燥させて、
その後に籾殻(もみがら)を取り除いて、
各種選別機に通して籾以外のゴミや未熟な粒等をはじいて、
きれいな玄米だけを米袋やフレコンに入れていきます。

この行程を、
乾燥調製(調整ではありません、調製です!)作業と言います。

乾燥調製には、
そりゃーもー、
各種いろんな機械が必要でして、
上の写真がその一部なんですが、
狭い所にキューキューに配置されているのでイマイチ収まりません(^_^;)

そこで、
1つ1つの行程をじっくりと流れをおって見ていきましょう!

まずは籾すり機から。
籾から籾殻を取り除いて玄米の状態にしてくれる機械です。

今年は、
いや、思い返せば去年もだったけど、
っていうか、
毎年の事か。。。
それにしても今年はこれが頻繁にトラブル発生でストップする事数回・・・。

籾すりができないと、
当たり前ですがその先の行程に進めずで、
とても困ってます&弱ってます(笑)。
ま、
その度に修理の方に対応していただくんですが、
だいたい籾すり作業ってやつは、
稲刈りが終わった後の夜の作業なわけですよ。
1人淋しくやるわけですよ。
あっ、
私はグーグー寝てるので知らないんですが(笑)、
ともまる1人で頑張ってるんですね。

で、
そこへトラブルが発生すると、
夜遅くはさすがに修理の方を呼ぶわけにはいかず。
何とか直そうとするも直らず。
ただ時間が流れていくだけ。
で、
翌日早くに直してもらうというパターンになるわけです。

な、
長く書いちゃった・・・・。
まだ、
作業行程1枚目の写真なのに・・・。
先が思いやられる・・・・(笑)。

ここから先はでは、
手短かに!

乾燥機から排出された籾は、
この管を通って籾すり機の中へ。

そして籾すり機の中で、
ジャンジャンパリバリと轟音を立てながら、
あっという間に籾殻が取り除かれて玄米になります。

玄米は次に、
石抜き機(灰色の物体)でふるいにかけられ、
石が取り除かれます。

さらに、
粗選機で良いお米とそうでないお米をわけて、

さらにさらに、
色彩選別機で虫食いや未熟な青い粒等をはじいて、

さらにさらにさらに、
米選機で小さなお米などを選別して、

最後に計量して、
袋詰めとなります。

みな様のお手元に届くお米は、
これだけの行程を経てようやく玄米、
又はその後精米(精米の過程でさらに石抜き・割れた粒をはじきます!)しています。

うちは30kgの袋詰めを数年前からやめて、
20kgにしています。
ハンドリングが非常によく、
袋詰めする人の負担も少なく、
またお客様にも重くない!持てる!!と好評です。

袋詰めしたお米は、
パレットにきちんと積んで、
後は農産物検査(=等級検査)を受けるだけ。

全ての稲刈りが終わり、
全ての乾燥調製作業を経て、
さらに放射能検査で安全を確認して、
最後に農産物検査を受けてと、
まだまだ先は長いのですが、
10月1日からの新米販売に向けて全速力で作業を進めていきたいと思います!