富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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雑誌「地上」に掲載されました!

2014年8月13日 2:52 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

お盆休みという事で、
濱田ファームの目の前の幹線道路も、
県外ナンバーの車がいっぱい走っています。

濱田ファームのお盆休みは、
一番下のお知らせの通り14日(木)~17日(日)までです。
どうぞよろしくお願い致します!

さて今日は、
雑誌掲載のお知らせ。
食と農の総合雑誌「地上」2014年9月号です!

「地上」は、
昭和22年創刊という歴史ある雑誌。
写真もキレイでとてもわかりやすくかつ、
読み応えのある雑誌なんですが、
書店では販売されていないんですよねぇ。
残念。

一般の方向けではなく、
農家の方向けの雑誌なのですが、
「地上」には濱田ファーム、
これで3回目の登場となります!

今回は、
「わたしの利益アップ術」というコーナーで、
MHKでコスト削減をテーマに取材を受けました。

そう!
MHK!!
もらう・ひろう・かりるのMHKです!!!

いやぁ、
MHK友の会会長のともまる、
ようやくスポットライトを浴びてうれしそうです(笑)。
見て下さい、この写真!
もらいものの育苗箱(苗を育てる箱)をバックに満面の笑みです!

「近所の人たちからもらううちにその数は3000にもなった」とありますが、
そんなにもらってたんですねぇ・・・(笑)。
さすが、
MHK友の会会長です!

注:MHK友の会は仮想の会です。

「これが濱田さんのMHKリストだ!」
なんて、
すごいタイトルがついていますが(笑)、
何も農機具がない裸一貫の男が米農家になる為には、
どうしてもMHKの精神が必要だったというのが、
この表からも伝わってきます。

もちろん、
これ以外に大量の農機具が必要なわけで、
米作りを始めた当初はかなりの額の借金を背負い、
そして補助をしていただきました。

とにかく、
ありとあらゆる農機具が必要な現代の米作り、
しかも高価な農機具が多く、
それを数年に一度新しく更新する事も珍しくないこの業界。

ですが、
私たちは小さな米農家らしく、
これからもMHKの精神でやっていかなくては米作りを続けていく事は難しい。
そこに、
日の光を当てていただいた「地上」の方に、
感謝です!

よ~し、
これからはますますMHKに励むぞ~!

※雑誌「地上」は、
書店では販売されていませんが、
家の光協会さんの、
こちらのページから購読可能です。

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●お盆休みのお知らせ

今年のお盆休みは、
14日(木)~17日(日)までを予定しております。
ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

埃と戯れながら、乾燥機の掃除

2014年8月12日 4:09 PM

●お盆休みのお知らせ

今年のお盆休みは、
14日(木)~17日(日)までを予定しております。
ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

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こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

ここ数日はとーっても涼しい黒部、
クーラーはもちろん扇風機もいらないくらいの肌寒さ。
おかげで、
仕事が進みまくってます!

この涼しい間に、
何としても終わらせたかった作業がこの、
乾燥機たちの掃除。

我が家は、
全て中古でほとんどいただきものの乾燥機が、
全部で4台!

去年の稲刈りの後の乾燥調製(刈り取った籾を乾燥させて玄米の状態にする作業)で、
使ったきりそのまま、
もちろん掃除はしてありますが、
ほぼ1年間放置状態の乾燥機たちを、
稲刈り前のこの時期に再度きれいに掃除する必要があります!

戦闘態勢バッチリのともまる。
まずは、
どんな作業でも威力を発揮するヘッドライト。
乾燥機の内部は暗くて狭くて何がいるかわからない、
お化け屋敷も真っ青状態。
ヘッドライトは必需品なのです。

さらに、
埃をシャットアウトしてくれるマスク。
とにかくもう、
すんごい埃なのです。

埃が入りこまないよう、
首にもしっかりタオルをまいて、
軍手をつけたらスタート!

まずは、
えっちらおっちら、
乾燥機についてる巨大な部品をはずして、

高い高い乾燥機の上部をめがけて、
階段を上ります!

高所恐怖症のともまるにとっては、
決死の覚悟!!

私も去年は、
頑張って上まで行って写真を撮ったんですが、
あまりの高さに足がすくみ、
今年は遠慮させていただきました・・・。

上にたどりついたところで、
箒でサササッと埃をはらいますが、
見て下さい、この埃を!

すぐに辺り一面がモウモウと白くなったので、
わたくし慌てて逃げました!
カメラは埃が大敵!!

さらに、
エアコンプレッサーで埃を払いまくり払いまくり払いまくったら、
今度は乾燥機の内部へ入っていくわけですが、
ここから先は残念ながら写真はありません。
とても撮れません。

だって、
上からしか入れないんですよ。
しかも中に入ったら、
狭くて暗くて埃っぽくて何がいるかわららないんですよーっ!
そして、
今は涼しいからいいんですが、
通常この内部は灼熱地獄・・・。

毎年この乾燥機の掃除は、
埃まみれ&汗だくという厳しい作業になるんですが、
今年はたまたま涼しい天候に恵まれて、
かなり辛さが軽減されています。

乾燥機4台分の掃除、
まだもう少し続きますが、
頑張ります!

稲刈りの準備を着々と!

2014年8月11日 9:36 AM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です!

みな様のお住まいの地域は、
台風の被害はいかがでしたでしょうか・・・?
富山は昨日の夕方が最接近していたようなんですが、
いつ台風が来ていたのか微妙な感じでした。

確かに雨も降ったし、
風が強く吹いた時間もあったし、
今も風は強いけれど、
思ったよりここ黒部は大丈夫でした。

だから、
裏の海の地元の小さな夏祭りも開催されたし、
さらには花火まであがったのにはビックリ仰天しました!

いろいろとご心配をしていただいた皆様、
本当にありがとうございました!!

さて、
濱田ファームのお盆休みは14日(木)~17日(日)を予定しておりますが、
今はその前にできるだけ稲刈りの準備を進めておこうと、
急ピッチで作業をしております!

これは、
ダストルを設置しているところ。

コンバインで刈り取った籾は、
巨大な乾燥機(写真の右の四角い物体。巨大すぎで全景はとても入りません・・・)で乾燥させるんですが、
その乾燥機から、
このダストルという大きなパイプ状のものをつなげるんです。

ここから、
容赦ない大量の粉塵が出てくるんですが、
それをダストルが外に排出してくれるというわけ。

うちの場合は、
作業所裏の雑木林へ排出しています。

この日は、
ともまるの友人のこーへい君がお手伝いに来てくれました。
こーへい君、
時どき遅刻してくるし、
時どき無断欠勤するし、
時どき音信不通になるんですが(笑)、
ま、
こーへい君だからしょうがないかって感じ(笑)。

来てくれると、
ものすごいテキパキと作業をしてくれる、
濱田ファームの頼もしい助っ人です!
一応褒めています(笑)!!

こーへい君、
これからもよろしくね♡

青森へ視察に出かけてきました!

2014年8月8日 2:04 PM

休み明け、
台風の影響か雨ザーザーの富山県黒部市からこんにちは!
米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。

休みの間、
黒部から約800km離れた青森へ出かけておりました~。
地図で見るとかなり遠いなぁと思っていたんですが、
たかだか800km。
かつて私が住んでいたカナディアンロッキーのバンフから、
時どき買い出し(!)で出かけていたバンクーバーまで900kmだし、
そんなに大変じゃないんじゃないのー?
と軽く考えていたら、
帰りに事故渋滞に巻き込まれれトンネル内に監禁・・・。
大変な目にあいなんとか帰ってきました・・・。

さて青森です!
私たちは初めて訪れました!!

これまで本州の北限は、
私は平泉だったので記録更新です(笑)!

田園風景が広がり、
海と山がありという日本らしい景色はここ黒部とあまり変わりませんが、
稲の種類が大きく違っていたり、
山の高さが違っていたりしましたよ。

視察の目的の1つが、
今年の米食味コンククールが開催される田舎館村、
の、
田んぼアート。

たかだか田んぼアート、
されと田んぼアート、
全国から多くのお客様が見に来るこちらの田んぼアートは、
観覧料もしっかり取られますが、
ご覧の通りの素晴らしさ!

稲の種類によって、
こんなにも色とりどりの図柄を描けるんですねえ。
すごいです!

これは下から見たアートの田んぼの様子なんですが、
実はこちらがメインの田んぼアートの会場。

気軽な気持ちでふらふら~と訪れたら、
何と展望台2時間待ち・・・(^_^;)
そんなにこれ、
人気があるんですかー?!
ビックリしました。

そんなわけでとても展望台に上る気持ちは失せ、
下から一応写真を撮ってきたんですが、
なんのこっちゃですよね・・・。

興味のある方はもしよければ、
田舎館村田んぼ―アートのサイトから、
今の田んぼの様子をご覧いただけますのでどうぞ。

そして、
今回の視察のメインの目的でもある、
青森市内の山田ふぁーむさんを訪れました!

山田ふぁーむの山田さん(上の写真の右側)は、
去年はるばる青森から私たちを訪ねて来ていただいた農家さん。
いえ、
当時はまだ専業ではなく兼業で、
きちんとしたお仕事をされていた上にお子さんが4人もいらっしゃって。
そんな方が、
仕事をやめて専業になりたい、
そのアドバイスを聞きに黒部まで来ていただいた事がありました。
その時の様子はこちらの記事をどうぞ。

あっ、
お顔の紹介がまだでした。
じゃじゃ~ん、
こちらが山田さん。

私たちより10ほど年上の方なんですが、
スキーで人生が狂ったという点では共通点があり(笑)、
何だかものすごく親近感を勝手に感じている私たちです。

とはいえ、
何年もサラリーマン生活をされた経験があり、
また4人のお子さんのお父さんですから、
ともまると違っていい加減ではありません。

専業農家でどうやりくりしていけるか、
今後の野望はなどなど、
綿密な計画をばっちりたてていらっしゃいます。

だから、
去年黒部に来ていただいた際も、
ともまるがアドバイスできる事はほとんどなくて、
単なる話し相手状態でした(^_^;)。

今回は逆に、
私たちがいろいろお話しをお伺いしたわけですが、
山田さんの田んぼのすごさったら!

えっ、
何がすごいかって?!
これこれ、
上の写真の田んぼのうねり具合(笑)!!

こんな変形田、
ともまるには植えられません(爆)。
これは、
相当田植えの腕が試される田んぼですね。

そう、
田んぼって真っ直ぐ(できれば長方形)であればあるほど作業効率が上がるんですが、
これだけ曲がりまくっていると、
田植えをするにも稲刈りをするにも何をするにも時間がかかるわけです。

つまり、
耕作者には嫌われる田んぼですね。

この辺りも放棄された田んぼが数多く見かけましたが、
山田さんの出現によりきっと多くの地主さんが安心したのではないでしょうか?
専業農家になってまだ半年ちょっとなのに、
山田さんの面積は倍以上になったそうです。
いきなり倍は大変だー!

青森では一般的に、
つがるロマン
まっしぐら
などの品種が有名なようですが、
山田さんは青森では珍しいコシヒカリを栽培されています。

富山では当たり前の、
というか、
ほぼ全員作付けしているコシヒカリが、
青森では珍しいなんて!
カルチャーショックです!!

他にも、
北海道で有名なゆめぴりか等、
いろんな品種にチャレンジされています。

いくつになってもそのチャレンジ精神を忘れない気持ち。
私たちも見習いたいです!

さて青森と言えばこの時期ねぶたです!
ねぶたの時期には全国から300万近くの観光客が訪れるそうですが、
私たちもこの機会を逃さず、
山田さんのご案内でねぶたを鑑賞してきました。

鑑賞だけでは飽き足らず、
跳人(はねと)の正式な衣装まで着せていただき、
らっせら~♪と跳ねてきちゃいましたよ♪♪

こんな経験ができるのも、
青森の地元の山田さんのおかげ。
本当に貴重な体験をさせていただきました。
ありがとうございました!

青森と黒部と、
遠く離れていてもこんなに仲良くさせていただけるようになるなんて!
ご縁に本当に感謝です。

そしてこのご縁をつないでくれたのが、
実はこのブログだったとの事。
山田さんの奥様がこのブログを熟読していただいたようで、
ファンになっていただいたのを機に黒部に行きたい!
と思っていただいたそうなんです。

これはー、
このブログもまだまだやめられませんね!
いえ、
やめる予定はないんですが、
気を引き締めてこれからもブログを更新していきたいと思います!

重ねて、
山田さーん(他ご家族の方もお友達の方も)!
ありがとうございました!!!

8月7日までお休みしています!

2014年8月2日 4:45 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームです。
毎日暑い日が続いていますね。

さて濱田ファームは、
8月7日(木)まで視察の為お休みしております。

この間にいただいたお米のご注文やお問い合わせについては、
休み明けの8日(金)にご連絡させていただきたいと思います。
またファックスの受信は停止しております。

ご迷惑をおかけ致しますが、
どうぞよろしくお願い致します!

さて今回の視察は青森へ。
去年はるばる青森から黒部まで濱田ファームを訪ねて来てくれた山田ふぁーむさんを、
今度は私たちが訪れます!

青森といえば、
今年の米食味コンクールの開催地でもある田舎館村の田んぼアート!

黒部でも実は、
ともまるが所属する若手農家によって、
北陸新幹線開業を歓迎する田んぼアートをしているんです。

本場の田舎館村の田んぼアートを見て、
勉強させてもらえればと思っております。

さらにこの時期青森では、
ねぶた祭りが開催されるようです。
すごい人出のようですが、
山田ふぁーむさんに案内していただける予定なので心強いです!

写真は全て、
コシヒカリの穂の様子(8月2日現在)。

コシヒカリも出穂(しゅっすい=穂が出てくる事)して、
もう間もなくで穂揃い(ほぞろい)の時期になります。

穂からピヨピヨ出ている白い物が、
稲の花の雄しべの部分。

稲の花は、
早朝の一瞬の間に開いて、
一瞬の間に受精を行うんですよ~。

この後、
日に日に充実してきて、
その重さで穂先が垂れてくるようになりま~す。