富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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目にも心にも優しい色♪

2014年4月20日 4:15 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

疲れがたまってきているここ数日、
春作業が始まってここまで休みなしで1カ月。
ちょっと気分転換に、
今日は午後からお仕事を休みました。

また明日から気持ちも新たに、
田植えが終わる5月末まで、
頑張りたいと思います!

さてさて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)作業も順調に進んでいて、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今現在は、
最後の11:潅水と温度管理の行程です。

がしかし、
これがまた長い!
田植えが終わるまで続くわけでして、
つまりは1カ月以上!!
頑張りますよ~!!!

上の写真は、
10:苗並べの後に白いシートをかぶせて、
強い日の光を遮っていたんですが、

先日、
そのシートを取り除きました!

すると、
何という事でしょう(笑)!

ちょっと前までモヤシのような白いひょろひょろの芽だったのが、
たった数日でこんなに青々とした苗になっているではありませんか!!

まだまだ小さい苗ですが、
青々としていてとても綺麗。
目にも心にも本当に優しい緑色なんですよ~。

これからもうちょっと大きくなるまで、
苗を育てる日々が続きま~す!

起こしまくり!

2014年4月19日 3:56 PM

こんにちは。
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!

黒部は、
寒い週末になりましたー!
皆さまお住まいの所はいかがでしょうか?

育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)ばかりお伝えしていますが、
田んぼではトラクター作業が続いています!
起こしまくっています!!

田植えに向けての田んぼの準備は、
以下の3ステップ!

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

今は、
1:耕起の段階。
トラクター作業は傍から見ているとのんびりしているように見えるんですが、
それはただ単にトラクターがそんなに機敏に動けないだけ・・・(笑)。

ゆっくりしか起こせない分、
1枚1枚の田んぼに時間がかかります。

そんなわけで、
田んぼの準備も長期にわたる作業。
田植えが始まる5月中旬まで、
そして田植えが始まっても3:代かきは並行して、
しばらく続きますよ~!

両立の難しさと楽しさ

2014年4月18日 4:39 PM

昨日までの暖かさから一転、
寒い寒い日となった黒部です。

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!

ずっとお伝えしている育苗作業も、
まだお伝えできていないトラクター作業も、
どちらも一日たりとも休めない状況が続いていますが、
今日は、
ちょっと農作業から離れて直売のお話し。

直売は、
春作業の忙しさとは全く関係なく、
日曜・祝日を除く平日のほぼ毎日の業務です。

私は午前中のほとんどの時間を使って、
メールや電話での注文対応、
そしてその日の発送や配達の準備。

午後からの2時間は、
ともまると2人で精米と梱包作業をしています。

特にここ数日は配達が多くて、
この日だけでこの量!

配達は、
ご注文いただいた翌日以降の18時以降、
濱田ファームのご近所の石田地区のみまわっております。

今日は発送も多かった~!
ありがたい事ですが、
育苗作業との両立はちょっぴり大変なのも事実。

田植えが始まると、
精米&梱包が私1人にのしかかってくるので、
えらい事になります・・・(笑)。

農作業と直売の両立は、
やはり相当大変だったりするのも事実で、
特にこの春の時期は1年の中でも一番忙しく、
農作業にできるだけ集中したいというのも事実。

反面、
お客様からその忙しさをねぎらっていただいたり、
田植えが始まりますね、
頑張って下さい、
今から秋の新米が楽しみです!
な~んて温かいお言葉があるからこそ、
忙しい時期を乗り切れる・頑張れるのも事実だったりします。

とりあえず今日は、
疲れもたまってきているし、
寒いし、
温泉でも入って暖まりますか♪
金太郎温泉(→すごい名前ですが泉質最高!)に行って、
ついでに夜ご飯も食べてきちゃおっかな♪♪

ナエナラベール!

2014年4月17日 10:55 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!!

もう、
あっちこっちでいろんな作業が同時進行していて、
とてもこのブログではその様子をお伝えしきれません!!

昨日は播種2回目だったし、
そのずっと前からトラクター作業も始まってるし、
そういえば黒米とイタリア米の種まきもしたし、
今日なんて新しく進出した山の上の見晴らしのいい田んぼに行ってたし、
と、
ともまるも大忙しなら、
それにくっついて写真を撮る私もけっこう忙しいです・・・(^_^;)

育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)作業も順調に進んでいて、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今日は、
10:苗を並べるの作業風景をお伝えしたいと思います!

苗を並べるだけの作業なんですが、
ナエナラベールと書くとちょっとカッコイイ気がしませんか?
あっ、
しない・・・?
失礼しましたー!

さてこちらが、
出芽(しゅつが)した状態の苗箱。

白いひょろひょろしたモヤシみたいな物は、
もちろんモヤシではなく、
稲の芽です!

この状態にまで持ってくるのに、
上の育苗行程の1:選別から既に、
3週間近く経っています。

そしてこれからまた3週間かけて、
青々とした苗に育てていきますよ~。

さてまずは、
ブルーシートを広げて、
プールを作りながらナエナラベールします!

プール?!
と頭がこんがらがっている方もいらっしゃるかもしれませんが、
そう、プール!

といっても、
苗のプールなので、
浅い浅い小さなプールです♪

木の枠で仕切って、
そこにブルーシートを敷いて、
水が漏れないようにするんです。

簡易の苗の為のプールを作って、
そこで苗を育てる方法をプール育苗といいます。

プール育苗は、
農薬に頼らずに苗を育てる場合に非常に有効な手段。
水の中では病気が発生しづらいんだそうです。

濱田ファームでは、
直売用のお米は全てこの、
プール育苗で育てた苗を使っています★

さぁ、
プールを作りながらナエナラベール!

暑いハウスの中で、
1枚1枚(若い男性であれば2枚3枚持ちも可!)苗箱を持って、

ブルーシートの上に並べていきます。
暑いし腰も痛くなるしで、
ちょっと大変な作業です。

ビニールハウス一面に苗箱を並べたら、
後は白いシートを広げて太陽の光を遮ります。
いきなり強い光にあてると、
苗がびっくりしちゃいますからね★

さぁ、
いよいよ最後の11:潅水と温度管理!
これがまたまた長期戦で、
毎日太陽と睨めっこしながらの温度管理です!!

これはもしや、モヤシ・・・?

2014年4月15日 11:50 AM

朝晩はまだまだ寒い黒部ですが、
今日の日中は何と!
20℃くらいまで上がるとか!!
春ですね~♪

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

今日も天気は絶好調、
さらには満月と、
気持ちの良い一日になりそうです。

さて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)も、
順調に進んでいます!

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理

今日は、
9:出芽(しゅつが)です!
出芽は、
芽が少し出た状態にまで持ってくる事。

専用の出芽機を使う農家さんも多いようですが、
我が家はビニールハウスの中で、
じっくりゆっくり出芽させています。

閉め切ったビニールハウスの中は、
超高温多湿状態。

ご覧の通り、
カメラのレンズが曇りまくります。

というわけで、
ここからは臨場感あふれる写真です!
この臨場感あふれるという言い回し、
便利だわ~(笑)。
どんな状態の写真でも使えそう(笑)。

閉め切ったハウスの中は、
40℃以上に気温が上がっていますが、
この銀色のシートに包んでおくと、
シートの中は30℃までに抑えられます。

ちょうど、
芽が出てくるのに良い温度。

どれどれ、
どれくらい芽が出たかな。
と、
毎日チェックする事5日間。

こ、
これはもしや、モヤシ・・・?
と、
今日のタイトルにようやくもってこれたわけですが、
ダジャレではありません!

このモヤシのようなひょろひょろな白い物体が、
籾(もみ)から出てきた芽であります!

さぁ、
これくらい芽が出てればいいかな。
明日はいよいよ、
10:苗並べです!