富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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荒くり作業時のトラクターの時速は?!

2014年5月1日 12:42 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

濱田ファームでは現在絶賛トラクター作業中!
朝から晩までトラクターに乗っていますが、
トラクター作業をするとたくさんの野鳥が集まってきて、
土や泥のなかの虫やカエルをついばむ様子が見られます。

鳥がたくさん集まってくる♪
な~んてのどかな風景にも思えるかもしれませんが、
実際にはあまりにも多くの鳥が集まってくるので、
微妙に身の危険を感じる事もあるようです・・・(笑)。

そしてその鳥の中に、
朱鷺がいるのが黒部のすごい所。
普通に自然にいます。

佐渡から本州に飛来して、
黒部に定住するようになってもう何年でしょうか?
あまりにも当たり前の光景になってしまっていましたが、
当初はそりゃーすごいニュースになり、
道路脇は朱鷺を見る車の大渋滞が発生したりもしました。

今は、
カメラ愛好家・朱鷺を愛する方々のみが、
この朱鷺を見守っているようです。

ところでここ数日、
うちのビニールハウスのすぐ上の田んぼに滞在する時間が長くなっているようで、
ハウスの前に人だかりができていて、
仕事がしづらい事この上ありません・・・・(^_^;)

ハウス内の温度調整をする為に、
頻繁に軽トラではない自家用車でハウスに乗りつける私。
先日はついに注意をされてしまいました・・・。
「こんな所に車を止めたらダメやよ。
農家の方に迷惑をかけたら絶対にダメやよ!」

お、
お気遣い、
ありがとうございます!
わ、
私がその農家なんです!!
そう言う風に皆さんに思っていただけているようだったら、
私たちも安心して農作業ができます!!!

注意したおじさんと注意された私との間に、
不思議な友情が芽生えた瞬間でした★

さてさて、
田植えに向けての田んぼの準備、

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

の、
今は荒くり作業中なんですが、
この「荒くり」という呼び方はこの辺りの独特な言い回しのようで、
日本全国では通じない事が多いようです。

荒代とかという事が多いのでしょうか?
皆さんの地区ではどのように呼んでいますか??

ちなみに、
耕起と荒くりはロータリー、
代かきはハローです。
って、
一般の方には何のこっちゃですね(笑)。
これ、
トラクターの後ろにつける作業機の名前です。
作業する内容によって作業機をつけかえるんですよ~。

さて、
昨日の問題の答え!

昨日の問題?!
という方も多いと思いますのでもう一度。

荒くり作業をしているトラクターは、
スピードが超スローなんです。
それはもう、
見ているこちらは眠くなるくらい・・・。

スピードを出そうと思えば出せるんですが、
そうするときちんと土と水を混ぜる事ができないので、
丁寧に丁寧に、
ゆっくりと作業していく事が重要です。

さてそのトラクターのスピード、
時速何kmくらいだと思いますか?
というのが質問でした。

時速10km?!
いえいえ、
もっと遅いです。

答えは!
何と!!
時速2km!!!

どうでしたか?
思ったより早い?遅い??
皆さんの感想をまた教えて下さいね~。
それではまた明日(たぶん)~!!

荒くりーっ!

2014年4月30日 11:40 AM

おはようございます!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

一応GW中という事ですが、
今日は平日だしお仕事の方も多いのかな?
もう今日が何曜日で、
娘の保育園もいつが休日保育でいつが休みなんだか、
こんがらがってきました・・・・(^_^;)

さて、
田植えに向けての田んぼの準備、

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

ですが、
今は2:荒くりの真っ最中です!

田んぼに水を入れてからトラクターで入り、
土と水を混ぜるようにしていきます。

ここでしっかりと土をとかさなくてはいけないので、
トラクターもゆっくりと丁寧に作業していきます。

傍から見ていると超スローな動きで、
少しだけイライラします・・・(笑)。

時速10kmくらいは出てるのかなと思ったら、
な、な、何とっ!!!

正解はまた明日。
我こそは当てる自信がある!
という方はブログやフェイスブックページに是非コメントくださいね★
あっ、
農家の方はご遠慮ください(笑)。

これは数日前に撮った写真なんですが、
今日はあいにくの曇り空。
でも、
雨が降って空気が澄んでいる分、
山がくっきりと見えています!

トキも最近よく出没しているようなので、
田んぼにはカメラマンの方が多いですねぇ。
トキと北アルプス、
確かに絵になります♪

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●GW期間中の直売業務お休みのお知らせ

濱田ファームは、
日曜日・祝日はお休み、
平日は農作業の状況や視察・マルシェ出店などで不定休です。

GW中は暦通りの休みを予定しております。
詳しくは、
このブログの左サイドバー「お休みのお知らせ」又は、
HPでご確認いただけます。

麦畑

2014年4月29日 10:31 AM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

米専業農家という肩書きですが、
米にはつきものの転作がある為、
転作作物の麦も作っています。

あれ?
転作ってやってもやならくても良かったのでは?
とか、
減反廃止というニュースが世間を騒がせていなかったっけ?
など、
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
現実的には転作せざるをえない状況のような気がします。

ま、
この辺りは議論を突き詰めると大変な事になりそうなので、
お茶を濁して。

現在の麦畑の様子。
転作で仕方なく作っている麦ですが、
この時期のこの景気、
大好きです!

田植えが終わる頃には、
黄金色に輝いて、
それはそれはキレイなんですよ~。

まぁ、今は、
苗とトラクター作業に集中しているので、
なかなか麦畑をじっくり見る心の余裕はありませんが・・・(^_^;)

せめてこうして、
ブログにその景色をアップしておきたいと思います。

苗の様子

2014年4月27日 4:06 PM

こんにちは!
GWとは全く無縁の生活を送る私、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です。

とにかくこの時期は忙しいので、
娘もできる限り保育園に行ってもらっている状態。
今日も休日保育。

世間がお休みの日に子どもを預ける事に、
多少の罪悪感があるにはあるのですが、
当の本人は休日保育がすごくうれしいみたい。

いつもと違う教室で、
小さい赤ちゃんから大きなお友達まで一緒に遊び、
しかも少人数だから先生を独占できる。
おやつだって休日はジュースとジャンクなお菓子だし。

そう考えてくれる前向きな娘に、
本当に助けられています。

さて育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)ですが、

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用農薬による消毒→苗販売用&農協出荷用
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種(1回目2回目おまけのイタリア米と黒米
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理(その1

直売用のプール育苗の苗は、
ご覧の通り!
スクスク成長しています!!

プール育苗とは、
簡易の小さな浅いプールでで苗を育てる方法。

水の中では病気が発生しづらく、
農薬に頼らずに苗を育てる場合に非常に有効な手段です。

そしてこちらは、
周辺地区の農家さんへ販売する用の苗。

先日、
2回目の苗並べをしました!

まだまだ白いモヤシのような苗ですが、
あっという間に青々とした苗に豹変します!

販売用の苗はプール育苗ではなく、
一般的な方法で温度管理・潅水(水やり)をして育てます。

これで、
育苗隊長の私の仕事がますます忙しくなりました!
頑張ります!!

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平成25年産のお米、
在庫が少なくなってきています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

●こだわり栽培コシヒカリ → 残り僅か!
●減農薬コシヒカリ → 完売しましたがその後キャンセルが出たので、今ならあります!!
●無農薬コシヒカリ → まだ在庫に余裕あり。 

山の上の田んぼ

2014年4月26日 4:02 PM

こんにちは!
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの嫁、
濱田律子です!!

先日のスクープ投稿(?)は、
ものすごい反響で当事者の私たちがビックリしました(笑)。
濱田ファームのfacebookページには、
いいね!が殺到。
ありがとうございました!

さて、
田植えに向けての田んぼの準備、

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

ですが、
スケジュール的にはかなり追い込まれながらやっています。

ちょっと前から、
4時半起きでトラクター作業をしていますが、
このままだと田植えまでに間に合わない感じになってきました~@@

間に合わないけど、
間に合わせるしかないので、
ここ数日はともまるの友達の手を借りつつ乗り切っています。

土日の仕事がお休みの時や、
交代勤務で夜遅い仕事の時のお昼などなど、
都合の良い時に来てもらって、
作業をお願いしている状態です。

中にはトラクター作業までできる友達までいて、
しかもこれがまた上手だったりするので、
ものすごく助かってます。
というのもその友達、
今はサラリーマンですが、
元々は大農家のオペレーターですからね。
運転はお手の物なのです★

ところで、
今年から濱田ファームは、
山の上の田んぼにも作付けする事になりました。

これまでは、
海に近い地区の地元だけでやっていたんですが、
山の上の未知なる地区でも米作りをする事になりました。

知らない土地へ片道30分もかけて、
効率が悪い山の上の田んぼをするなんて絶対やめておいた方がいい、
と誰からも言われます(笑)。

でも、
人が賛成する事よりも反対する事に挑戦した方がいい、
というともまるの理念なのか何だかよくわからない考えで、
請け負うことにしました。

山の上の田んぼってどうなんだろう?
本当に効率が悪いのかな?
どんな事が待っているんだろう?
ワクワクする気持ちの方が強かったようです。

そしてもう1つ、
この田んぼの持ち主がともまるの同級生だったという事も大きな理由。

高校を卒業して以来、
会う事もなかった彼の名前をよく聞くようになったのは、
ここ数年。
なぜか共通の知り合いやお客様から、
おもしろい人がいるよ~、
会ってみるといいよ~、
と、
ずっと言われ続けていました。

山の上の土地を切り開き、
自分の手で10年かけて家を作った彼・ヤナギハラさんは、
その家の周辺の田んぼを何と!
買い取って!!
家の周りの景観を守りたいと思ったそうなんです。

田んぼを買うなんて、
それこそそんな事をする人はこの時代ほとんどいません。
買うより借りる、
がセオリーだからです。

でもヤナギハラさんは違った。
買っちゃったんですよね。
お金とか一般常識とかそんな事にはとらわれず、
田んぼを買った。

この話を聞いた時、
私は何てこの人はおもしろいんだろう!
と単純に思いました。

そして、
買ったはいいけど後の事を全く考えてない、
その無謀さにも惹かれました(笑)。

ならばうちがやりましょう(笑)!
と、
ともまるほぼ即決。

そこにもやっぱり、
お金とか一般常識とかそんな事にはとらわれず、
おもしろそうだなと思ったらやる、
ともまるがいました。

2人ともおもしろいわぁ。
と、
傍で見ている私はワクワク。
って、
私もちょっとおかしいかしら。

そうそうヤナギハラさんは以前、
カナダに住んでいた事があって、
何と私との共通の知り合いまでいる事が発覚!
黒部の山の上でまさか、
カナダの懐かしい人の話が出てくるなんて、
思いもよりませんでした。

そんなわけで、
今年から山の上の田んぼでも米作りをする事になった濱田ファーム。

まずはとりあえず1年。
来年の事はまた来年考えるとして、
どれくらい大変・困難か、
身をもって体験してきたいと思います!

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農繁期が続いています!
農作業が忙しく、
お米のご注文にすぐに対応できない日が多くなります。
ご注文は余裕をもってご連絡いただけますよう、
どうぞよろしくお願い致します!

また、
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電話 050-3430-8050
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どうぞよろしくお願い致します!