富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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ブログ タンボマスターへの裏道

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稲刈り4日目 ~籾すり・トラブル編~

2013年9月7日 5:19 PM

稲刈り4日目!
ですが、
田んぼ1枚しか刈れませんでした(笑)!

ま、
予想通り雨にやられた事。
それに加えて、
今日刈った田んぼは草が多くて、
いや、
多すぎて(笑)、
コンバインがつまるつまる!

刈るのにアタフタしていたら、
雨が降ってきて、
すぐに撤収です(笑)!!

もうね、
毎日毎日ゴールに向かってほふく前進している気分。
さて、
稲刈り何日目にしてゴールするか?!
こうなると何だか楽しみになってきました(笑)。
皆さまは何日目だと思いますか?
これでちょっとした、
ゲームができたりして・・・。
正解者には、
そうだなー、
新米プレゼント!
とかね★

さて今日は、
昨日の乾燥の続き。

保存するのに最適な水分量にまで乾燥させた籾(もみ)を、
今度は玄米の状態にして、
いろいろ選別機を通してフレコン(又は袋)に入れます。

それに必要な機械がズラリ。

まずは、
籾(もみ)から籾殻(もみがら)という硬い皮を取り除いて、
玄米の状態にしてくれるのが、
こちらの籾すり機という機械。

乾燥機から出てきた籾が、
籾すり機の中へ~。

すると内部で、
ガンガン唸り声をあげながら、
機械が動きまくって、
玄米にしてくれます。

って、
一体この籾すり機の中で何が行われているんだろう・・・?
不思議~。
不思議なんだけど、
入る時は籾だったのが出る時は玄米になっています!

籾殻(もみがら)は、
作業所の外へ排出されて籾殻置き場へ。
この、
写真を撮るのがこれまた決死の覚悟・・・(^_^;)

すんごい細かい埃が飛びまくっているので、
カメラがすぐに壊れそう。
素早くパシャリと撮ってきました★

順調に籾すり・・・・
といかないのは毎年の事。

すぐに変な音が聞こえ始めて動かなくなり、
農機具のキョウヅカさんに連絡~。

何やらいろんな所に不具合があったみたい。
あらま。
って、
この後も籾すり機だけでなく、
その後の選別機もそれぞれトラブルがあって、
ちっとも前に進みませんでした・・・。

その選別機各種のご紹介は、
また週明けにでも~。
お楽しみに~!?

稲刈り3日目 ~籾を乾燥機へ~

2013年9月6日 3:20 PM

天気予報では曇り&晴れだし、
今日は朝からバリバリ刈るよー!
と意気込んでいたのに、
雨降ってるし・・・。

天気予報が雨だと稲刈りできて、
天気予報が晴だと稲刈りできない。
って、
これどういう事(笑)?

おかげで、
午前中は心おきなく籾すり(もみすり=乾燥させた籾を玄米の状態にする事)できたから、
良かったけどね~★

そして午後から、
3日目の稲刈りを始めました!
とはいえ、
外は相変わらずどんより黒い雲・・・。
今日は何時まで刈れるのか、
何枚の田んぼが刈れるのか、
空と睨めっこになりそうです。

さて、
昨日の記事の続き。

コンバインで刈り取り、
脱穀された籾(もみ)はその後どうなるのか。

これ、
毎年毎年飽きることなく同じような記事を書いているので、
ずっとこのブログを読んでいるお客様にはもう、
「またきたかっ!」と思われるかもしれません・・・(^_^;)

でもまぁ、
今年から初めてこのブログを読んでいるという方も多いようなので、
書かせて下さいね★

あっ、
農家の方にも多く読んでいただいているようなのですが、
あくまでもこのブログはお客様に向けて発信しています!
だから、
そんな事わかってるしーとか思わず、
優しい気持ちで読んで下さいー!
ついでに、
何か間違っている事があったり、
うちではこうやってるぜーというアドバイスがあったりしたら、
是非是非教えて下さいー!!

はっ、
話がそれまくった!
えっと、
今さらですが、
上ーの方の写真に写っているのが乾燥機です。

籾をたんまり積んだ軽トラは、
田んぼから作業所へやってきました!

籾を入れている籾コンテナに、
専用の長いホースを設置してスイッチオン!
するどどうでしょう~!

自動で籾が排出されていくではありませんか~!
これは便利★
そうでもないと、
すんごく大変ですからね。

乾燥機の投入口から、
籾がどんどん乾燥機の内部へ吸い込まれていきます。

あとは、
乾燥機にお任せして、
一晩かけてゆっくりと水分を飛ばしていきます。

保管に適した水分量にするんですが、
だいたい15%くらい。
例年一晩で乾燥するはずなのに、
今年は一晩では終わらないのが辛いところ・・・。

翌日の午前中いっぱいかけて、
何とか乾燥させています。
あぁぁ、
灯油代がバカになりませんーっ。
ま、
こういう年もあるよね。

乾燥させたら今度は、
籾すりです!
その様子はまた明日(か明後日か来週か・笑)にでもお伝えしま~す。

稲刈り2日目!

2013年9月5日 2:52 PM

あれれ、
今日も晴れましたか!
昨日の例があるので油断しないぞー!!
と思っていたのに、
でもやっぱり、
晴れた空を見てビックリ(笑)。

というわけで、
急遽お手伝いの方に来てもらって、
10時くらいから稲刈りスタート!

今日も空と睨めっこしながら、
できるだけ刈っています!

ところで刈り取った籾(もみ)ですが、
一定量はコンバインの中のタンクに貯めておけるんですが、
いっぱいいっぱいになると、
ピーピーピーピー泣いて訴えます。

そしたら、
軽トラの荷台に乗せた籾コンテナへ、
排出~。

長~い煙突みたいな筒状のアームから、
ザザザーッと勢いよく籾が出てきます。

あんまり近づくと危険!

というのも、
籾には、「ふ毛」と呼ばれる細かい毛が生えているんですが、
ケイ酸(=ガラスの繊維)でできているので、
皮膚に付着する痒い!痛い!!
のですっ!

なので、
稲刈りの時は長袖が基本。
首からケイ酸が入りまないように、
タオルで侵入を防ぐ事も重要。
デリケート(?)なともまるは、
気をつけていても結構かゆそう。

コンバインで刈り取られて、
さらには脱穀までされて、
籾(もみ)の状態になりました。

これを乾燥させて、
籾殻(もみがら)を取り除いて、
玄米にします。
その様子はまた改めて。

午後からは、
だんだん黒い雲が近づいてきたー!
いつ雨が降ってもおかしくない状況で、
続けるかやめるか、
その判断が難しいところ。

昨日の夕方も、
かなり雨が降ったので、
さらに田んぼはグチャグチャになっています・・・。

とりあえずこの田んぼは、
何とか刈り終わりました!

ゴールは遠いですが、
少しづつ刈っていくしかないですね。
頑張ります!!

稲刈り始りました!

2013年9月4日 4:20 PM

完全に、
不意を突かれました・・・(笑)。

えっと、
前日までの天気予報では、
確か今日は雨、
でしたよね・・・。
しかも、
不安定だから突風や雷に注意とか言っていたような・・・。

なので、
安心してグースカ寝ていたのに!

朝起きたら、
この天気(笑)!

えーっと、
これはどう見ても晴れてますよね(笑)。
晴れているっていう事は、
稲刈りだー!!

と、
慌てて準備を始めましたー!
油断大敵だわ・・・(笑)。

それにしても今年の稲刈り、
例年に比べるとかなり早いです!

例年だとうちは、
10日前後から始めるんですが、
今年は4日。
1週間も早い稲刈りとなりました。

だからといって、
1週間早く終わるとは限らないのが、
辛いところ。
稲刈りは天気を見ながら進めていくのですが、
今年はかなり不安定な天気の予感。

ノロノロと進みそうな感じなので、
ま、
例年通り終わりは9月下旬でしょうか。

午前中はなかなか良いお天気だったのですが、
午後から徐々に曇ってきて、
暗雲たちこめてきましたー。

そして3時過ぎには雨がポツポツと降り始めたので、
潔く撤収!
切り上げたタイミングよく、
夕方からは大雨となりました。

それにしても、
今年は田んぼがグチャグチャです!
どうです、
この刈り取り後の田んぼ!!

本当なら、
しっかりと乾かして、
作業性をググーンとあげたいところなんですが、
今年は雨が多かったので、
こんなんになっちゃいました。

こちらの田んぼなんて、
水がたまってますね・・・。
こうなると、
コンバインも身動きとるのが大変。
結果、
刈り取りに大いに時間がかかってしまいます・・・。

仕方がないとはいえ、
今年の稲刈りはかなり難航しそうです・・・。

準備は万端!あとは稲刈りするだけだ!!

2013年9月3日 2:48 PM

竜巻や集中豪雨などなど、
各地で自然災害が起きていますね。
北陸も大雨が心配な日々が続いていますが、
この辺りは今のところ、
それ程大きな被害はないようです。

だいたい9月の稲刈り時期は、
雨に悩まされつつ稲刈りをする羽目になります。
雨が降ったら刈れない。
というのも、
無理に刈ると濡れた籾(もみ)が、
あんまりよくない状態になってしまうから。

でも、
適期に刈り取らないと、
これまた籾が熟しすぎてしまう・・・。

早く刈りたい気持ちを抑えつつ、
天気予報と空とを睨めつけながら、
毎年稲刈りをしています。
さて、
今年はどうなるでしょうか・・・。

さて、
作業所も農機具も、
稲刈りの準備をしっかり整って、
後はその時を待つだけ、
という状態になりました!

コンバインもバッチリ!
あとは、
クローラー(キャタピラ)がブチッ!
と切れない事を祈るだけなんだけど・・・。

ちなみに、
去年は左のキャタピラがこんな事になったので、
今年は右が危険、
かも・・・。

これは、
乾燥させた籾を玄米の状態にして、
フレコンという大きな袋に入れるんですが、
その重さを量る機械。

フレコンスケールと呼びます。
そのまんま、
ですね★

取り扱い説明書と睨めっこしながら、
セッティング中。

他、
いろいろ。

左:籾コンテナ
軽トラの荷台に設置して、
刈り取った籾をコンテナに入れて、
田んぼから作業所に運びます。

中:パレット
1トン単位のお米を移動させるのには、
フォークリフトと、
この大量のパレットがないと始まりません。
米農家の必需品。

右:玄米は必ず農産物検査を受けてから、
お客様のもとへお届けしています。
じゃないと、
平成25年産とか富山県産とかコシヒカリとか、
そういった表示ができない法律があるんですよ~。
その、
検査用のテーブルと書類などなど。

こちらは、
乾燥調製用の農機具ズラリ。

乾燥調製とは、
刈り取った籾(もみ)を乾燥させ、
籾すりをして籾を玄米の状態にして、
各種の選別機を通して、
ピカピカの玄米にする事。

この写真だけで、
籾すり機
石抜き機
色彩選別機
選別計量機
が写っています。

その中でも、
色彩選別機はとても優秀。

濱田ファームのお米は、
夏の病害虫予防の農薬を散布していないので、
虫食いの黒い斑点がついたお米が多いんです。
でも、
この機械がその斑点米をはじいてくれるんです!
すごいでしょ!?

お盆明けすぐに整備していた乾燥機も、
何とか稲刈りに間にあいました。

左:乾燥機
キレイに掃除して、
ちゃんと動くかどうかも点検済み。

中:乾燥機は灯油で動くので、
灯油の準備もしっかりと。

右:乾燥させた籾(もみ)の水分を、
ここで専用の器具を使ってはかります。

乾燥機は全部で4台。
全て、
中古でいただいた物ばかり。

1台でも新品を買うとなると、
諭吉様がヒラヒラ数百枚単位で飛んでいくので~(^^♪

作業所の外も、
しっかりと稲刈りの体制が整いました!

乾燥機から排出される粉塵を受ける小屋、
というか、
単にブルーシートで囲っただけですが・・・。

と、
籾すり機から排出される、
大量の籾殻(もみがら=玄米を覆う殻の部分)置き場。

あとは、
天気が良くなるのを待つだけ。
さて、
そればかりはどうにもならないので、
気長に気楽に待つとしましょうか。