春になってもまだまだ、
セーターも着てるし靴下もモコモコの私、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です!
もちろん!
この時期だってヒートテックを愛用中。
冬は3枚重ね(!)のヒートテックを、
さすがにこの時期は2枚に減らしてますけどね、
えへへ♪
今日は、
寒い曇り空の黒部。
おかげで、
ビニールハウスの窓は閉めっぱなし。
ハウス管理の必要がほとんどないこんな日は、
ちょっと楽チンです♪
一方ともまるは天気に関係なく、
必死に荒くりをしています!
田植えに向けての田んぼの準備、
1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)
の、
2:荒くりの作業の様子は昨日お伝えいたしましたので、
今日はその作業の裏側を覗いてみましょう!
荒くりは、
田んぼの土と水を混ぜる作業の事。
田んぼにはもともと土がありますが、
水が必要!
そこで、
あらかじめ用水から田んぼに水を入れておく必要があります。
この水を入れる作業というのが、
米作りにとっては非常に重要であり、
かつものすごく時間を取られる作業でもあります。
この荒くりから始まって、
代かきには代かきに適した水の量があり、
田植えには田植えに適した水の量がある。
田植え直後にはまた水を調整してと、
しばらくは水の管理が続きます。
田んぼ1枚1枚にそれぞれ特徴があって、
水持ちの良い田んぼもあれば、
まるでザルのようにあっという間に水が抜けちゃう田んぼもある。
用水や地域の特徴もそれぞれ、
水が豊富に流れてくる用水、
水の取り合いが激しい地域、
農家さんのマナーの善し悪し、
などなど、
とにかく水!水!!水!!!
なのであります。
先日お伝えした、
田んぼに水を入れる道具をいろいろ使って、
田んぼの中へ水を入れていきます。
まずは上の写真、
用水の流れを少しだけせき止めて、
そのちょっと上の田んぼの水口(みなくち)から、
田んぼに水が入りやすい状態にしています。
ここであんまり多くをせき止めてしまうと、
下の田んぼまで用水の水が届きづらくなるので、
ちょっとだけ、
というのがミソ。
そして、
水口のせき板をあげて、
田んぼに水を入れていきます。
こういう広い田んぼは、
水を入れるだけでもかなり時間がかかりますね~。
荒くりの前に、
1枚1枚田んぼをまわって水を入れて、
そしてまた、
1枚1枚田んぼをまわって水の量を確認して、
そしてまた、
1枚1枚田んぼをまわって水をとめる。
荒くりという作業の裏側には、
実はこんな地道な作業が隠れていました。
そしてこれは、
荒くりだけでなくこの後の全ての行程で、
必要になってくる作業でもあります。
のんびりのびのび~と見えてしまう荒くり、
ですが、
こうやって田んぼに水を入れた状態を、
きちんと事前に計算してやっているなんて!
ともまるの傍で毎日過ごしている私でも、
こうした地道な作業を見過ごしていました。
がんばってね、ともまる
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