寒さに震えて丸まっている私、
富山県黒部市の米専業農家・濱田ファームの濱田律子です。
つい先日、
黒部にも春が来ました~♪
なんて浮かれて書いたのも束の間、
今日は冬のような天気に逆戻り。
黒部でも山沿いの宇奈月では、
昨晩から今朝にかけて雪も降ったそうです!
恐ろしや・・・。
さて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てる事)の行程、
1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用 農薬による消毒→農協出荷用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水と温度管理
も、
いよいよ
7:播種のところまで来ましたよ~!
この播種(はしゅ=種まき)、
それまでの行程とは違ってかなりの大がかりな作業。
広い場所に人手も必要なので、
事前の準備にも時間がかかります。
作業所をいっぱいいっぱい使って、
上の写真のように機械や資材をセッティングします。
米農家の多くは、
親から子ども孫へと代々継承されていく事が多いと思います。
この播種作業もそれまでの長年の経験から、
何の迷いもなく準備を進める農家さんが多いのではないでしょうか?
でも我が家は、
ともまるが突然始めた米作り。
家の誰も播種なんてやった事はありませんでした。
だから、
1年目なんてもーそりゃー本当に大変でした。
だって、
何が必要なのかが全くわからないんです!
いや、
必要なものがわかったとしても、
それをどこへどう置けばいいのかわからないんです!!
だから、
最初の数年は四苦八苦して播種の準備をしていましたねぇ。
そのうち、
これを用意すればいいんだ!
ここに置けばいいんだ!
さらには、
こうすればもっと作業効率が上がる!
というノウハウと少しづつ蓄えていき、
それを毎年ブラッシュアップさせる事で準備をスムーズに進められるようになってきました。
いやぁ、
ともまるも成長したもんです★
さてこれ、
緑と白の爽やかツートンカラーの農機具が、
播種機と呼ばれるものです。
土を入れて、
種を蒔いて、
水をやって、
また土を入れる。
ベルトコンベアーに苗箱(なえばこ)と呼ばれる、
長方形のプラスティックの箱があるんですが、
それを播種機に置くと自動で上記の作業をしてくれます。
これがその、
苗箱。
ちょっと大量にありすぎてわかりづらいでしょうか。
濱田ファームでは全部で、
3000枚ほどの苗を育てる予定ですが、
1回目の播種で1100枚、
2回目で1800枚を播種します。
苗箱は、
播種機の端にセット。
そしてこれ、
土がけっこうな場所を占めますね。
どーんとフレコンに入った土は、
ここと、
こっちにも用意。
あとは、
種まきが終わった苗箱を並べるパレットと、
それを作業所内で移動できるように単管レールのトロッコを準備すれば、
終了~!
いよいよ明日、
種まきの様子をお伝え致します!!
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