富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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さよならラッキー

2011年4月21日 10:54 AM

安らかに、
でもイビキをかきながら(笑)、
眠りに着きました。


大好きな麦刈りの田んぼで

うちの看板犬として、
呼び鈴代わりにワンワン吠えて来客を教えてくれたラッキー。
あまりにも端整な顔立ちで、
ときどき狼みたいだと怖がられた事もあったけれど、
でも、
多くのお客様からかわいがられていました。

皆さん、
ありがとうございました!

※スミマセン、
今回はコメント欄閉じさせていただいています。
お気持ちだけいただきます。
ありがとうございます。

4月20日(水)のつぶやき

2011年4月21日 1:08 AM

21:08 from web
播種二回目終了。後片付けまでは段取りできず。毎年これでやられとるなあ。片付け2割で勘定に入れとかんなんね。
by hamadafarm on Twitter

播種2回目!

2011年4月20日 4:34 PM

今日も寒い!

晴れていれば晴れていたで、
風が冷たくて寒いし、
晴れていなければ晴れていないで、
これまた寒い・・・。

どっちに転んでもまだまだ寒い日々ですが、
今日はそんな中、
播種2回目やりました!
(正確にはいまこのブログを書いている最中もやってます!)

播種について詳しくは、
こちらをご覧くださいね★

2回目の今日は、
1800枚。
うちではこれがイッパイイッパイ、
限界の播種枚数です。

播種だけでなく、
そのままビニールハウスへの搬入もあるので、
けっこう時間がかかります~。

播種作業は人手も必要で、
うちはいつも5人体制でのぞんでます!
ともまるとともパパ、
そしてあと3人を探さなくてはいけないんですが、
毎年必ず春と秋にきてくれるご近所のかた2人、
そして残る1人。
は、
毎年決まって仕事を求めてさまよっている友人たち・・・・。
皆さんしばらくするとちゃんと仕事が決まって、
うちから旅立っていってはくれるんですが、
それにしてもうちって、
何故だかそんな人が集まってくる・・・・(笑)。

今年はミヤタさん!
もともと営農組合で働いていた方なので、
作業はばっちり。
頼もしいのだ~。

現在は空手の先生。
なんだけど、
時間があるからと手伝いに来てくれました★
ありがたい!

また田植えの時、
よろしくお願いいたします!

ビール麦、さようなら~

2011年4月19日 10:58 AM

いつもうっかり(?)忘れそうになる、
転作作物の麦たち・・・・。
特に春作業で忙しいこの時期は、
麦は見たくなかったりする・・・・。

とはいえ、
やっぱり晴れた青空と、
青々~とした麦の景色は絵になる!

一般の方には非常にしばしば雑草と間違えられる(笑)麦。
かわいそう~。

この青々とした麦は、
濱田ファームが育てている3種類の麦のうちの1つ、
六条大麦。

前回追肥した時に比べても、
ぐんぐん成長しています!

それに比べて・・・・・

こちら、
何だと思います?!
何も植わってない???
いえいえ、
実はビール麦なんですっ!!

えぇ、
ビール麦なんて生えてはいないんですが、
でも確かに去年の11月、
ビール麦の種を播いたんです・・・。

その頃、
毎日降り止まない雨で田んぼは田植え前のような状態。
水気を嫌う麦なのに大丈夫なのかしら?
でも、
播けって指導されたし播くよ、
知らないよ?
としばらく様子を見ていたんですが、
やっぱり発芽しなかったようです。

上からのお許しも出たので、
トラクターで耕起。
このままにしてても雑草の温床になるだけですからね。

ただでさえ農家の意欲をそぐ減反政策、
つまり生産調整。
お米が作りたくても作れない状況。

その分補助金は出ます。
出るけれど、
実際育てた麦の出荷金額なんて腰が抜けるほど安い。
から、
麦を一生懸命育てようとする意欲が湧かない。

そんな中でもビール麦は、
どこだかわからないところで何だかわからないものに加工される六条大麦と違って、
ここ地元・黒部の地ビールの原料になる事がわかっている。

ともまるがビール麦を作り始めるまでは、
山手で作られていたビール麦。
雪の多い地の為生産量も少なく原料として足りなかったとか。
だから、
平地で是非作って欲しいと頼まれ、
作業が六条大麦と分散され手間がかかるけれど、
おもしろそうだから挑戦してみよう!
そういう思いで始めたんです。

足りないから作ってくれと言われ、
でも今度は、
豊作となって余るから困ると言われ、
知らないうちに余ったビール麦で、
農商工連携という名目のもとに他の加工品が開発されてた。
実際は、
「農」の生産者は全く置いてけぼりで、
いったい「農」は何を意味してるんだろうと疎外感を味わった。
そして、
今年の全滅。

もう完全に、
ビール麦への情熱が失われました。
よってやめます。
来年はビール麦なしの六条大麦1本(と自家製の小麦)でいきます。
どうせ転作だからね。

と言いつつ、
転作でも、
何かおもしろいやりがいのあるものを育てたい!
そういう気持ちは今でもありますが・・・・。

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