富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

ブログ タンボマスターへの裏道

トラクター作業もやってます!

2011年4月9日 10:59 AM

昨日のTwitterのとおり、
ともまる既に忙しさなのか?
それとも単に頭が沸騰しただけなのか?!
早々にノックダウンしました~(笑)。

この時期の忙しさは、
なかなか一般の方には理解していただけないとは思うのですが、
早朝からのトラクター作業、
並行する育苗作業
直売関係は忙しさに関係なく注文が入るし(ありがたい!)、
夜は夜でたまったペーパーワークにメールの処理。

加えてここ数日は、
微妙にお客様も多かった上に、
問題がちょっと重なったりもして、
ともまるもオーバーワーク気味だったみたい。
ま、
単なる歳のせいとも言いますが(笑)、
昨晩は薬を飲んで栄養ドリンクもガブ飲みして、
9時前にはご就寝~。
置いてけぼりのcocoと私は、
しょうがなく2人で遊んでました~。

たっぷり寝て、
今朝は8時過ぎに家族そろってノソノソ起きてきたら、
ともまるもすっかり回復(たぶん)!
また今日からバリバリ突っ走ります!!

さてさて、
ここ数日おもしろくも何ともない、
地味~な地味~な育苗作業を数日にわたって更新してきましたが、
それと並行して、
ともまるはずっと田んぼでトラクターに乗りっぱなしでした。

だって、
天気がすっごく良かったんだもん!
天気が良いと、
田んぼがカラッカラに乾いていて、
トラクター作業もはかどるはかどる!
気持ち良い!!

田んぼでのトラクター作業は、
簡単に言うと田植えができるように準備すること。
5月中旬の田植えに向けて、
これから1ヶ月近くトラクターに乗りまくり!
ともまるだけでは追いつかないので、
ここはともパパにも手伝ってもらっての2台体勢で、
田んぼに出動しています。

田植えまでの田んぼの準備は、
以下のスリーステップ!

1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)

なんですが、
1:耕起の前にちょこちょこっと、
田んぼの高さを均一にする為の作業をやりました!

田んぼって平らなようでいて、
実は全然平らじゃないんですよ~。
平らじゃないと、
水を入れた時低いところはちゃんと水没するけど、
高いところは土がでたまんま。

なので、
田んぼの高いところから土を持ってきて

低いところへ運んで、
ドサーっとおろす。
その作業をひたすら繰り返して、
少しでも田んぼを平らにする努力をしています。
一気に全部の田んぼを平らにはできないので、
毎年少しづつ気になる田んぼをやっつけてます。

田んぼが平らじゃないと何がいけないって、
田植え直後、
まだ稲の苗が15センチ程度のヒヨッコ状態。
それで田んぼに水を入れると、
高いところの苗には水が行き渡らず、
低いところの苗が水没する・・・・。

ま、実際は、
そんな事は大きな問題ではなくて、
田植えと同時に散布する、
除草剤の効果を高めるのが大本命!!!
除草剤は水がないと効果がないっ!
せっかく除草剤をまいても、
田んぼの高いところに水が行き渡らないと、
そこだけ雑草がボーボーになってしまうのです。
あああ、
恐ろしや~。
とにかく雑草は恐ろしいですから~。

そんなわけで、
田んぼの均平をとる作業は超重要!
こうしてようやく次の、
田んぼスリーステップの耕起作業へうつる事ができるのです!

———————————

平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。
こだわり栽培コシヒカリの在庫、
残り少なくなってきました!
保管予約も承っておりますので、
ご希望の方はどうぞお早目にご連絡ください。

種籾の浸種

2011年4月8日 1:57 PM

約2ヶ月間に及ぶ育苗の行程は、
以下の通りの11段階。

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

今日は、
4:浸種の様子。
浸種(しんしゅ)は、
読んで字の如く、
小分けして消毒した種籾を水に浸す作業。

大きなタンクに水をたっぷり用意して、
その中に種籾をチャプン。

浸種に使用する水は、
すべてこの井戸水。
井戸水っていっても、
くみ上げているわけではなく、
勝手に自噴している水なのだ★

この辺りは、
北アルプスからの雪解け水が伏流水となって、
いたる所であちこち自噴している名水の里。
黒部川扇状地に位置しています。
とにかく水(だけ?!)は豊富なのだ。

濱田ファームでは、
浸種の水はもちろん、
育苗期間中は全てこの井戸水を使用しています!
ちなみに、
田植え後の田んぼの水は黒部川水系。
ちょっぴり水自慢のお米なのです。

種籾にしっかり吸水させると、
発芽のための生理活性をそろえる働きがあるとか。

井戸水は冬でも夏でも水温は13℃と一定。
毎日水を替えて、
だいたい8日間ほどで積算温度が100℃になり、
次の5:催目の行程にうつります!

と思ったら、
今年は種籾の休眠が深いので、
積算温度120℃が目安だったんだった!
浸種は8日間ではなく、
9-10日間とちょっと長めになる予定。

———————————

平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。
こだわり栽培コシヒカリの在庫、
残り少なくなってきました!
保管予約も承っておりますので、
ご希望の方はどうぞお早目にご連絡ください。

種籾の消毒 ~農薬による消毒編~

2011年4月7日 7:03 AM

約2ヶ月間に及ぶ育苗の行程は、
以下の通りの11段階。

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

今日は、
3:消毒のうち、
農薬による消毒の様子。

病気にならないように消毒をする作業はとても重要。
濱田ファームでは、
直売用は農薬を使わない温湯消毒、
出荷用と苗販売用は農薬による消毒と、
2通りのやり方で種籾を消毒しています。

小分けにした種籾を、
農薬が薄められた液にチャプンと浸すだけ、
の農薬による消毒は本当に簡単。
そして確実。
とにかく、
時間も労力もコストも軽減できます。

直売するお米は、
なるべく農薬を使わずに育てたいという思いのもとで、
温湯消毒をしています。

が、
出荷してしまうお米はとにかくコスト削減!
他の農家さんに販売する苗は、
確実に消毒された病気の出ない苗をという考えから、
農薬による消毒。
またそれを、
苗を買う農家さんも求めているし、
ね。

さぁ、
消毒が終わったら、
今度は4:浸種の作業です!

———————————

平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。
こだわり栽培コシヒカリの在庫、
残り少なくなってきました!
保管予約も承っておりますので、
ご希望の方はどうぞお早目にご連絡ください。

4月6日(水)のつぶやき

2011年4月7日 1:07 AM

22:01 from web
今日は耕起14枚。こまかい田んぼばかり入っとると、クラクラしてくるわ。あー、早く大きい田んぼに行きたい。
by hamadafarm on Twitter