富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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種籾の浸種

2011年4月8日 1:57 PM

約2ヶ月間に及ぶ育苗の行程は、
以下の通りの11段階。

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

今日は、
4:浸種の様子。
浸種(しんしゅ)は、
読んで字の如く、
小分けして消毒した種籾を水に浸す作業。

大きなタンクに水をたっぷり用意して、
その中に種籾をチャプン。

浸種に使用する水は、
すべてこの井戸水。
井戸水っていっても、
くみ上げているわけではなく、
勝手に自噴している水なのだ★

この辺りは、
北アルプスからの雪解け水が伏流水となって、
いたる所であちこち自噴している名水の里。
黒部川扇状地に位置しています。
とにかく水(だけ?!)は豊富なのだ。

濱田ファームでは、
浸種の水はもちろん、
育苗期間中は全てこの井戸水を使用しています!
ちなみに、
田植え後の田んぼの水は黒部川水系。
ちょっぴり水自慢のお米なのです。

種籾にしっかり吸水させると、
発芽のための生理活性をそろえる働きがあるとか。

井戸水は冬でも夏でも水温は13℃と一定。
毎日水を替えて、
だいたい8日間ほどで積算温度が100℃になり、
次の5:催目の行程にうつります!

と思ったら、
今年は種籾の休眠が深いので、
積算温度120℃が目安だったんだった!
浸種は8日間ではなく、
9-10日間とちょっと長めになる予定。

———————————

平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。
こだわり栽培コシヒカリの在庫、
残り少なくなってきました!
保管予約も承っておりますので、
ご希望の方はどうぞお早目にご連絡ください。

種籾の消毒 ~農薬による消毒編~

2011年4月7日 7:03 AM

約2ヶ月間に及ぶ育苗の行程は、
以下の通りの11段階。

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

今日は、
3:消毒のうち、
農薬による消毒の様子。

病気にならないように消毒をする作業はとても重要。
濱田ファームでは、
直売用は農薬を使わない温湯消毒、
出荷用と苗販売用は農薬による消毒と、
2通りのやり方で種籾を消毒しています。

小分けにした種籾を、
農薬が薄められた液にチャプンと浸すだけ、
の農薬による消毒は本当に簡単。
そして確実。
とにかく、
時間も労力もコストも軽減できます。

直売するお米は、
なるべく農薬を使わずに育てたいという思いのもとで、
温湯消毒をしています。

が、
出荷してしまうお米はとにかくコスト削減!
他の農家さんに販売する苗は、
確実に消毒された病気の出ない苗をという考えから、
農薬による消毒。
またそれを、
苗を買う農家さんも求めているし、
ね。

さぁ、
消毒が終わったら、
今度は4:浸種の作業です!

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平成22年産のお米の直売については、
こちらをご覧下さい。
こだわり栽培コシヒカリの在庫、
残り少なくなってきました!
保管予約も承っておりますので、
ご希望の方はどうぞお早目にご連絡ください。

4月6日(水)のつぶやき

2011年4月7日 1:07 AM

22:01 from web
今日は耕起14枚。こまかい田んぼばかり入っとると、クラクラしてくるわ。あー、早く大きい田んぼに行きたい。
by hamadafarm on Twitter

4月5日(火)のつぶやき

2011年4月6日 1:07 AM

21:09 from web
義を見てせざるは勇なきなり。眼前に正しいことを見ながらそれが断行できないのは、勇気がないというもの。なんて、現実のものとして出来る人はなかなかおらんよ。しんちゃん、やるなあ。http://happy0120.blogspot.com/
21:14 from web
本日のトラブル報告。トラクター作業機高さ自動故障。トラクターフロントローダー油圧ホース破損。どちらもマンパワーにて本日中に復旧!ありがとう!!
by hamadafarm on Twitter

種籾の消毒 ~温湯消毒編~

2011年4月5日 9:36 PM

さ、さ、さむーい!
お天気はすっごく良いのに、
とにかく寒い寒い寒い!
春はまだ先かなぁ・・・(涙)?

さてさて、
育苗(いくびょう=稲の苗を育てること)作業、
今日は3:消毒です!

1:選別
2:小分け
3:消毒(温湯消毒→直売用と農薬による消毒→出荷用と苗販売用)
4:浸種
5:催芽
6:風乾
7:播種
8:ハウスへの苗出し
9:出芽
10:苗をならべる
11:潅水&温度管理(プール・通常)

病気にならないように消毒をするわけですが、
直売用は農薬を使わない温湯消毒、
出荷用と苗販売用は農薬による消毒と、
2通りのやり方で種籾を消毒しています。

今日は、
温湯(おんとう)消毒の方をご紹介。

温湯消毒は、
少しでも農薬の使用を減らせるのでいいんですが、
時間がかかる、
電気代がかかる、
手間がかかる、
さらにイタイのが、
この写真のような特別な機械が必要だという事。

この機械、
温かいお湯を一定に保ってくれるだけのくせに、
けっこーいい値段なんですよね。
こんなもん買えるかー!
なので、
MHK会長のともまるは、
得意のK=借りる攻撃で何とかしのいでいます。

嫌な顔ひとつせず(たぶん・・・・)、
毎年機械をセットした状態で待っていてくれるクボタさん、
本当にありがとうございます!

ちなみに
M=もらう
H=ひろう、
です♪

これがその、
温かいお湯を一定に保ってくれるだけの機械、
その名も湯芽(ゆめ)工房・・・・。
すごーくゆるい名前でしょう(笑)?!
イラストもカラーも、
何ともいえない雰囲気をぷんぷんかもしだしています。

が!
やる事はちゃんとやる!
お湯を消毒に必要な60℃にきっちり保ってくれます。
ま、
やってもらわないと困るけどね。

ここに、
小分けした種籾の袋をチャプンチャプンとつけていきます。

いい湯だな~、
ってな雰囲気プンプンですが、
実際は60℃なのでアチアチです。

あんまり長くつけておくと、
種籾がゆだっちゃうので、
適当なところで(10分)引き上げてやって・・・・

冷たい水の中にザブンと入れます。
これをひたすら繰り返して、
次の行程の4:浸水へうつります!

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平成22年産のお米の直売については、
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