富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

ブログ タンボマスターへの裏道

青空のみの市

2010年11月8日 4:16 PM

農作業の様子はど~でもいいから(えっ?!)、
休日の様子をもっと更新しろ!
とのリクエストが多いので、
それでは今週から、
我が家のぐうたらしている様子でもお伝えしましょう★

昨日は第一日曜日。
第一日曜日といえば、
ここ富山では護国神社での蚤の市!

富山だけではなく、
北陸からも人が集まり、
北陸以外からも出店者がくるという蚤の市!

骨董品はもちろん、
農産物に加工品、飲食ブースもけっこうあると聞いていて、
前々から行ってみたいなぁとは思っていたものの、
何せ朝早い市のようで・・・・(朝6:00~)。

 

昨日ようやく念願かなって、
6時半に家を出発!
7時過ぎには神社に到着、
蚤の市に潜入です!

境内はご覧のとおり。
たくさんのお店でにぎわっています。
とりあえずは今年1年の農作業も無事終わったことを神様に報告。
報告?
ちゃんとしてる、coco様~?!

それにしても寒かった!
到着してしばらくは、
ダウン&ブーツで丁度いい感じ。
でも日が上がってきたら温かくなってきて、
上を見上げると飛行機が通り過ぎる青空。

「お~い!ひこ~き~!ばいば~い!」
とものすごい大声で飛行機にぶんぶん手を振るcoco。
か、かわいい♪♪♪

  

骨董品とはいえ、
ガラクタばかりではなくけっこう良い物もたくさんありました!
ゆっくりじっくりのんびり物色したかったところだけれど、
cocoがいるとねぇ・・・・。

知り合いの方も多数遭遇!
店チョーの奥様(お声をかえられなかったです、残念・・・・)、
お気に入りの洋服屋さんのオーナーさん、
先日カナダ話で盛り上がった洋服屋さんのスタッフさん、
金沢視察で立ち寄ったカフェの方、
以前訪れた能登のうどん屋さん併設の喫茶店の方、
などなど。

黒部でさえ誰にも会わないのに、
護国神社には皆さん、集まってくるんですね~。

飲食も充実!
甘いものからしょっぱいものまで、
ジャパニーズからインディアンまで、
コーヒーからチャイまで、
何でもありありで食べ歩きだけでも楽しかった!

蚤の市は1年中開催されているようです。
興味のある方は是非!
私たちもまた行きたいけれど、
cocoの暴走を考えると恐ろしくて二の足を踏む・・・・。

———————————

 

 

平成22年産・新米の直売については、

こちらをご覧下さい。

お客様からの声♪

2010年11月7日 10:37 PM

新米お届けから1ヶ月たち、
ほとんど全てのお客様に新米をお届けできたのではないかと思います。

気になるのは、
やっぱりお客様の反応。
今年の新米はどうだっただろうか?
美味しく食べていただけたしら?

お客様一人ひとりの顔や、
電話やメールでのやりとりの内容を思い返しながら、
けっこう気になっています。

そんな中、
お客様からうれしい反応をいただけると、
そりゃー、もー、
天にも昇りそうなくらいうれしさ爆発!
お客様の声って、
これまでの苦労が一気に吹っ飛ぶ、
強力なビタミン剤のようなものかも。

以下、
いただいたお客様の声の一部をご紹介します。

————————————–

濱田夫妻の愛の結晶届きました!
早速、炊いて食べた!
ツヤツヤ美人の新米、お茶碗に2杯食べました!


愛の結晶だなんて、ポッ。でもそう、確かに愛の結晶なのかも。
新米はとにかく食が進みますよね。
うちも御代わりが当たり前になってます♪

————————————–

昨日新米届き早速いただきました。
もっちりして、今年のお米もおいしかったです。
しかも今回はホームページにて日々の格闘を読んできただけに、
つい身近に感じてしまいますね。 
食欲の秋に突入です! 今晩は牡蠣ご飯にしようかと、思ってます。
暫し慌ただしい日が続くようですが、頑張ってください。


あ~、ありがたいです~。
このブログってまさにそう、
お客様に1年を通しての米作りの様子を知っていただきたい、
そういう思いで書いているので、
「身近に感じる」と言っていただけるとすごくうれしいです。
牡蠣ご飯、いかがでしたでしょうか?

————————————–

今年の夏は猛暑でお米農家は大変だと新聞を読んで知っていました。
それで、今年の新米はどうだろうね~?
と家族で楽しみでもあり、正直ちょっと心配してました。
がっ!!! 確かに今年は例年に比べ白濁のお米が少し多いようでしたが、
味はとっても美味しかったです。
正直なところ、去年よりも美味しかったと思います。(誤解しないでね。去年も美味しかったのよ!)
見た目と味って関係無いのだな~と、本当に思いました。
お米を親戚や近所の人にも私の母が配りまくってたのですが、
皆、「美味しい!」と言ってました。


今年は本当に過酷な天候でした。
でもこの方をはじめ皆さん、
それを気遣っていただく気持ちがとてもうれしかったです。
確かに今年のお米は高温障害の影響がありましたが、
こうして美味しいっていただけてホッと一安心。
ご近所の方にたくさん配っていただいて、
配りすぎてまたすぐにご注文をいただきました(笑)。
ありがとうございました!

————————————–

本当にありがとう。
新米めちゃくちゃ美味しかったですよ。
お米の香りがなんとも言えなかった。
知り合いに濱田ファーム紹介したら、注文したみたい。


めちゃくちゃ、
な~んて言われちゃうとやっぱりうれしいですね~。
こうしてお知り合いの方に紹介していただく場合も多くて、
少しづつではありますが口コミで注文が増えていくのは、
直売の醍醐味です♪

————————————–

こんにちは。
いつもおいしいお米ありがとうございます。
変わらない美味しい新米に感謝しながらいただいています。


こちらこそ、
いつもご注文をいただきありがとうございます!
感謝しながら、
というのは私たちを通してその向こうの、
自然そのものへの気持ちだと思うのですが、
その思いがとても素敵だなぁと思いました。

————————————–

 

メール以外でも、
こうして振込用紙にいつも温かいメッセージを書いていただいたり、
素敵なお葉書でお便りをいただいたり。
本当にうれしいです!
ありがとうございます!!

————————————–

最後に。

今年はニュースでもいろいろ報道されていて皆様ご存知のとおり、
お米の品質が取り沙汰される天候でした。
多くのお客様からご心配のお声や、
お気遣いをいただく優しい言葉をいただきました。

まだまだ新米農家の私たちは、
何分こういう天候に左右されるような年は初めてだったこともあり、
余計にお客様からの励ましの言葉や新米の感想が身にしみております。

それはきっと、
政府や頭のいいお役人の方が考えた、
庶民にはよくわからない政策や補助金なんかよりも、
ずっとずっと私たちの支えになります。
本当にありがとうございます!
 
来年もまた、
コツコツ真面目に、
でも私たちのペースで、
美味しいお米をお届けできるように頑張りたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

堆肥をまいてます!

2010年11月6日 10:49 AM

ここ数日、
朝から晩までせっせと堆肥を田んぼにまいてます!

秋の、
大切な土作りの作業。
来年の米作りに向けて、
今からしっかりと取り組んでいます。

 

堆肥は、
籾殻と牛ふんとを完熟させたもの。
ともまるの先輩の酪農家・K太郎さんから毎年いただいています。

完熟した堆肥は、
さらっさらで匂いも全くないんですよ~。
良質の堆肥を、
こうして譲っていただけるなんて、
本当にラッキーです。

去年までは、
ともまるが堆肥を取りに行っていました(こんな感じ)が、
今年はK太郎さんにまとめてどっさり、
うちの作業所まで運んでもらう事にしました。
これで堆肥散布の効率アップ!

 

 
ちなみにこちらは、
自家製の堆肥を熟成させているところ。
籾摺りして出た大量の籾殻と、
精米して出る大量の米ぬかと、
あとは微生物と水とをまぜまぜして作っています。

この自家製堆肥は、
もうちょこっと熟成させてから、
無農薬と減農薬の田んぼに播く予定。

 

堆肥はこうしてトラクターで、
マニュアスプレッダーという堆肥を散布する専用の機械に乗せます。
ドサー!
と豪快に。

マニュアスプレッダー(又はマニアスプレッダー)は、
うちでは所有していないのでお借りしてきたもの。
これも欲しい農機具の1つなんだけれどね。
買えない・・・・。

 

堆肥をどっさり載せたマニュアスプレッダーは、
これで公道をノロノロ走らせるわけにはいかないので、
セーフティーローダー(積載車)で田んぼへ。

 

あとは田んぼに突入!
堆肥をブンブンまきまくります!!

それにしても田んぼ、
稲刈りの時もそうだったけれど、
とにかくグチャグチャ。
突入していくと、
まるでスプラッシュマウンテンのように水しぶきがバシャー!
とあがってかなり濡れます・・・・。

今年はとにかく雨が多かったのかな。
この先も田んぼが乾く事なく、
冬の寒い暗い季節に突入しそうです・・・・。

ビール麦の播種

2010年11月4日 3:04 PM

いつも同じようなことを書いていますが・・・・、
転作の麦、
大麦に続いて、
遅れに遅れていたビール麦の播種、
ようやくやっつけました!

 

晴れたらビール麦、
晴れたらビール麦、
って念仏のように唱えていたのに、
全然晴れない!
どころか、
雨ざーざー。

田んぼはご覧のような状態で、
起こしていても何だか田植え前の田んぼみたいで・・・・。
 

この日もやっぱり、
トラクター2台体勢で。

手前にともまる号。
そして奥に、
って書いても小さすぎて全然見えてないけど、
奥にはともぱぱ号が走ってます!

 

 
猛スピードで溝を切りまくるともぱぱ号。

溝は、
麦の大敵の水の排水を良くするため、
必ずきらなくてはいけないもの。

溝ができたときにはもう、
辺りはすっかり真っ暗に。
暗くなるのが早くなってきて、
田んぼ作業もあまりできない時期になってきました~。

播種(はしゅ=種まき)は翌日にお預け!
そしてこれでようやく、
土作りの一環でもある堆肥散布の作業に移れそうです!

11月は土作り強化月刊。
堆肥を散布して、
田んぼを起こして、
水を貯めて、
来春の米作りに挑みます!

———————————

 

 

平成22年産・新米の直売については、
こちらをご覧下さい。

 

 

 

ピカ選

2010年11月3日 11:58 PM

買ってないですよ!
まさか、
うちが~!
買えるわけないでしょ~!

そ、れ、は、
ピカ選。

 

ただただ単に、
ピカ選を実演させてもらっただけです!

ピカ選?!
と頭の中が???の一般の方が多いと思いますが、
今年米農家の間では、
売れに売れまくっているという機械なんです!
ま、
そうだよね、
今年みたいに米の品質が取りざたされているような年はね、
売れるよね、
うちも欲しいもん。

と、
ついつい危うく思ってしまった危険な機械、
それがピカ選。
色彩選別機という代物です。

ここでおさらい。
収穫された籾は、
籾摺り機で籾殻が除かれて玄米の状態になります。

この玄米の中には、
粒が小さかったり比重が軽かったりする粒、
虫食いや茶色いヤケ米、
籾のまま残ったものや草の種、
一般の人にはちょっと考えられないかもしれませんが、
石なんかも含まれています。

なので、
籾摺りした後は、
石抜き機で石を取り除き、
選別機で粒が小さかったり比重が軽かったりする粒(→くず米)を取り除き、
そうして初めて、
玄米の状態として最低限販売できるようになります。

  

でも、
その玄米の中には、
虫食いのお米やヤケ米、草の種なんかは、
選別できずに残ってしまいます。

そんなものまで選別しちゃう優れものが、
この色彩選別機。
ピカ選は、
いちメーカーの商品名。

これまでは、
農家が色彩選別機を所有する事はあまりありませんでしたが、
直売する農家が増えたこともあって、
より良い品質のお米を求めて導入するケースも出てきたようです。

 

 

実演中の選別機。
あまりにも性能が良すぎて、
とてもともまる1人では対応できず。
仲間と一緒に実演してみたけれど、
まぁ、
とにかくスゴイの一言!
色彩選別機を通った後のお米の、
ピカピカの状態ったらありゃしません!
さすがその名もピカ選!!

が、
導入にはやはり多額な資金が必要なわけで・・・・。
とにもかくにもそれがネック。

これまで同様、
虫食いなどの粒が混ざる濱田ファームのお米を、
お客様に理解していただけるよう説明を徹底する。
そういう努力を怠らないように今はとにかく頑張るしかない、
でしょうか。

———————————

 

 

平成22年産・新米の直売については、

こちらをご覧下さい。