富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

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ノーサンブツケンサカンへの道

2010年6月16日 4:07 PM

●お知らせ

明日6月17日(木曜日)、
NHK富山放送局の夕方のニュース番組(18:10~)で、
濱田ファームが紹介される予定です。
トキが主役なので、
うちがどれくらい登場するかはわからないのですが、
お時間がある方は是非ご覧下さい!

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勉強は大っ嫌いのワタクシですが、
なんとなんと一大決心を致しまして、
現在、
ノーサンブツケンサカンなるものになるべく、
講義を受ける日々が始まっております!

通年脳みそお休み状態だったのに、
ここ数日いきなりエンジンフル回転で、
頭はフラフラです。
眩暈がしそうです(笑)。

分厚いテキストを持つだけでクラクラ(笑)、
おまけに毎回資料までくれちゃうもんだから、
もうこれだけでいやんなってきちゃいます、
あははは。

ノーサンブツケンサカンとは、
文字通りなんですが、
農産物を検査する人のこと。

農産物といっても、
検査するのは米や麦・大豆など主食。
特にお米は、
日本人にとってはなくてはならい食料だけに、
イヤに細かく法律で様々~な事が決められてるんですよね。

ほんの一例ですが、
たとえばたとえば米袋の表示。
検査を受けていないと、
○年産とかどこどこ産とか○○ヒカリとか、
そういう表示ができないんです。

濱田ファームが直売しているお米は、
ここ黒部で作ったコシヒカリですが、
検査を受けていないので「未検査米」としか表示できません。

それが法律なんだから!
というのはもちろん理解していますが、
じゃぁ、その法律そのものや、
検査の方法、
背景にある様々な問題などなど、
何も知らずにただただ検査される農家にはなりたくないな、
そう思ったのがきっかけ。

農家自らが、
ノーサンブツケンサについて知り、
ケンサカンとなって始めて、
ノーサンブツケンサを語りたいと思ったのであります。

な~んて、
偉そうなことを書いていますが、
しょっぱなの講義のケンサ法という法律で、
既にやられてます・・・。
法律用語ってムズカシイ・・・・。

お休みのお知らせ

2010年6月15日 9:51 PM

●お休みのお知らせ 
6月19日(土曜日)・20日(日曜日)・21日(月曜日)

視察旅行のため、
上記の期間お休みいたします。
この間に電話・ファックス・メールでいただいたお米のご注文については、
休み明けの22日(火曜日)に返答させていただきたいと思います。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いたします。
なお定期配達・発送の分については、
休み期間中でもお米をお届けいたします。

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今回の視察は、
なんとなんとの佐渡へ!
えっ?!
佐渡???
もしかしてトキ?!

はい!
そうです!!
トキを見にわざわざ佐渡へ行ってきます!

トキが定住して1年たつここ黒部。
住民票が交付されたり、
1周年記念パーティーが催されたり、
と、
何だか、
失礼な言い方かもしれないけれど、
表面的な軽い行動しか起こしてないような気がします。

もっと、
抽象的な言い方だけれど、
本質的なこと、に、迫るような事はできないのかなぁ、
とモヤモヤしています。

で、
佐渡。
あちらは本家本元だけにいろんな取り組みがすごい!
ちょっとその辺りをお勉強させてもらいに行こうかな、と。

佐渡のコシヒカリも美味しいらしいし、
自然もすごけりゃ(ミシュラン2つ星!)、
芸能文化も盛ん(能舞台の数のすごい事!太鼓にも興味深々)、
と、
佐渡、
なかなか奥深そうで楽しみです♪

ナイスバック パート2

2010年6月14日 3:56 PM

以前、
米袋をリサイクルして作る、
ナイスバックというカバンをご紹介した事がありますが、
今回はなんと!
うちのお客様お手製のナイスバックをご紹介!

じゃじゃ~ん。
ただただ捨てられるであろう運命の米袋が、
こんなステキなバックに大変身しています!

何度かこのブログでもご紹介していますが、
濱田ファームの米袋(300gをのぞく)は、
1枚1枚手で地道にハンコを押したものなんです。
印刷ではなくって、
ハンコの微妙なかすれ具合がどうにもこうにも好きでして・・・・。

こんな、
きっと他の人から見たらどうでもいいハンコのかすれにこだわる私たち、
ちょっとおかしいのかもしれませんが、
でもこれが私たちのこだわり。

そんな愛着のある米袋を、
こうしてリサイクルして使っていただけるなんて、
本当に涙が出るくらいうれしいです。
ありがとうございます、愛★さん!
そして、
これからもどうぞ濱田ファームをよろしくお願いいたします!!

麦あとの耕起

2010年6月13日 9:33 PM

麦の刈り取りが終わって
そのあとの田んぼになるべく早く田植えをすべく、
昨日・今日と田んぼの準備3ステップ
ガンバッテマス!

昨日の耕起の様子。
これはともまる号だけれど、
ともまるだけではちょっと作業が追いつかないので、
ともパパ号も出動してます!

そして今日は、
ひたすら荒くりを。

明日からは雨模様で、
とうとう梅雨入りなのかなぁ?
といった天気だけれど関係なし!
明日も荒くり、
そして何とか代かきまでやっつけちゃいたい!!

手押し除草機の日々・・・・

2010年6月12日 4:51 PM

今年の無農薬の田んぼは、
乗用の除草機で楽々だ~い♪
とタカをくくって1枚増やしてみたんですが、
どうやら大きな誤算だったようです・・・・。

乗用の除草機、
どうもイマイチなんですよね、
やっぱり。
雑草はもちろん、
稲までガンガン倒していっちゃう。
見ていてかなり胸が痛みます。

除草機が悪いというより、
田んぼが悪いのか・・・。
この冬しっかりと冬期湛水していたら、
土がもんのすご~くトロトロになっていて・・・。

このトロトロ層が、
抑草効果を高めるらしいんですが、
でもホント?!
ってなくらい草は生えているし、
何よりトロトロで稲の根がしっかりと活着していないような気がする。
だから、
除草機が通るとすぐに倒れちゃうんじゃないかなぁ、
と考えてるんだけれど、
はてどうなんだろう?

乗用の除草機がイマイチなので、
今年もやっぱり手押しの除草機が大活躍。
悲しいけれど、
辛いけれど、
疲れるけれど、
でもやっぱり、
手押しが大活躍。

田んぼの縦の列、横の列、
まんべんなく数回にわけて、
除草機を押しまくる日々が続いております。

やっぱり、
無農薬って大変。
この労力をきちんと換算すると、
お米の値段なんてとてもつけられない、つけたくない。
収穫量も少ないし、
反収を考えると普通に作った方が割に合う。

でもそれでも無農薬に挑戦するのは、
ニーズがあるから。
今年もたくさんのお客様が待っている。
だから、
それにこたえたい。
あとは、
これが実は大きいんだけれど、
単なる自己満足の世界。

じゃなきゃぁ、
きちんと収支を計算しちゃったら、
やっていけない。

それにしても、
雑草が気持ち悪いくらい生えてる・・・・。
いや、
この光景は本来の姿なんだから、
これが普通なんだろうな。
草1本も生えてない「キレイな田んぼ」こそが、
本当は気持ち悪いのかな・・・・。

雑草、
本当にこれ、
どうにかならないもんか、
いや、
どうにもならないんだ、
雑草と共存するんだ!
と、
悟りの境地で除草機を押してます。

田んぼがこれまた広いんですよね・・・・。
道から、
車から、
ただ単に田んぼを眺めてみても広いけれど、
実際にその足で田んぼの中に入ってみると、
そのとてつもない広さにビックリします。
いや、
ビックリというよりは、
ただただ果てしない広さに無言になるだけかも。

無農薬の田んぼの畦は、
害虫の嫌がるミントを植えていますが、
これがまた、
と~ってもいい香りなんですよね。

除草機を押す苦しさも、
この香りで少しは和らぐかも・・・?

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平成21年産のお米、
直売について詳しくはこちらをどうぞ。