実はこの2日間、
パソコンが不調でブログを更新できませんでした。
いやぁ、
パソコンがないとものすご~く不便!
というか、
不便を通り越して仕事ができない!!
仕事ができなかったので、
実はちょっぴり暇だったりもしたんですが(笑)。
さてさて、
育苗と同時進行で、
田んぼの準備も着々と進んでいますよ~!
田植えまでの田んぼの準備は、
以下のスリーステップ!
1:耕起(こうき=田んぼを起こす)
2:荒くり(あらくり=土と水を混ぜる)
3:代かき(しろかき=田植えの為に田んぼの表面を滑らかにする)
1:の耕起は既に終了!
実は今年、
耕起した田んぼは極々わずか。
10町(10ヘクタール)のうち、
農協さんへの出荷用の田んぼ1町(1ヘクタール)くらい。
あとは不耕起!
実は、
出荷用と直売用との米作りは、
土作りから肥料設計にいたるまで、
何から何まで明確に一線を画しています。
直売用はやっぱり、
直接お客様にお届けするお米だから。
美味しいお米を作ろう!
というモチベーションから違ってきます。
この写真は、
農協さん出荷用の田んぼの耕起の様子。
前の年の秋に、
堆肥もまいていなし耕起もしてない田んぼ。
春になると、
ご覧のように稲刈り後の切り株と切り株の間に、
雑草たちがわんさか。
これを起こしてやって、
雑草を土の中に入れ(隠して?!)て、
土を耕します。
そしてこちらは、
天気が悪い写真ですが、
直売用の田んぼの荒くりの様子。
この春の耕起、
していません!
前年の秋、
堆肥を散布してトラクターで耕起して、
さらには冬の間ずっと冬期湛水(とうきたんすい)で、
田んぼに水をはりっぱなしだった田んぼです。
どうかな~?
と思ったんですが、
やっぱり!
耕起の必要は全くなし!
どころか、
荒くりも必要ないんじゃない?
ってなくらい、
土がトロトロ。
大げさに言うと、
このまま田植えができそうなくらいの状態。
一応、
ロータリー(トラクターの後部に付ける作業機)で、
土と水とを混ぜて荒くり。
でもたぶん、
ハロー(作業機)で代かき1回、
または2回でも大丈夫そうな予感。
そうなったら、
これはこれは、
春のトラクター作業労力の大幅な軽減につながりそうです!
いろいろと作業を手伝ってもらっているともパパ、
近い将来、
年齢的に田んぼ作業ができなくなる事は確実。
現に今でさえ、
機械作業は基本的にともまるの仕事。
春のトラクター作業だけはどうしても間に合わないので、
ともパパに乗ってもらっています。
濱田ファームは、
なるべく人に任せず、
米作りの全ての作業を自分達の手でやっていきたいと考えているので、
人を雇うつもりもありません。
小さな米農家ですが、
今の面積をともまる1人でこなしていく為にも、
あらゆる面で作業の効率化は必須だと感じています。
その中で、
春の超多忙な時期に、
トラクター作業が軽減されるかもしれないという事は、
この先米作りを続けていく上で非常に重要です。
秋にきっちりと、
堆肥をまいて土作り、
そして冬期湛水でトロトロ層を作り、
春の耕起の作業を省略。
トロトロ層は特に、
無農薬の田んぼでの抑草効果も期待できる。
むむむ、
これはなかなか良さそうです!
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平成21年産のお米の直売について、
詳しくはこちらをどうぞ。