富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

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ブログ タンボマスターへの裏道

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自家製小麦のカンパーニュ

2010年2月25日 10:49 PM

昨年始めて作付けをしてみた、
小麦のユキチカラ。
6月に収穫、
すぐに天日干しで乾燥、
そうしてそのまましばらく放置していたのですが、
先日ようやく重い腰をあげて製粉しました

その小麦を使って、
かねてからの夢だった、
自家製小麦の天然酵母パンを焼いちゃいました♪♪♪

小麦本来の味を確かめたかったので、
シンプルにカンパーニュ。
材料は粉と水と酵母と塩だけ。

え~っと・・・・・
結論から先に言うと、
失敗です(爆)。

まず、
うまく捏ねられない。
通常の水の量ではパサパサになってしまって、
水をたしてたしてたして、
それでようやくどうにか捏ねられた。
ら、
生地がベトベトに。

1次発酵では、
1日たっても膨らまず。
さらにもう1日置いてみたけれど、
それでも膨らまず。
もうこれ以上はさすがにヤバイかなぁと、
無理矢理発酵カゴに放り込んで2次発酵。
もちろんそれでも膨らまず。
そのまま無理矢理オーブンへ。

果たして焼きあがりは、
ご覧の通り膨らまず!
ものすご~いどっしりとしたパンになりました!
クープもお恥ずかしい限りだし・・・。

でもね、
発酵が長かったからか、
天然酵母の複雑な味わいと、
粉そのものしっかりとした風味の感じられるパンになりました!

自家製粉ではやっぱり、
小麦の磨きが足りないのかなぁ。
市販の粉とブレンドすれば問題はなさそうですが、
でもやっぱり、
自家製小麦100%にこだわりたいところ。
今後に大きな課題を残しました。

天然酵母は、
いつもはホシノでお手軽に作ることが多いんですが、
今回はレーズンからちゃんと酵母エキスを作りました。
今また新たなエキスを仕込み中。
次は粉をたして酵母をちゃんとおこして、
リュスティックでも作ってみようかな。

ちなみに右のカンパーニュは、
普通の粉(ハルユタカ)で作ったもの。
こちらはものすご~く上手に焼けました。
ちゃんと膨らんで、
焼きあがりもふっくら。
とあるパーティーにお土産として持って行ったんですが、
けっこう好評でした♪
ヨカッタヨカッタ。

——————————

米作りは、
単に田植えと稲刈りだけではなく、
あまり知られていない地味な作業の積み重ねの日々です。
収穫後の土作りから、冬の農閑期、1年で最も忙しい田植えの準備、
田植え後の草刈りと草取りの日々、そしてようやく待ちわびた収穫の秋。

そんな様子をありのまま、
できるだけ細かく伝えたい気持ちから、
このブログを更新しています。

また、より多くの方に実際の米作りの様子を知ってもらいたいと思い、
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時にはともまるも!

2010年2月23日 10:08 PM

普段は作業着、
オフの時でもパーカーにパンツ、
足元はスニーカーという、
ラフな服装が多いともまる。

でも、
時にはともまるも、
ジャケットを着て出かけることもあるんです。

1年に2,3回程度ですが・・・・。
なのでジャケットは、
ユニクロですが・・・・。

この時期、
ともまるが所属する各種団体(○○青年部とか○○協議会とか)の、
総会ラッシュです!

今年度の事業報告に会計監査、
来年度の事業計画に予算、
などなどの報告をする総会。

そしてセットでもれなくついてくる、
懇親会という名の飲み会。

夜な夜なお出かけのともまると、
夜な夜なお留守番のワタクシ。

そんな日々が続いていますが、
田んぼの雪はすっかりとけ、
日差しは暖かく降り注ぎ、
日に日に春めいてきたような気がする、
ここ黒部です。

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●平成21年産のお米の直売については、こちらをご覧ください。

無農薬コシヒカリの米粉、好評発売中です!

小麦の製粉

2010年2月22日 10:53 AM

去年初めて挑戦した小麦(強力粉)。
それまで転作は、
大麦とビール麦の2種類を作付けしていたんですが、
パン好きな我が家としてはぜひ、
自家製の小麦でパンを作りたいーっ!
という思いのもと、
ユキチカラという品種の小麦を作付けしました。

収穫の様子はこんな感じ
もう去年の6月の事なんですよねぇ~(汗)。

その後なんと、
8ヶ月近くもほったらかしにしていた、
小麦のその後の様子、
お待たせしました!
ようやくお伝えできる状態になりました!!

収穫した小麦は、
まずは天日干しで乾燥。

アジサイ、
きれいですね~。
乾燥はもちろん、
収穫直後にちゃんとやりましたよ~。

天日干しというとものすごく聞こえがいいんですが、
ただ単に乾燥機に入れるだけの量に達していないというのと、
なにより一度乾燥機に入れちゃうと、
その後の掃除がとーっても大変!
お米と混ざったりしちゃったら一大事ですからね。

小麦のアップの写真、
見る人が見ればおわかりかと思いますが、
小麦の前に収穫した大麦が混ざってます。

大麦収穫後、
コンバインはちゃんと掃除したんですが、
でもやっぱりこれだけ混ざっちゃうんですねぇ。
まさかまさか、
小麦専用のコンバインとか小麦専用の乾燥機とか、
そんなものまでは用意できないのが辛いところです。

乾燥した小麦を製粉!

製粉には、
家庭用の電動石臼、
その名もHikikiを使ってみました。
シンプルな構造で操作も簡単。
しかも石臼!
しかも木製のシンプルなフォルム。
なかなかいいです♪

それにしても、
粉にしてみると小麦粉、
ものすごくまっ茶っ茶・・・・。

これを、
ガンガンガンガン篩(ふるい)にかけます。

実はこれが大変でした。
ふるってもふるっても終わらない・・・・。
わずか10kg程度の粉をふるうのに、
かなりの労力を奪われました・・・・。
はっきり言って疲れました、えぇ。

これは完全に自家用の粉にしかなりえません。
自分の趣味で、
好きだから、
自分が作った小麦でパンを作りたい、
という思いでしか成り立たない作業かも。

我が家の場合、
小麦販売への道のりは、
まだちょっと先の話になりそうです。

で、
これが1番粉。
100メッシュの篩でふるった、
粒子の細かいわりと白い粉。

それでも市販の粉と比べると、
ほんのり茶色。

調べたところ、
一般的な小麦粉は、
まずは小麦を50%程度削ってから製粉するんだとか。
それから粉とふすま(米でいう糠のようなもの)にわけるんだそう。

50%って・・・。
そんなもったいないことできないよぉ。
という事で、
うちの場合は家庭用精米機に2回かけて、
軽く表皮を削ったのみ。
だからなのか、
粉はほんわり茶色です。

そして、
こちらが2番粉。
50メッシュの篩。
こっちはもっと茶色。
一般的な全粒粉にかなり近い状態かも。
この粉でパンを焼くのはちょっと難しそうな感じ。
まず膨らまないだろうなぁ。

最後にふすま。
1番粉よりも2番粉よりも、
たくさん取れちゃったよ・・・。
こんなにふすま、
使い切れないよぉ。
パンやお菓子に混ぜて焼くにも限界があるもの。

と、
こんな感じでやっと製粉できた小麦粉。
そして念願の自家製小麦でのパンを焼きました!
さぁ、
どんなできになったのか?!
そのレポートはまた後日!!

ブルーベリーベーグル♪

2010年2月21日 10:28 PM

月1で通っているパン教室、
今月はブルーベリーベーグルでした~♪

ベーグル大好き!
カナダで生活していたときは、
毎朝ベーグルを食べていたくらい。

キャンプでの朝食も必ずベーグルだったなぁ。
しかも、
トースト(バーナーで直火!)するだけで、
何も塗らなくても美味しくいただけるブルーベリーベーグルは、
大のお気に入りでした。

今回はその、
ブルーベリーをたっぷり練り込んだベーグル。
色も鮮やかに、
むっちりもっちもちのベーグル、
できました~!

私はバターでいただいたけど、
ともまるは大好きなクリームチーズをたっぷり塗って。
cocoはそのままガブリ。
家族3人であっという間に完食!

ベーグルは簡単にできるので、
これまでも時々作っていました。
このブログでも一度、
紹介した事がありました(→こちら)。
また近いうちに作ろ~っと。
今度はメープルシュガーを練り込んだ、
メープルベーグルにしてみよっかな♪

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ともまるの生い立ち ④

2010年2月20日 11:07 PM

ともまる、
今日明日と私たち家族を置いて、
ひとり新潟へとウキウキしながら出かけていった・・・。

いいもん、
いいもん、
いいもんね~!

私とcocoと、
2人でラブラブな週末を送っちゃうもんね~、
と言いつつ、
やっぱりちょっぴり淋しかったりして。

で、
ともまるは一体何しに新潟へ行ったのかというと、
新潟大学時代のサークル仲間が結婚するというので、
そのお祝いの席にかけつけたというわけ。

大学時代か~。
もう20年近く前の事だな~、
としみじみしていたら思い出した!

連載シリーズ(?)のともまるの生い立ち、
もうほとんどの方はその存在を忘れているかと思いますが、
生い立ち③で更新が止まっていたんだった!

というわけで、
久々、
何と2年近く間をあけてしまっていたともまるの生い立ちシリーズ、
今回はその、
新潟大学時代の様子です!!

理系で国立のみ、
という選択肢しかなかったともまる、
受かったのは新潟大学の農学部のみだったそうな。
特に農業の道に進もう!
とか考えていたわけでは決してない。
実際、
農学部出身で農業の道に進んだ友達はいないみたいだし。

あっ、
この写真は農学部とは全く関係なくって、
サークルでスキーに出かけたときの写真のようです、
たぶん。
本人いないので確認取れませんが。

それにしても、
時代を感じさせるウェアです(笑)。

ともまるは、
右から4番目、
かな?

アップだと、
こんな感じ。
わ、
わ、
若い!
当たり前だけれど、
若くてかわいくて、
今のおっさん面とは全然違います!

どうやらけっこうスキーには力を入れていたサークルのようで、
フォーメーションで滑っている写真も何枚か。
これも、
時代を感じさせますね。

ちなみにサークルは、
夏はテニス、
冬はスキー、
という当時の典型的なサークルです。
えぇ、
もちろん私も大学時代はそんなサークルに入ってました、
ははは。

それにしても、
写真、
遊んでいるのしかありません!
勉強しているとか、
研究しているとか、
学校の様子とか、
そんなものは1枚も出てきやしませんでした!

一応、
専攻は麦、
だったような話を聞いてます。
おぉ!
今の大麦に少しはつながってるじゃん!
と思ったら、
当時勉強した事は現在の農業には一切役立ってないそうです。
そうだよね、
そうだよね、
大学って研究するとこだもんね。
実際の農業の世界とはかけ離れてるんだろうね。

新潟の大学だったので、
車は必需品。
人生生まれて初めての車がこちら。
ファミリア?!
私にはよくわからん。
でも、
私はカナダでフェスティバ(フォード)に乗ってたんだよね。
これって仲間みたいなもん??

アルバムをめくってもめくっても、
とにかく浮かれポンチ状態で遊んでいる写真ばっかり。
(ともまるは右端の太郎くん)

勉強ははて?
してたんだろうか?
学業よりも、
人生の勉強をきっといっぱいしていたんだろう。
私はそうだったなぁ。

大学卒業時の写真だと思われる。
が、
ともまる(後列中央)は大学院に進学したので、
卒業式は関係なし。

大学院では雑草の研究をしていたみたい。
雑草の研究っていったい・・・・?
当時から今にいたるまで、
雑草とは深いつきあいのようだ(笑)。

以上、
遊んでばっかりだったみたいの学生時代のともまるでした。
次回(いつだ?!)は、
社会人のともまる、
そしてカナダへ渡ったともまる、
へと続く予定。

あっ、
とってもキュートなともまるを見てみたいわ♪
というマニアックな方は、
生い立ち①を見てね☆