去年初めて挑戦した小麦(強力粉)。
それまで転作は、
大麦とビール麦の2種類を作付けしていたんですが、
パン好きな我が家としてはぜひ、
自家製の小麦でパンを作りたいーっ!
という思いのもと、
ユキチカラという品種の小麦を作付けしました。
収穫の様子はこんな感じ、
もう去年の6月の事なんですよねぇ~(汗)。
その後なんと、
8ヶ月近くもほったらかしにしていた、
小麦のその後の様子、
お待たせしました!
ようやくお伝えできる状態になりました!!
収穫した小麦は、
まずは天日干しで乾燥。
アジサイ、
きれいですね~。
乾燥はもちろん、
収穫直後にちゃんとやりましたよ~。
天日干しというとものすごく聞こえがいいんですが、
ただ単に乾燥機に入れるだけの量に達していないというのと、
なにより一度乾燥機に入れちゃうと、
その後の掃除がとーっても大変!
お米と混ざったりしちゃったら一大事ですからね。
小麦のアップの写真、
見る人が見ればおわかりかと思いますが、
小麦の前に収穫した大麦が混ざってます。
大麦収穫後、
コンバインはちゃんと掃除したんですが、
でもやっぱりこれだけ混ざっちゃうんですねぇ。
まさかまさか、
小麦専用のコンバインとか小麦専用の乾燥機とか、
そんなものまでは用意できないのが辛いところです。
乾燥した小麦を製粉!
製粉には、
家庭用の電動石臼、
その名もHikikiを使ってみました。
シンプルな構造で操作も簡単。
しかも石臼!
しかも木製のシンプルなフォルム。
なかなかいいです♪
それにしても、
粉にしてみると小麦粉、
ものすごくまっ茶っ茶・・・・。
これを、
ガンガンガンガン篩(ふるい)にかけます。
実はこれが大変でした。
ふるってもふるっても終わらない・・・・。
わずか10kg程度の粉をふるうのに、
かなりの労力を奪われました・・・・。
はっきり言って疲れました、えぇ。
これは完全に自家用の粉にしかなりえません。
自分の趣味で、
好きだから、
自分が作った小麦でパンを作りたい、
という思いでしか成り立たない作業かも。
我が家の場合、
小麦販売への道のりは、
まだちょっと先の話になりそうです。
で、
これが1番粉。
100メッシュの篩でふるった、
粒子の細かいわりと白い粉。
それでも市販の粉と比べると、
ほんのり茶色。
調べたところ、
一般的な小麦粉は、
まずは小麦を50%程度削ってから製粉するんだとか。
それから粉とふすま(米でいう糠のようなもの)にわけるんだそう。
50%って・・・。
そんなもったいないことできないよぉ。
という事で、
うちの場合は家庭用精米機に2回かけて、
軽く表皮を削ったのみ。
だからなのか、
粉はほんわり茶色です。
そして、
こちらが2番粉。
50メッシュの篩。
こっちはもっと茶色。
一般的な全粒粉にかなり近い状態かも。
この粉でパンを焼くのはちょっと難しそうな感じ。
まず膨らまないだろうなぁ。
最後にふすま。
1番粉よりも2番粉よりも、
たくさん取れちゃったよ・・・。
こんなにふすま、
使い切れないよぉ。
パンやお菓子に混ぜて焼くにも限界があるもの。
と、
こんな感じでやっと製粉できた小麦粉。
そして念願の自家製小麦でのパンを焼きました!
さぁ、
どんなできになったのか?!
そのレポートはまた後日!!