富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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稲刈りからお米になるまでの遠い道のり・その2

2019年9月17日 11:06 AM

1つ前の投稿で、
コンバインが壊れて入院!
とお伝えいたしましたが、
その3日後に退院してきました。

おかげで、
9月1回目の3連休(もう1回あるのですね・・・)は、
稲刈り三昧となりましたー!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

稲刈り再開となり、
稲刈りそのものは順調に進んでいるんですが、
順調じゃないのがこちら、
稲刈りと並行して進めている乾燥調製の方。

刈り取った籾(もみ)を乾燥させて、
籾殻(もみがら)を取って各種選別機を通して玄米にする作業ですが、
あっちで機械がつまり、
こっちでベルトが切れ、
となかなか思うように進みません(汗)!

タイトル通り、
お米になるまで遠い道のりです・・・・。

気を取り直して・・・。
その1に続いて、
今日はその2の様子をお伝えしましょう。

刈り取った籾を、
保管に程よい水分量まで乾燥させたら、
乾燥機から籾摺り機(もみすりき)という機械へ。

写真では伝えきれないのですが、
ものすごい音をまき散らしながら、
あっという間に籾(もみ)から籾殻(もみがら)を取り除いて、
茶色いお米、
つまり玄米の状態にしてくれます!

玄米になったとはいえ、
たくさんの異物や未熟なお米が紛れているので、
ここから選別機をたくさん通して、
質の良い玄米だけに選別していきます。

まずは、石抜き機。
そう、
お米にはけっこう石が混入しているので、
この機械で取り除いてもらいます。

粗選機であらあらっと状態の良い粒を選別したら、
今度はこちらの色彩選別機に通します。

虫食いの粒などを、
ものすごいスピードで選別してくれちゃう優れもの。

写真ではとても追いつかない速さなんですが、
ピッ!ピッ!!
とはじいてくれるんです。

他にも、
粒を大きさで選別する機械に通したりして、
いい状態の米粒だけにしていきます。

一粒一粒が小さいお米、
しかも大量なのでとても手選別はできません。
こういう選別機に頼らざるをえず、
この作業の様子は、
とても米作りというイメージからはかけ離れているかもしれませんね。

ほぼ全ての作業が機械化されていて、
この、
1トンものお米が入るフレコンという大きな袋詰めも含めて、
乾燥調製という作業は、
これまでのアウトドアでの米作りとは全く違います。

でも、
これも間違いなく米作りの1つの工程です。

稲刈りという作業は広く一般に知られていますが、
あまり知られていないこういう作業もきちんとお伝えする事こそが、
お米の世界を知ってもらう一歩だと思っています。

そういう気持ちで綴っているのが、
このブログだったりします(^^)/

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

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稲刈りからお米になるまでの遠い道のり・その1

2019年9月13日 3:36 PM

コンバインが故障して、
入院が必要になり(主な理由は部品待ち)、
稲刈りできない日々が続いています。

やったー、
これを理由に遊んじゃおう♪
じゃなかった、
疲れた体を休めよう♪♪

という事にはならないのが農繁期の辛いところ。
稲刈りできなければできないで、
やる事は盛りだくさんです。

まずは何といっても乾燥調製(玄米にする)作業、
そして、
乾燥調製の過程で大量に発生する籾殻(もみがら)を、
堆肥に仕込む作業。

稲刈りとは関係なく、
まだまだたくさん平成30年産お米の注文もいただいていますし、
新米のご予約も多いこの時期、
とても休んでいる暇はありません!

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よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

稲刈り中断中なので、
今日は刈り取った籾(もみ)が、
その後どのような工程を経てお米になるのか、
その詳細をお伝えしたいと思います!

というのも、
稲刈りしたらすぐ新米!と思われる方も多く、
新米をご用意できるのはまだまだ先なのです、
とご案内しても理解していただけない事が時々あります。

稲刈りは田んぼという表舞台でする作業なので、
どんな方でも想像しやすい作業ですが、
稲刈りした後は作業所でひっそり(?)秘密裏(??)に作業が行われるので、
想像しにくいという方が多いかなと思います。

というわけで、
稲刈りからお米になるまでの遠い道のりを、
この先何回かにわけてお伝えしたいと思います!

コンバインで刈り取った籾は、
コンバイン内部のタンクに貯蔵されますが、
いっぱいになったら、
軽トラに載せた籾コンテナという専用の入れ物に排出します。

写真では伝わらないのですが、
ものすごい細かい埃が舞いまくっています!
カメラ撮影、かなり命がけ(笑)!!

 

籾を載せた軽トラは、
田んぼから作業所へ移動。

作業所の中では、
乾燥機(我が家は中古が4台)が待ち構えていますよー。

このホースを使って、
まずは籾コンテナの中の籾を、
乾燥機に排出します。

コンテナにカチッとホースを差し込んで、

乾燥機の張り込みボタンをセット!

あとは自動で、
籾が乾燥機の中へ~。

乾燥機の中で、
籾にまずは風をあててから、
貯蔵に適した水分量までゆっくりと乾燥させていきます。

お米になるまでは、
まだまだ工程が長いので続きはまた改めて!

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コンバインが壊れたー(涙)!

2019年9月11日 10:32 AM

台風15号の影響で、
未だに千葉の多くのエリアで停電が続いているようです。

私の母校は今日も休校、
実家も停電が続いています。

少しでも早い復旧を。
願う事しかできないのがもどかしいのですが、
私は私で、
今やるべき事を1つ1つ確実にやる。
それしかありません。

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よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

コンバインで稲刈りをして、
刈り取った籾(もみ)はコンバインの内部タンクにある程度ためておけますが、
いっぱいになるとピーピーピーとお知らせしてくれるので、
軽トラの荷台に乗せた籾コンテナに排出します。

あまり近づきすぎると危険ですよ(笑)!
凄まじい埃とカユカユ成分が巻き上がっています!

撮影も命がけ。
いや、私がではなくカメラが危ない。
細かい埃は、
カメラのような精密機械の大敵です。

と、
調子よく刈っているつもりでいたら、
ある時から全く前に進まなくなってしまいました・・・。

加えて、
常に内部タンク満タン合図ピーピーピーが鳴りやまない・・・。
ぜんぜん刈ってないのに・・・・。

すぐに農協の農機具さんに連絡。
田んぼに来て見てもらいました。

農機具さんもこの時期、
あっちの田んぼにこっちの田んぼにと、
緊急呼び出しばかりで大忙しだと思います。

うちもそうですが、
すぐに使えないのはとっても困る!
今すぐ即ただちに必要な機械なんだもん。

でも、
迅速な対応をお願いしたいのは、
皆さん同じこと。
ここは、
心を無にして待つしかありません。

がしかし、
待てど暮らせど直る事はなく・・・・。
入院が決定しました・・・・。

この後は、
代替機をお借りしてなんとかこの日の分を狩り終えました。

前回のブログ記事で、
走行時間というコンバイン乗り換え目安の「常識」にとらわれず、
長く大事に乗り続けたいと書いたのですが、
厳しい状況になってきましたー。

でも、
我が家みたいな小さな農家が、
新品コンバイン(1000万諭吉さま前後)を買うというのは、
ちょっと無理があります。

対応策や今後の事をしっかりと検討しないといけないのですが、
とりあえず今のコンバインが、
無事に修理から戻ってきますように・・・☆

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稲刈り始まっています!!!

2019年9月9日 1:31 PM

9月に入ってから雨続きで稲刈りできない日々でしたが、
ようやく晴れた!
さ、稲刈りだーーー!!
と思ったらめちゃめちゃ暑い!!!

これも、
台風の影響によるフェーン現象でしょうか。

私の実家(千葉)も台風が直撃したようで、
交通網は大きく乱れ、
停電が続き、
大変な週明けとなっているようです。

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たわわに実った稲穂を見るだけで、
幸せな気分になりますね♪

でも実際は、
近づくと稲の葉っぱかチクチクして、
かなり痛かったりします(笑)。

しかも、
爆音をとどろかせて刈りまくるコンバインが、
かなりうるさい・・・・(苦笑)。

さらには、
刈り取りつつ稲わらを裁断しているので埃っぽいし、
籾殻(もみがら)に含まれるガラス質成分が空気中を漂い、
皮膚に付着すると痒い!!!

稲刈り、
側から見ていると牧歌的なんですが、
実際の現場はかなり厳しいです(笑)。

それでもやっぱり、
この最高の景色のもとで、
収穫作業ができる事を幸せに思うとともに、
誇りにも思います!

1100時間を超えて、
そろそろ音がおかしくなってきた(笑)コンバイン。

あ、
農機具は走行距離や年数ではなく、
時間で測ります。

コンバインの買い替えの目安は1000時間と言われているので、
このコンバインもそろそろ・・・??

でもね、
例えばうちの自家用車は今現在13年近く乗っていて、
走行距離26万kmなんです。

これ、すごーく驚かれるんですが、
マイナートラブルはもちろんありますが、
普通に調子よく走っています。

コンバインも、
いわゆる「常識」にとらわれず、
長く大事に乗り続けたいなと思っています。

ちょっと、
微妙な音が気になりますが・・・^^;

今年も、
事故なく怪我なく最後まで!
刈り取りきりたいと思います!!

新米は、
10月1日からお届けできる予定ですよー。
ご予約、
お待ちしております!

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想像とかけ離れている?稲刈り準備!

2019年9月5日 9:38 AM

9月に入ってから雨が続いていて、
予定通り稲刈りができない日々・・・・、

でしたが、
どうやら今日から雨も上がって、
青空が広がりそうです。

田んぼはかなりぬかるんで、
かなり稲刈りしづらい状況かと思いますが、
あとは刈るのみ!!!

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稲刈りに向けて、
作業所でせっせと進めてきた準備。

何事も、
準備8割といいますが、
稲刈りもまさにそう。

晴れ舞台の裏には、
地道な日々の積み重ねがありました。

1枚目のコンバインの写真、
1年に1回、
この時期だけしか使わないコンバイン、
ちゃんと動くか整備して確認。

2枚目のこの上の写真の、
乾燥機もコンバイ同様1年に1回しか使わないので、
綺麗に内部を掃除して整備。

刈り取った籾(もみ)を乾燥させる乾燥機は、
熱風を循環させる仕組みですが、
その際に大量のダストを発生させます。

外部にダストを排出する装置を設置、

ダストが近隣に舞い上がらないよう、
簡易の小屋を建ててネットで覆う設え。

作業所外も稲刈り仕様に。

いや、
正確には稲刈りではなくて、
稲刈りと同時並行で行う乾燥調製という作業の仕様に。

乾燥させた籾(もみ)から、
籾殻(もみがら)を取り除いて、
たくさんの選別機にかけて玄米にする作業を乾燥調製といいます。

籾殻は、
皆さんが想像する以上にたっぷり!
こんもり!!
と生まれてくるので、
作業所外に籾殻を置いておく場所も確保します。

この辺りが、
乾燥調製の際に使う農機具たち。

籾摺り機
石抜き機
選別機
色彩選別機
粗選気
昇降機

全て、
この時期だけしか使用しない農機具。
そして、
全てが揃ってないと調製作業はできません。

稲刈りが終わった夜、
誰もいない作業所で1人黙々と調製作業をします。

一般の方が想像する稲刈りとはきっと、
全く違う光景なんですが、
これも間違いなく、
米作りの1つの工程。

調製されたお米は全て、
フォークリフトを使って移動させるので、
パレットも大量に必要です。

作業しやすいように配置をして、
全ての機械が動く事を確認したら、
ようやく稲刈りです!

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