富山の専業米農家 濱田ファーム〈無農薬米・減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
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ジュディ!カムバーック!

2019年6月4日 5:17 PM

夏のような暑い1日でした!

6月に入りもうすぐ梅雨でしょうか。
田んぼの水管理が少し楽になるので、
雨は大歓迎!

なんですが、
まだもう少し雨の季節は先のようです。
暑くて倒れそうになりつつ、
雑草と戦う日々を過ごしている濱田ファームです!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の専業米農家・濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

この写真は5月下旬、
田植え後10日くらいでしょうか。
根っこがしっかりと活着して、
苗がクキッと青々としてきた頃。

そして、
稲の株と株の間には、
まだ目をこらさないと見えないくらいの雑草が、
うじゃうじゃ生えてきましたよ・・・・。

というわけで、
ジュディの出番です!

タイトルは昔の名画ですが、
ご存知の方は年々少なくなってきているかもしれませんね。
あの、
ワイオミングの峰々が鮮やかに蘇るのは、
私が実際にグランドティトンを訪れたことがあるからかもしれません。

映画は時間があれば見ていただきたいくらい素晴らしい作品ですが、
こちらはシェーンではなく、
ジュディという愛称の農機具です。

この、
チェーンのじゃらじゃら具合が、
ジュティ・オングをイメージさせるから。

Wind is blowing from the Aegean
女は海~♪さ、
皆さまご一緒に♪♪♪

えっ、
これも知らない・・・・??

ともまる自作のチェーン除草機ジュディ。
雪道を走る時に装着するあのチェーンを、
ブームスプレーヤーという作業機(本来は液状の肥料や農薬を散布する為の農機具)に
取り付けました。

こうして田んぼの中を縦横無尽に動き回り、
今はまだ目立たない雑草を、
チェーン除草機でひっかきまわしてくれます。

歌は、
残念ながら歌ってはくれません。

今年も濱田ファームの減農薬コシヒカリの田んぼで、
このジュディが働いてくれています。

減農薬という名前ですが、
減農薬も減農薬!
かなりの減農薬で、
農薬は除草剤1回のみの使用。

それ以外の、
殺虫剤や殺菌剤(ついでに化学肥料も)は使用していません。

除草剤を1回使っていても、
雑草は結構な勢いで生えてくるんです。

だから、
このジュディで3回くらい除草して、
雑草を抑える努力をします。

それでもまー、
かなり生えてきてしまいますが、
そこは目をつぶらないまでも、
半眼くらいで見ると気にならなくなります(笑)。

というわけで、
今年も雑草との戦いがスタート!
畔の草もジャングル状態になってきたので、
そろそろ草刈りもしなくてはー!!

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黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
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段取り8割・仕事2割?いやいや後片づけもあるよ!

2019年5月31日 10:18 AM

田植えが終わってのんびりしたい!
ところですが、
仕事は山のように積もり積もっています(笑)!!

田植えの間、
全くできていなかった草刈りもしなくちゃだし、
除草剤を1回しかまいていない田んぼは既に、
目に見えないような草の赤ちゃんがピヨピヨ生えてきていて、
除草機ではいらなくちゃいけないし、
散乱しまくっているビニールハウスも片付けなくちゃいけないし、
田植え機もそのまんま放置してるし。

何より、
家族で一日ゆっくり休みを過ごさなくちゃいけないし!!!
というわけで、
濱田ファームこの週末は3連休です♪
どうぞよろしくお願い致します。

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まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

ビニールハウスの前にテントを建てて、
爆音でラジオを聞いて、
何やらご機嫌に作業をしている2人を発見!

1人はもちろん、ともまる。
もう1人は、
この春ずっと濱田ファームの作業を支えてくれた店チョー(無職w)。

あ、いえ、目線、いらないっすから!

カメラを向けると絶対にカメラ目線になる店チョーですが、
この秋から自身がずっと温めてきたプロジェクトが始動するようですよ。
楽しみです!

今はその為にせっせとアルバイト中。
しっかり働いてもらいます!

これ、
田植えに必要な苗を育てていた苗箱(なえばこ)という、
長方形のプラスチックの箱です。

田植え後、
土で汚れている上に根っこがこびりついている状態だったものを、
綺麗に洗っています。

とにかくすごい根っこで、
いかに苗の根張りがすごいかが想像できます。

まるでラーメンの水切りのよう(笑)。

あらあらっとブラシで根っこを落としたら、

苗箱洗い専用の機械にかけて、
仕上げ洗い。

当然ですが、
この機会は苗箱しか洗えません!
汎用性が全くない農機具の筆頭かもしれません(笑)。

また来年まで使われる事がない苗箱。
でも、
苗箱がないと苗を育てられないわけで、
大事な資材でもあります。

大切に使って、
しっかり管理して、
また来年の田植えの時に活躍してくれますように。

何事も、
段取り8割・仕事2割と言われるくらい段取りが大事ですが、
後片づけもとっても重要。

我が家は、
段取り7割・仕事2割・後片づけ1割、
いや、後片づけも2割くらいかな、
そうすると仕事1割になるなぁ、
むむむ、困った・・・。

まー、それくらい後片づけを大事に考えて、
作業しています!

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おせ植えはテデウエール!

2019年5月21日 2:38 PM

初夏のような暑さが続いてた黒部ですが、
昨晩の雨で少し落ち着きました。

久しぶりの雨で、
田んぼの水管理も少しだけ楽できた朝でした!

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田植えが終わってホッと一息、
そして一息して、
すぐにまた田植え(笑)!

機械で植える田植えではなく、
テデウエール、
つまり手で植える田植え、
一般的には補植と言われていますが、
この辺りでは「おせ植え」と呼ばれている田植えです。

田植え体験というと、
まずこのテデウエールを想像される方が多いと思いますが、
おせ植えはあくまでも補植。

田植え機で植えれなかった部分を、
補助的に植えていきます。

田植え機も時々嫌になる事があるみたいで、
ちゃんと植えてってくれないんですよね(笑)。
1列まるまる植わってないとか、
そんな部分だけをちょちょちょいっと補植します。

コツは、
頑張りすぎないこと!

田んぼに入ると、
あっ、あそこも、あっ、あっちも、と、
どんどん田んぼの真ん中に誘導されます(笑)。
なかなか野に上がってこれなくなるので、
頑張らない適当な気持ちが大事です。

田植えから10日間くらいたった田んぼ。

そろそろ、
田んぼに根が張りはじめて、
ピンッ!としてきましたよ。

今年は、
田植え時期からずっとお天気に恵まれているので、
生育がものすごくいいです!!

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田植え終わりましたー!!!

2019年5月17日 10:22 AM

今年は本当に苦しく感じました。

毎年の事ですが、
3月中旬から休みなしで田植えのゴール目指して駆け抜けるので、
途中で気持ちが折れそうになるんです。

いや、
私はポッキリ折れて毎年必ず途中で脱落してしまうんですが、
ともまるはそういうわけにはいきません。

だから本当に本当に苦しいんですが、
今年は例年以上に苦しい年となりました。

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どうして今年はこんなに苦しかったんだろう。

面積が増えたわけでも、
去年から何かを大きく変えたわけでもない。

米農家になった頃は、
本当に右も左もわからなくて、
特に育苗についてはノイローゼになりそうなくらい悩んだりした事もあって、
その頃は本当に大変だった。
でも、
苦しくはなかった、かな。

それから数年して、
だいぶ米農家らしくなってきたつもりだった。
田植えの事もわかったようになってきた気がするし、
育苗のノウハウも私たちなりにつかみかけてきた。

一昨年くらいまでは、
気持ちにも余裕が出てきて、
大変とはいえ楽になったような気がしてたんだけど。

去年くらいから、
ガクッと体力が落ちたからかもしれない。

気持ちに余裕はあるのに、
身体がついていかないから、
とにかく疲れる。
とにかく辛い。

私たちも50が迫ってきた。
若い頃と同じようにはいかない。
経験は積み重ねてきたけれど、
何かを失いつつあるんだ。

それをしっかり認識して、
また来年の米作りに繋げていかなくては。
そう思わされた、
今年の田植えでした。

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無農薬の田んぼは紙マルチ田植えで!

2019年5月9日 2:57 PM

そろそろ集中力が途切れがちな田植え中盤。
でも、
お天気がいいので作業自体はスムーズです!

時々田植え機がヘソを曲げて、
あっちやらこっちやらが壊れたりもしていますが、
何とか植えています!

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今日は、
とっても普通じゃない田植えの様子をお伝えしたいと思います。
その名も、
紙マルチ田植えー!!

紙マルチ田植え

この黒いグルグルが紙マルチ。
田んぼに敷き詰めながら苗を植えていきます。

紙マルチは、
雑草をしっかりと抑えてくれつつ、
2カ月くらいで土に還っていくという優れもの。

無農薬栽培でお米を作る場合、
最大の敵は雑草です。

テデトール(手で雑草を取る)ではとても追いつかない上に、
広い広い田んぼでは効率的とはいえません。
テデトールする時間や人件費をきちんと上乗せしてお米代を考えると、
とつてもない価格になりそうです(笑)。

そこで農家は、
その風土に合った方法で草を抑えよう、
いや、
抑える事はなかなかできないので、
共存していこうとするわけですが、
我が家の場合はこの紙マルチという方法を選択しています。

合鴨農法や不耕起栽培などはよく知られていますし、
米ぬかや除草機などなど、
いろんな方法を試してみましたが、
今はこの紙マルチに落ち着いています。

しっかり草を抑えてくれるし、
土にも還る素晴らしい紙マルチなんですが、
その田植えには専用の田植え機が必要です。

これが、
紙マルチ田植えの大きな欠点。
通常の田植え機とは別に、
高価な農機具をもう一台そろえなくてはいけません。

しかーも!
6条植え(苗を6列づつ植える田植え機)なんですよね。

我が家の普通の田植え機は8条ですが、
6条と8条、
たった2条の違いですが、
田植えをする時には大きな違いになります。

ちょっと専門的になりますが、
外周2周回らないといけないので、
それだけ時間がかかる、
というわけ。

さらに、
この紙マルチの交換が大きな時間ロスになります。

紙マルチは無限ロールではないので、
いつどこで切れるかわかりません。
それが、
広い広い田んぼの真ん中だったりすると、
目も当てられません(笑)。

誰か1人が、
ぬかるむ田んぼの中をズボズボ歩いていき、
重い上に長い紙マルチのロールを、
田植え機にセットしなくてはいけないのです。

そしてこの紙マルチが、
これまたよく切れる(笑)!

交換して田植えしたと思ったら、
すぐに交換を知らせるピーピーピーという音が田んぼに鳴り響きます(笑)。

田植えはリズムが大事なんですが、
この紙マルチ田植えはリズムの取りようがありません。
だから、
通常の田植えの2倍から3倍の時間がかかるし、
人手も通常より1人多く必要だし、
何より紙マルチそのものが高価。

ですが、
その後のテデトールの手間や、
雑草を確実に抑えてくれる事を考えると、
今のところ我が家の田んぼでは、
無農薬栽培ではこれ1択です。

数年前にこれを取り入れた時は、
紙マルチ田植えそのものに、
ともまるもお手伝いの方も慣れていなかったので、
かなり四苦八苦していました。

メーカーの方も、
心配そうな顔で手伝いにきてくれていたっけ。

それが今では!
紙マルチがめくれたりあおられたりする心配がある強風の日でも、
かなりスムーズに植えられるようになりましたよ♪

とっても普通じゃない紙マルチ田植えの田んぼ、
ご近所の方はどうぞ、
興味を持って見てみてくださいね。

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