富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

タンボマスターへの道

富山県黒部市の小さな専業農家・濱田ファームが
黒部川の清流で育った美味しいお米を直接お届けします。

富山の専業米農家 濱田ファーム〈減農薬米 コシヒカリ〉

ブログ タンボマスターへの裏道

ブログ タンボマスターへの裏道

稲刈り後にお米になるまでの長い道のり

2018年9月25日 3:54 PM

稲刈り、
まだ終わっていません(爆)!

雨が続きそうだし、
何やら台風も来るんでしょうか?

稲刈りのゴール、
まだまだ遠そうです!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

さて前回お伝えした、
稲刈りした後にどういう工程を経てお米になるのか
その続きです。

一晩かけてゆっくり乾燥機(ブルーとクリーム色の長方形の農機具)で、
乾燥させた籾(もみ)を天井部にある貯蔵タンクからホースで排出、

まずは、
籾摺り機(もみすりき)という、
爆音を発しながらシャカシャカ動く農機具に通します。

籾殻(もみがら)のついている籾が、

機械の内部にある巨大なロールでこすりあわされて、
籾殻(もみがら)が取り除かれて、
茶色いお米=玄米になります。

籾殻は、
作業所の外に排出される仕組みなんですが、

皆さんに想像していただくのは難しいくらい、
超大量に籾殻が出てきます。
しかもかゆい!

籾殻の処理が実は、
稲刈り時期と並行して行われる作業で、
なかなか悩ましかったりします。

とにかくとてつもない量なので、
有効利用するとなるとまた難しい話になってきたりするんですが、
濱田ファームではこの籾殻の一部を堆肥化して、
田んぼに返す取り組みを続けています。

その様子はまた改めてお伝えするとして、
玄米になったお米は、
その後たくさんの選別機にかけていきます。

これは石抜き機。
お米は自然界で育てられているので、
当たり前ですがありとあらゆる混入物が含まれています。

稲の藁(わら)や雑草から、
何だかよくわからない生き物まで、
そして石なんかも混入しているんです。

だからたくさんの選別機にかけるんですが、
この写真だけで、
色や大きさで選別する機械が、
なんと3つも写ってるんですよー。

たくさんの選別工程を経て、
ようやく皆様にお届けできる玄米の状態になります。

それを袋詰めして、
この後の農産物検査に備えるわけですが、
これは袋は袋でも超巨大なフレコン。

お米が1トン入ります。

こちらは昔ながらの、
米袋での袋詰め。

紐でしっかり縛って、

パレットに積んでいきます。

ここまでの工程を、
乾燥調製作業といいます。

稲刈りと並行して、
または雨で稲刈りができない日は、
こうして作業所の中でひっそりと誰にも見られず誰とも話さず、
もくもくと作業しているというわけ。

全ての稲刈りと乾燥調製作業が終わったら、
今度は農産物検査!
これを受験しないと、
平成30年産・富山県産・コシヒカリという表示ができないんです!!

あともう少々、
新米お届けまでお待ちくださいませー。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

●新米(10/1~)のご予約についてはこちらをご覧ください。
●HP タンボマスターへの道
●日々の農作業の様子ブログ タンボマスターへの裏道
●ともまるの富山弁がさく裂するTwitter タンボマスター
●双方向のやりとり大歓迎のfacebookページ タンボマスターへの横道
●黒部の美しい景色と農作業の様子をインスタで! Instagram

 

 

 

稲刈りしてもすぐにお米にはなりません!

2018年9月23日 3:34 PM

3連休ですね♪
濱田ファームはもちろん、
稲刈りと乾燥調製の作業に追われ、
てんてこ舞いで頑張ってまーす!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

今日もトラブル全開(笑)で稲刈りしていますが、
その詳細はまた改めて(笑)!!

今日は刈り取った籾(もみ)が、
その後どのような工程を経てお米になるのか、
その詳細をお伝えしたいと思います。

コンバインが刈り取った籾は、
コンバイン内部のタンクに貯蔵されますが、
いっぱいになったらこうして、
軽トラに載せた籾コンテナという専用の入れ物に排出されます。

こんもり籾。
これ、
けっこう命がけで写真撮っています(笑)。

というのも、
籾の外側はガラス質の硬い殻で覆われていて、
それが風に舞って漂っているので、
皮膚に付着するとかゆい!!!

し、
カメラにもレンズにも悪そうです・・・。

気を取り直して。
籾を載せた軽トラは、
田んぼから作業所へ。

軽トラがギリギリ通れる入り口。
私には無理そう・・・(笑)。

作業所の中では、
乾燥機(我が家は中古が4台)が待ち構えています。

このホースで、
籾コンテナの籾を乾燥機に排出しますよー。

コンテナにカチッとホースを差し込んで、

乾燥機の張り込みボタンをセット!

あとは自動で、
籾が乾燥機の中へ入っていきます。

乾燥機の中でまずは風を受けてから、
貯蔵に適した水分量まで、
ゆっくりと一晩かけて乾燥させてますよー。

お米になるまでまだまだ工程が長いので、
続きはまた改めて!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

●新米(10/1~)のご予約についてはこちらをご覧ください。
●HP タンボマスターへの道
●日々の農作業の様子ブログ タンボマスターへの裏道
●ともまるの富山弁がさく裂するTwitter タンボマスター
●双方向のやりとり大歓迎のfacebookページ タンボマスターへの横道
●黒部の美しい景色と農作業の様子をインスタで! Instagram

 

 

泥んこ遊びをしているわけではありません!

2018年9月18日 5:25 PM

連休明け!

って、
米農家にこの時期の連休は関係ありませんが、
ともまるは稲刈り、
私は休み明けにドドッっときた新米お問い合わせの対応、
そして娘は順延で平日開催となった運動会。

家族バラバラですが、
それぞれが全力で取り組みました!

そういえばもう1回連休があるんですよね。
ここで一気に稲刈りも仕事も進めたい!
勝負どころです!!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

それにしても、
今年の稲刈りは相当ハードです!
長雨の影響で田んぼはぐちゃぐちゃ。

特にこの辺りは沼田が多くて、
田植えの時はスタックしちゃう田植え機続出なんですが、
今年はコンバインもかなり危険。

ぬかるんだ田んぼでコンバインが右往左往、
方向転換が思うようにできません!

普通、
こんな刈り方はしないんですが、
仕方なく。

1枚1枚時間がかかっています。
こういう年もありますね、
仕方ない。

でも!
予想を裏切る収穫量!!

今年は豊作、
かもしれません。

泥とたわむれながら、
やわやわ(富山弁でマイペースで)稲刈りです。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

●新米(10/1~)のご予約についてはこちらをご覧ください。
●HP タンボマスターへの道
●日々の農作業の様子ブログ タンボマスターへの裏道
●ともまるの富山弁がさく裂するTwitter タンボマスター
●双方向のやりとり大歓迎のfacebookページ タンボマスターへの横道
●黒部の美しい景色と農作業の様子をインスタで! Instagram

悪天候だからこそ笑顔で!

2018年9月16日 1:09 PM

今年は雨の多い収穫シーズンとなりました。
雨が降ると稲刈りはできません
米農家は毎日まいにち、
天気予報、そして実際の天気と睨めっこ状態で、
今日こそは!今だけでも!!
という思いで稲刈りを進めています。

こういう年が何年かに1回あります。
私たち新米農家もこれまで、
こういう刈れないシーズンを3回くらい経験した事があります。

これまでの2回はもう本当にやきもきして、
何もしてないのに心だけはぐったり疲れたりしていました。

でも!
今はもう違います。
天気が悪い!
と嘆いても顔をしかめっ面にしても誰かにあたっても、
どうしようもない事。

「刈れなかった年はない」
という先輩農家さん(石川県・林農産さん)の言葉に勇気をもらって、
こういう年こそ笑顔で!
前向きに!!
できればユーモアをもってやり過ごしたいと思います!!!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

この3連休、
稲刈りには絶望的な天気予報でしたが、
本日16日(日)はちょっと晴れ間がでました!

そのわずかな時間に稲刈り!!
と、
ともまるは田んぼに出ていきました。

が、
今日このブログでは、
まるで田植えができそうなくらい水浸しの中での稲刈りではなく、
先日のイベントの様子をレポートしたいと思います。

毎月第2日曜日、
黒部パッシブタウンで開催されているKAYADOフリー
黒部での暮らし、人、環境など、
黒部について考えるきっかけになるような、
住民同士の交流を楽しめるローカルコミュニティイベントです。

今回も(?)、
雨風吹き荒れるすさまじい天候でした・・・。

暴風雨の屋外イベントはもう、
本当に大変。
でもだからこそ元気に笑顔を心がけて。
そうすると自然に気持ちも楽しくなってくる。

何より、
こんな天気なのに足を運んでいただく方も多くて、
今回はいつにも増してたくさんの出会いがありました!

毎月必ず遊びにくる方もいるし、
敷地内の住人の方とも顔見知りになりつつあるし、
リピーターの方もちらほら。

悪天候で時間を持て余しそうだなぁと思い、
急きょ用意した黒米ごはんの試食も好評でした!
よかった!!

風にのって雨が吹き込んでくるので、
お米が濡れないようにとカバーをかけた濱田ファームのブース(一番手前)。
いろいろ用意したディスプレイ用の小物も全て、
撤収!

何屋さんから全くわからないんですが、
隠していたのが返って興味を引いたのか(笑)、
たくさんの方にお立ち寄りいただきました!

いろいろ用意していたイベントも、
悪天候で中止になったりして、
楽しみにしていただいたお客様には本当に申し訳ありませんでした。

でも、
悪天候だからこそ余計に、
来ていただくお客様を有難いと思ったし、
悪天候なのに優しく誘導していただいた、
ガードマンさんの印象が強く残ったし、
悪天候でも朝早くから夕方遅くまで、
いろんな準備をしていただくスタッフの方に感謝の思いを伝えたいと思いました。

こんな天気だからこそ、
出会えた人や気づきがたくさんあった、
そんな9月のKAYADOフリーでした。

お昼ごはんは、
宇奈月のHOLO家さんのお弁当と、
生地のシュクランさんのスープ、
他に三日市のジャンボリーさんでピザを買ったり、
生地のジビエ餃子屋さんの鹿餃子も食べた!

こういう悪天候時は、
お互いのブースをゆっくり回れるチャンスでもありますね。

それにしても子ども達の楽しそうな事!
子供には、
天気とか関係ないようです。

それに比べて大人はいつから、
天気に一喜一憂するようになっちゃうんだろう。
子ども達はあんなにパッシブ(受け入れるという意味)に、
この天気と過ごしているのに。

今回も娘は、
たくさんのワークショップに参加して、
とっても楽しそうに過ごしていました!

大人気だった飾り巻き寿司のワークショップも、
1人で参加していました。

上手にできたね♡

私ももっとパッシブに天気や環境を受け入れよう。
とはいえ、
やっぱり疲れました。
とにかく風が強くて寒かった!
9月なのに!!

この日は、
お風呂に入って早く寝て。
そしてまた、
今回の教訓を来月以降のKAYADOフリーにいかして、
イベントに携わっていきたいと思っています。

来月10月のKAYADOフリーは、
14日(日)!
新米の季節という事で、
濱田ファームの新米ワークショップがある、かも?!
どうぞお楽しみに!!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

●新米(10/1~)のご予約についてはこちらをご覧ください。
●HP タンボマスターへの道
●日々の農作業の様子ブログ タンボマスターへの裏道
●ともまるの富山弁がさく裂するTwitter タンボマスター
●双方向のやりとり大歓迎のfacebookページ タンボマスターへの横道
●黒部の美しい景色と農作業の様子をインスタで! Instagram

稲刈り再開!

2018年9月11日 3:52 PM

久しぶりに晴れた!
ので、
稲刈り再開です!!

こんにちは!
無農薬・減農薬でお米を作り、
直売・通販を通してお客様との交流を楽しんでいる、
富山県黒部市の濱田ファームです。

このブログは、
濱田ファームのお客様や、
濱田ファームに興味をもっていただいている方へ向けて、
田植えや稲刈りだけではない日々の米作りの様子を、
日本一わかりやすく!
を心がけて書いています。

そして、
まいにち食べるお米の事をもっともっと知ってもらえたら、
よりお米を美味しく食べてもらえるのでは?
笑顔になってもらえるのでは??
そういう気持ちでいます。

ここ数日降り続いた雨のせいで、
田んぼはご覧の通り・・・。

乾いているとコンバインも動きやすく、
キャタピラへの負担も少ないのでキビキビ稲刈りできますが、
こうなるともう、
お手上げ。

ぐちゃぐちゃの田んぼで泥と戦いながら、
モタモタ稲刈りしています。

雨が降ると、
どうして稲刈りができないのか?

コンバインは籾をただ刈り取るだけでなく、
目で見えない内部では、
籾を選別したり藁を脱穀したりと、
いろんな複雑な作業をしてくれる優れもの。

ところが、
籾が雨で濡れているとうまく選別ができなかったり、
タンクに籾が詰まったりするんです。

同時に、
お米そのものの品質が下がる可能性もあります。

というわけで、
雨の日は稲刈りはお休み!

同じ理由で、
朝露が下りている早朝も稲刈りはできないんですよー。

じゃぁ、
雨の日は仕事はお休み?
いえいえいえいえいえ!
稲刈りしていない日もしっかり働きます!

稲刈りをしただけでは、
お米にはならないのです。
そんな作業の様子もまたご紹介していきますね。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

黒部の専業米農家・濱田ファーム
富山県黒部市で、
他の誰でもない濱田智和が作った無農薬・減農薬のお米を、
直売・通販でお届けしています。

●新米(10/1~)のご予約についてはこちらをご覧ください。
●HP タンボマスターへの道
●日々の農作業の様子ブログ タンボマスターへの裏道
●ともまるの富山弁がさく裂するTwitter タンボマスター
●双方向のやりとり大歓迎のfacebookページ タンボマスターへの横道
●黒部の美しい景色と農作業の様子をインスタで! Instagram