お米の炊き方
白米の炊き方
玄米を精米して、2重の薄皮(果皮・種皮)や糊粉層、胚芽などを取り除いた胚乳の部分。
でんぷんと水分が多く含まれており、甘みがあって美味しいため親しまれています。一方、でんぷん以外のビタミン・ミネラルなどは、取り除かれた糠や胚芽に多く含まれるため栄養面では玄米に劣ります。
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1. 計量
正確に1合をはかりましょう。重さで表すと1合はだいたい150gです。
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2. 洗う
昔のようにゴシゴシととぐ必要はありません。お米が割れて食味に影響してしまいます。優しく手早くといで3-4回水ですすぐ程度で十分です。1回目の水はなるべく手早く捨てるようにしましょう。
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3. 浸水
水に浸して、夏場で30分、冬場は1時間以上2時間ほどが目安。しっかり吸水させるとふっくら炊きあがります。ザル上げは賛否両論ですが、お米が割れる事が多いので私はお勧めしません。
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4. 炊く
鍋で炊く場合、お米1合に対して水1カップ(200cc)を目安に、お好みで加減してください。鍋により炊き上がりに差がありますが、沸騰したら弱火にして10-15分ほど炊きます。炊きあがったらそのまま15分ほど蒸らします。
ガス炊飯器も同様に蒸らしますが、電気炊飯器はほとんどの場合、蒸らし終わってからブザーがなります。 -
5. 食べる
さっくりと混ぜてからお召し上がりください。
玄米の炊き方
稲の果実(つまり種)である籾から、籾殻を取り除いたもの。白米と比べるとビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいるため栄養面で優れ完全食とも言われています。炊き方を工夫すれば美味しくお召し上がりいただけます。
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1. 計量
正確に1合をはかりましょう。重さで表すと1合はだいたい150gです。
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2. 洗う
米と米とを擦り合わせるようにして表面に傷をつけるようにとぐと、吸水しやすくなります。3回程度といで水ですすぎ、ゴミなどを取り除きます。
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3. 浸水
たっぷりの水で一晩浸水させます。圧力鍋で炊く場合は、浸水しなくても比較的柔らかく炊けます。
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4. 炊く
- 炊飯器
- 玄米モードで炊く場合は、説明書通りの水加減で炊きます。
通常モードで炊く場合は、米1合に対して水250ccを目安にお好みで、一度炊けたら蓋をあけて水を少々加えてから、もう一度炊きます。 - 鍋
- 米1合に対して水250ccを目安にお好みで、鍋により炊き上がりに差がありますが、沸騰してから弱火で30分ほどかけてゆっくり炊き、蒸らします。
- 圧力鍋
- 炊飯器や鍋とは違い柔らかくモチモチに炊きあがりお勧めです!
米1合に対して水250ccを目安にお好みで、高圧になるまで強火、その後弱火で20-30分、さらに圧が下がるまで20分ほど蒸らします。
玄米のお勧めの食べ方
- 少量の塩を入れて炊く。
- 小豆や雑穀、もち米などと一緒に炊く。
- 玄米が苦手な方は、白米に少量の玄米を混ぜて(白米1合に対して玄米大さじ1程度)普通に炊けば、玄米のプチプチ感が楽しめつつ栄養価の高いご飯になります。雑穀ご飯の感覚で食べられます!