2012年元旦から地元の北日本新聞で連載されて、
大きな反響を呼んだ「千五百秋(ちいおあき)に」、
待望の書籍化です!
富山の農業の現状と課題を、
150人を超す生産者に取材して、
なんと71回(!)にわたって連載された「千五百秋に」。
日本書紀に登場する「豊葦原の千五百秋の瑞穂の国」という言葉は、
穀物がいつも豊かに実る国という意味があるそうです。
その言葉とは裏腹に、
この国の農業はいろいろな問題を抱えています。
この連載は、
千五百秋、
つまり永遠の産業として、
農業を未来に引き継ぐ方法を探っています。
私たち濱田ファームも、
生産者の1人として取材を受けました。
その記事については、
この日のブログでもご紹介しています。
また、
黒部の若手米農家の仲間と一緒に展開している「こめプロ」についても、
別の日にこんな風に取りあげていただきました。
この連載はとにかく大きな反響があったそうですが、
実際私たちも毎朝、
その連載を読むのを楽しみにしていました。
時には、
県内にこんなに意欲的な農家の方がいるんだ!
という驚きと喜びもありましたが、
多くは、
農業のお先真っ暗な展望に絶望したりもしました。
そう、
綿密な取材の上でこうして活字にされた記事を読むと、
農業って本当に厳しい現実ありありなんですよね(笑)。
どんな都会に暮らしていても、
車で電車でちょっと郊外に出れば、
すぐそこに田んぼが広がる瑞穂の国・日本。
豊かに思える田園風景に潜む様々な問題を、
そしてそこであがき苦しむ農家の姿を、
又は果敢に挑む挑戦者の進む道を、
農家の方はもちろん、
私たちのお客様にもそうでない方にも、
ぜひ読んでいただきたいと思います!
私たち濱田ファームは、
厳しい厳しいと嫌になるほど騒がれている農業が抱える問題に、
目をそむける事なく真っ向勝負で、
でも、
私たちなりのスタイルでこれからも、
楽しく米作りを続けていきたいと思っています!
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「千五百秋に」
四六判296ページ
定価2100円
お求めは県内書店、北日本新聞社、各販売店へ。
ネットでのご注文は、
濱田ファームの直売スペースでも、
少しですが取り扱っています。
また気軽に読んでいただけるよう、
他の雑誌と共においていますのでお気軽にどうぞ★